春嵐 春疾風 春烈風
春の天気は、気圧の急激な変化でとんでもない荒天となったりもします。花の時期のみぞれや雹にも驚かされます
千香子さん: 強風の中がんばっているカモメの様子が浮かんできました。
郁子:強い風にあおられて、飛んでいるのか半分吹き飛ばされているのかというカモメが灯台と一緒に見えるようです。
野間灯台は大正10年設置の愛知県最古の灯台です。白い波頭の荒れた海、春まだ浅い海の厳しさの中で飛び交うかもめの逞しさを思いました。
貝殻をそっと握りし春の海 麗子
こちらは、波の音が子守歌のように聞こえそうな穏やかな春の海でしょうか
千香子さん:「そっと」の中にいろいろな思いが出ているように思いました。
竹葉さん:若き日に半田の浜で桜貝を探してた事を思い出し胸がキュンとなりました。
泉さん: 春の海で貝殻を拾っている情景が浮かぶ。
「神奈川県真鶴町に、世界の貝殻が見られる町立の貝類博物館というところがあるんです!今度行きます!」 目をきらきらさせて話してくれた麗子さんから、真っ白で細長い巻貝のおみやげをいただきました。海のタイムカプセルのような懐かしさを感じました。
新わかめ鮮やか緑何処より 須美
泉さん: 春はワカメがおいしい、お湯に入れるだけで鮮やかな色になる
能登さん:湯に入れた途端の鮮やかな緑、ほんとにあの緑何処から?ですね。
毎日のお味噌汁なら乾燥わかめで十分ですが、この時期押さえておきたい春の味覚です。
磯の香りがしてきそうな海の三句でした。
焼けつくような砂浜となるまえに、海に行ってみたくなりました。 郁子
海をもう何年も見ていないなあ、残念です。