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米露双方、ウクライナ侵攻回避の可能性はほとんどゼロという

2022-01-28 16:33:09 | 日記

Biden says Russian invasion in Feb. 'distinct possibility'

President Joe Biden warned Ukraine's president Thursday that there is a "distinct possibility" Russia could take military action against Ukraine in February. The Kremlin likewise sounded a grim note, saying it saw "little ground for optimism" in resolving the crisis.

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invasion:侵略 distinct:疑いなく possibility:おこりうること warn:警告する 
military:軍の Kremlin:ロシア政府 sound:発する grim:ぞっとする note:通告 ground:根拠 optimism:楽観論 resolve:解決する crisis:危機


【訳】

バイデンは2月のロシアの侵略は、うたがいなく起こりうることだと言う

バイデン大統領は木曜日、ウクライナの大統領にロシアが2月にウクライナに対して軍事行動をおこす明確な可能性があると警告した。ロシア政府は同様にぞっとする通告を発した。そしてその危機を解決する「楽観的な根拠はほとんどない」とみていると言った。

【解説】

見出しにはいつものように新聞の見出しにだけ許される「be動詞の省略」があります。

「Biden says Russian invasion in Feb. 《is》  'distinct possibility'」
(バイデンは、2月のロシアの侵略はうたがいもなく起こりうることだと言う)

「一つの英文に動詞は1つ」が原則です。この文のように「say」と「is」が2つあるのは2つの文です。そのため「says」の後ろには(~ということを)を意味する接続詞の「that」が省略されているのがわかれば、英文はかなりうまく読めるようになっているはずです。

本文。

「President Joe Biden warned Ukraine's president Thursday that」
(バイデン大統領は木曜日、ウクライナの大統領に~ということを警告した)

この「that」も同じく接続詞です。

「there is a "distinct possibility"」
(うたがいもない可能性がある)→と警告した

「Russia could take military action against Ukraine in February」
(2月にロシアがウクライナに対して軍事行動を起こすかもしれない)→可能性がある

「The Kremlin likewise sounded a grim note」
(ロシア政府も同様にぞっとする通告を発した)

次の「カンマ+動詞ing」は(そして+動詞)で訳します。

「, saying it saw」
(そしてそれは見ているという)

「 "little ground for optimism" in resolving the crisis」
(その危機を解決する中でほとんどゼロの楽観的な根拠)→を見ている