奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まいと暮らしの生活環境提案と間取り工夫・LDK(リビング・ダイニング・キッチン)、寝室、廊下、収納エリアと同様に水まわり、洗面脱衣、浴室、トイレ、それぞれの空間設計デザイン採用の意味

2020年03月08日 | 住まいの水まわり住宅機器

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ

 

※建材設備メーカーショールーム展示品・システムバスルーム(ユニットバス)

 

浴室(お風呂)の空間を

しっかりと意識していますか?

 

キッチンやリビング、ダイニング・・・・・。

LDKスペースや寝室、趣味の部屋、

それぞれの過ごす部屋と同じように

水まわりスペースとなる

トイレや洗面脱衣、浴室(お風呂)、

ランドリースペース等

勿論、収納スペース(物入れ・納戸・クローゼット)

様々な生活環境を整えるべき

居住の為のスペースバランスで

過ごし方も心身の健康状態も変化しますよね。

※建材設備メーカーショールーム展示品・システムバスルーム(ユニットバス)

 

いくらLDKスペースが充実していても

寝室が風通し悪かったり不衛生な環境

または極端に

モノがあふれているスペースだったりすると

寝る時にも落ち着きにくいし、

一日のストレスも解消されにくいですよね。

 

トイレも、極端な位置にありすぎたり

洗面スペースと共同でOKな

生活習慣であればいいですけど

そうでは無ければ

デザインと見た目だけで

考えてしまうと

落ち着かないでしょうし・・・・・。

※建材設備メーカーショールーム展示品・システムバスルーム(ユニットバス)

 

そういう意味で、

今回は少し浴室(お風呂)の話しを。

 

浴室(お風呂)には大きくは

3つの工法があり、

フルユニットバス(システムバス)

ハーフユニットバス、

フルオーダーメイド(造作)、

となり、工法によって

全体のレイアウトも変わりますし

雰囲気も随分変わりますよ・・・・・。

 

一般的に最近用いられやすいのは

ユニットバス(システムバス)ですが、

僕が建築の世界に飛び込んだ

25年以上前、

建築家として独立した16年前

からと比較すると格段に良くなっています。

※建材設備メーカーショールーム展示品・システムバスルーム(ユニットバス)

 

そんなユニットバスと浴室空間の事を少し。

浴室内にあるバスタブもシリーズや

部屋全体のサイズによって

随分異なりますが

バスタブのお湯もたっぷりで

冷めにくく温かい時間が続く・・・・・。

たっぷりのお湯で寛ぐ時間・・・・・。

バスタブに入った際の

サイズ感も知りたい場合は

実際にバスタブ空間に入って

サイズ感も確かめるように。

※実際に採用した経緯のある上記同様メーカーのシステムバスルーム(浴室専用のバスコートもデザインしています)

※実際に採用した経緯のある上記同様メーカーのシステムバスルーム(浴室専用のバスコートもデザインしています)

 

展示しているバスルームをしっかりと

確認する事が出来るのもユニットバスのメリット。

 

例えば・・・少し異なった角度からそのメリットを。

入浴中の事故は交通事故よりも

多いのをご存じでしょうか?。

 

入浴中の急死・急病の原因は

心肺停止、脳血管障害、

一過性意識障害(失神)、

溺水・溺死とされており、

特に冬場の寒冷地に多く見られます。

 

暖房の効いた部屋から

寒い脱衣室に行って服を脱ぎ、

熱いお風呂に入る。

こうした温度差は

血圧の乱高下や脈拍の急激な変化をもたらし、

脳出血、脳梗塞、心筋梗塞などを

引き起こす「ヒートショック」の引き金・・・・・。

 

このようなことが原因で亡くなる人は

よく勉強会などでも話を聞いたことが

あるかも知れませんが

推定年間1万人以上とされ、

交通事故死の2倍以上にもなります。

 

ヒートショックから身を守るには

急激な温度差をなくすこと。

たとえば浴室換気暖房乾燥機は

浴室の換気・暖房・乾燥などが目的ですが、

ヒートショック対策にも一役買っています。

 

暖房機能で入浴前に浴室を暖めておけば、

浴室に入ったときのひんやり感が緩和でき、

急激な温度変化をなくせます。

 

浴室換気暖房乾燥機は

便利でメリットも多く、

導入を希望されるご家庭は少なくありません。

勿論僕も「暮らし方」という意味で

洗面脱衣室の方も「過ごす充実度」を

提案しながらその部分は「一体」の考えで

仕様を含めた提案・・・・・。

 

そして暖房機能のほか、

換気・乾燥の機能は

湿気を抑えてカビや結露の発生を減らしてくれます。

 

衣類乾燥機能は

雨の日でも夜でも洗濯物を乾かせるので、

時短としても強い味方です。

 

最近ではミストサウナ機能、

カビ抑制機能、涼風機能など、

より多機能化していて、

消費電力を抑える省エネタイプや

静音タイプもあります。

 

システムバスだから充実している

リラックス機能もあったり

予算やライフスタイルにあった機種を選ぶには、

各設備建材メーカーのSRを

上手く活用することがお勧めです。

 

そして大事なのは、

設備面機能面だけの事を考えて

提案を受けるのではなくて

暮らし方と生活環境

建築のスペースと連動性を踏まえた「良さ」を

どのメーカーの商品が適していて

どのメーカーの商品が適していないのかを

判別しながら機能と使い勝手も

検討するという事・・・・・。

 

各社の特徴も色々差がありますからね。

僕自身は間取りの提案前に

価値観から「住まい手さん」の暮らしの習慣や

住まいの水準、意識にfitするように

メーカーを定めて案内を

いつもさせていただいていますよ。

 

ショールームの見学をご希望の場合には、

ご案内させていただきますので

気軽に声をお掛けください。

 

「デザイン」の提案と

暮らしの質的向上の提案を・・・・・。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

 

 


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