4月下旬の日曜日、柏市内で成分献血を行った後に訪れました。献血中、同じく隣で献血をしていた女性が貧血の症状を訴えました。すると、近くに居た数人の看護師さんは慌てることなく、役割を分担した上で迅速に対処していました。その様子を見て、看護師さんって本当に頼もしいなぁと。
柏駅西口からバスで柏の葉キャンパス駅へ向かって、店頭への到着は14時20分頃。そして、食券を購入すると5人の行列の最後尾へ。それから、約10分待って入店し奥の席へ案内されると、さらに15分ほど経って注文の品が配膳されました。
ラーメン大、大蒜+油そば変更+シール。
最初から油そばを食べようと決めていました。
8分強の茹で時間だった麺は350g。
今までよりも厚みのある形状に思いました。
軟らかめではあるものの、弾力も感じられ、プッツンという風に千切れました。
短めに切られたものが多かった印象です。
茶色く色付いた、ぐったりとした野菜は仄かに甘さを。もう少し量があってもよい気がしますが、増すと「味薄くなっちゃうよ。」と店主さんから制止が入りそう。
ほぼ赤身のヘルシーな肉質も、噛み応えとしっとりさをバランス良く兼ね備えていた豚。
包丁で刻まれた、脂身を多めに備えた豚は、予め麺と絡められていました。
タレは麺を浸すようにたっぷりと注がれていました。
醤油や豚出汁の存在感はラー油に掻き消されてしまっていたようで、その纏わりつくようなギラつきの中に、トマトに似た酸味を伴っていました。そして、じんわりと辛さが口の中に広がるものの、過ぎることはなく、後味にベタつきもありませんでした。
大蒜は大人しめの量。他の具材と混ぜ込むとその存在感は著しく低下してしまいました。
甘じょっぱく味付けされたプルンっとした固形脂。
小口切りされたネギはピリリと辛くシャキッとして。
全ての具材を混ぜ混ぜして。
こうして見ると、刻まれた豚とネギの量が多めです。
それぞれを単体で食べるよりも、より優しい味わいになった気がしました。
卓上の黒胡椒を。ピリッとして味が引き締める効果が。
白胡椒も。普段は黒胡椒派ですが、こちらには白胡椒の方が合うと思いました。
残ったタレは、水分で薄められたのか、味の尖りがなくなりソフトな舌触り。
約12分で完食。店主さんからの2杯目のお誘いを丁重にお断りし、昼営業ということもあって多くの家族連れでほぼ満席という状況が続く店内を後にしました。