人生いろは坂

人生は山あり谷あり、そんなしんどい人生だから面白い。あの坂を登りきったら新しい景色が見えてくる。

ジーンズの街児島へ来てみられえ

2006-05-23 09:15:03 | Weblog
 最近、街でよく見かけるジーンズ姿。その多くが横糸だけのすり切れた
ぼろぼろの服のように見えます。また、色が落ちて如何にも履き古した
ジーンズのようにも見えます。いつの頃からこんなジーンズが流行し始め
たのでしょうか。

 先日、NHKの地域向け番組の「ふるさと発」の中で作家の立松和平
さんがレポーターになって私の住んでいる町、倉敷市児島のジーンズの
ことを紹介していました。

 倉敷市児島は昔から繊維の町として発展してきました。古くは足袋に
始まり、帯や真田紐等を生産し、学生服の町として広く全国に知られる
ようになりました。繊維産業が最盛期だった頃には、日本全国から女工
さん達が集められ、また、路地裏からは盛んに内職のミシンの音が聞こえ
てくるような町でした。

 今は学生服も多様化しファッション性の高いものへと変化してきました。
今は学生服や作業服だけでなく色んな製品が作られているようです。そして
一貫して繊維の町としての地位はいささかも揺らいではいません。
 そんな町だからこそ生まれたのがジーンズではないでしょうか。多くは
インディゴという化学染料で染めたものですが、中には昔ながらの藍染め
によるものもあります。

 ここにパンフレットがあります。最近運行を始めたばかりのジーンズバス
を紹介したものです。表には「日本ジーンズ発祥の地、倉敷児島」と大きく
書かれています。このバスに乗るとジーンズ関係の施設を案内してくれます。
バスのボディには大きくジーパンの絵が描かれています。実はこのパンフ
レットは関西の方に行ったとき、ふと目に付いたので一つ貰って帰りました。
自分の住んでいる町が紹介されていることは、うれしいものです。

 如何にも履き古されたように見えるジーンズがどのようにして作られる
のか。それはNHKの番組の中で詳しく紹介されていました。児島に住んで
いても、まったく知りませんでしたが実に手の込んだ方法で作られている
のです。その種明かしまでは、やめておきます。

 とにかく一度児島に足を運んでみては如何でしょうか。先週の土曜日、
用事があって岡山の町を歩いてみました。ジーンズ製のスカートやパンツ
姿の若い男女をたくさん見かけました。その多くが破れたようなジーンズ
姿でした。今や定着したかに見える新しいファッションです。

 繊維の町児島は今新たなる飛躍の時を迎えたようです。この記事の詳細
は後ほど私のホームページでも紹介するつもりでいます。

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