奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

(仮称)斜めの壁と移動する視界が居心地を印象操作する和モダンの家新築工事の現場、リアルサイズでの昇華のカタチLDKの雰囲気や吹き抜けの存在が暮らしの心地を自由に変化させる工夫。

2020年07月03日 | (仮称)斜めの壁と移動する視界が居心地を印象操作する和モダンの家

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※現場建物全景(ファサード部分)

※初期の頃のデザイン設計提案時外観パース(現在は一部カタチとサイズ・色を変更済み)

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

それは大事な部分・・・・・。

 

 

家づくりの全てのゴールに繋がる根本。

家を建てるのが目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

※LDK空間をキッチンエリアから・・・・・・。

 

施主・住まい手 S田様

設計・監理   建築家 山口哲央

施工・管理   株式会社 都建設(イシンホーム)

 

(仮称)斜めの壁と移動する視界が居心地を印象操作する和モダンの家新築工事。

 

現場にてリアルサイズでの居心地を・・・・・。

この日は現場の様子を色々と。

※軒裏をのぞき込む現場大工棟梁・リアルサイズでの検討

 

間取りからの立体化、

設計のデザインの段階から

住まい手さんの目に映る「立体」は

図面のそれとは感覚が異なりますからね。

 

寸法の概念については「個人差」のある部分。

パブリックサイズではなく

そういう部分は「パーソナル」での感覚が大事。

 

考え方や感じ方での視野の拡張も

現場でリアルを調整するには大切なところ。

 

実際の設計監理での「深み」は

僕が扱う現場では「そういうところ」で生まれます。

 

寸法の意味が「選択」で変化しますからね。

例えば色や素材、そういったものが

現実に融合されて「部屋」や「家」として

成り立ちますからね・・・・・・。

 

素材だけでは解決しないのです。

そう・・・だからこそ範疇を「デザイン」するのが大切。

パーツの意味を掘り下げて「ロジカル」にも「ラテラル」にも
 
思考の範囲は大切。
 
毎回同じではありませんからね・・・・・。
※先行して工事を行っている二階部分の斜めの壁
 
 
そして屋外スペースでの範囲も。
 
見える角度と隠す角度
 
両方の意味を持っている今回の「斜めの壁」。
 
 
役目を沢山デザインしていますよ。
 
カタチの理由は一つだけではないので
 
意識に働きかける壁として・・・・・・。
 
 
囲まれる意味も大事、
 
そういったところをカタチでの昇華。
 
 
暮らしの意味が様々な選択に
 
溶け込むように「意識」していますよ。
※吹き抜け部分のFIX窓
 
 
窓から見える範囲もそう。
 
単純に大きな窓や性能の良い窓
 
という意味では無くて
 
そこにあるべき「存在」としての窓の選択。
 
このFIX窓もそういった意味がありますよ。
 
抜ける視界と見え隠れする範囲
 
そして「一階」からの吹き抜けを通じて
 
連続した空間に「意識的」に働きかける
 
デザインの選択として・・・・・。
 
 
※現場での確認用1階平面詳細図
 
 
 
一歩踏み込んだ位置にデザインを施した吹き抜け。
 
1階LDKと吹き抜けの繋がり方のバランス。
 
計画時とは少し違う存在が「そこ」には
 
入る事にはなっているのですが
 
それも踏まえて「程よさ」を・・・・・・。
 
 
俯瞰で存在のバランスを。
 
※1階リビングエリアからキッチン方向を・・・・・・。
 
 
斜めの視線とキッチンからの対面での眺め
 
そしてLDK空間が共通した空間として
 
縦方向、横方向の繋がり方で
 
過ごしやすさが生まれる様に・・・・・。
 
 
デザインの枠組みは
 
見える範囲だけではなくて
 
空間をどのよに感じるのかで
 
居心地は変わりますよ・・・・広さの感覚も。
 
物理的条件だけではなくて、寸法だけではなくて
 
人の感覚が感じ方の根底にあるという事。
 
 
そこは建築計画・各論だけでは整理できませんよ。
 
育んできた歴史でもある
 
暮らしの文化を落とし込むように・・・・・・。
 
 
感覚と間隔の意識を
 
カタチへ間取りへ落とし込むように。
 
 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、劇的に・・・・・。

 

過ごす環境と

空間が生み出す意味を丁寧に。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

暮らしの環境を紐解きながら

住まい手さんに見えていない

現実と理想のギャップを詰めながら

暮らしの「質的向上」をいつも提案中ですよ。

 

雰囲気を味わう空間となる事で

過ごす時間の豊かさをデザインするように・・・・・・。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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