奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まいの設計とデザインの勘所・・・間取りと住まいでの過ごし方の工夫、キッチンで過ごす時間と台所としての使い勝手を丁寧に暮らしに応じてサイズのバランスは大切。

2020年09月18日 | 住まいの水まわり住宅機器

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

家を建てる事が目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

※設備建材メーカーTOTO橿原SR(アイランド型システムキッチン)

 

キッチンのポイントは、

「高さ」と「ワークトライアングル」の関係性。

※設備建材メーカーTOTO橿原SR(アイランド型システムキッチン)

 

広すぎず狭すぎずに・・・・・・。

最近は、暮らしの多様化もあり

キッチン(台所)の役割も

随分と変化していますよ。

 

単に「料理をつくる」

という場所だけでは無くて

過ごす場所としての価値を大切に・・・・・。

 

そして、理想的であり現実的な

キッチンを求めて

オリジナルの観点で

オーダーメイドキッチンを検討するケースや

セミオーダーキッチンを検討したり。

 

勿論、各建材設備メーカーの

システムキッチンでのカスタマイズも

そうですよ・・・・・。

 

そして、

キッチンの使い勝手に対する思いは

多種多様ですが、

基本的に押さえておきたい

そういうポイントが二つあります。

 

一つ目は「高さ」。

 

キッチンで行う作業には主に、

洗う(シンク)、包丁を使う(調理台)、

炒める(コンロ)があります。

 

それぞれの作業に最適な高さは

バラバラです・・・・・

 

とはいえシンク・調理台・コンロの高さが

バラバラでは段差ができて、

使い勝手の良いキッチンとは言えません。

 

そこで一般的には、

包丁を使う調理台に適した高さを

基準に考えます・・・・・。

 

調理台が高すぎると腕が疲れ、

低すぎると腰が疲れます。

 

高さの大まかな目安は

「身長÷2+5cm」とされていますが、

いま使っているキッチンの高さも参考にしたり、

建材設備メーカーのショールームで

実際にキッチンの高さを

体感してみることも大切ですよ。

 

ショールームのキッチンを見学するときは、

必ず靴を脱いで実際の

身長で高さを測るように。

 

二つ目は「作業動線」。

 

作業動線のポイントになるのが、

冷蔵庫、コンロ、シンクの位置関係。

 

この三つの中心を結ぶ三角形を

「ワークトライアングル」と言い、

正三角形に近いほど

作業効率がアップします。

 

理想的なワークトライアングルの長さは

三辺の合計が3.6~6m。

 

これ以上長くなると

無駄な動きが多くなって

作業効率が悪くなり、

逆に短すぎると調理や配膳、

または収納のスペースが

不足するといった不具合が出てきます。

 

単純に広ければ使いやすい

という事ではないので

その辺り・・・注意が必要ですよ。

 

キッチンで過ごす時間は

決して短くありませんよね。

 

過ごし方を丁寧考えると

暮らしも上質に変化しますよ・・・・・。

 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、

劇的に・・・・・。

 

過ごす環境と

空間が生み出す意味を丁寧に。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

雰囲気を味わう空間となる事で

過ごす時間の豊かさをデザインしていますよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

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