岸本尚毅さんが、句の推敲について富安風生自身の推敲例を挙げて紹介していました。
私には挙げられた推敲例のどこが必要だったのかよくわからず、自分の推敲力のなさにがっかりしたのです。
そこで皆さんに推敲力クイズを出したくなりました。
★ 下は推敲前と後の句が並べてありますが、どちらが推敲後の句でしょう?
また理由を教えてください。
A 山々や女体のまろさもて枯るる
B ししむらのまろみもて嶺々枯れわたる
A 蜻蛉の一微の高き峡の空
B 一塵の蜻蛉の高し峡の空
A 八十路ゆく齢よろめく冬籠
B 八十路ふむ齢よろめく冬籠
A 鈴虫の甕はむくろもなくうつろ
B 鈴虫の甕はむくろもなくむなし
私には挙げられた推敲例のどこが必要だったのかよくわからず、自分の推敲力のなさにがっかりしたのです。
そこで皆さんに推敲力クイズを出したくなりました。
★ 下は推敲前と後の句が並べてありますが、どちらが推敲後の句でしょう?
また理由を教えてください。
A 山々や女体のまろさもて枯るる
B ししむらのまろみもて嶺々枯れわたる
A 蜻蛉の一微の高き峡の空
B 一塵の蜻蛉の高し峡の空
A 八十路ゆく齢よろめく冬籠
B 八十路ふむ齢よろめく冬籠
A 鈴虫の甕はむくろもなくうつろ
B 鈴虫の甕はむくろもなくむなし
A、B、B,Aかな?
B ししむらのまろみもて嶺々枯れわたる
Bが推敲前でしょうか?
ししむらのまろみもて、は良いですが、
嶺々枯れわたる、と続くと句がながれてしまうと
とくにわたるが、嫌われたのではないでしょうか?
そこで山々や、と切って、
ししむらを、やわらかさがはっきり分かるように、
女体と変えたのではないかな?
BABAでした。
A 山々や女体のまろさもて枯るる
推敲 ししむらのまろみもて嶺々枯れわたる
推敲 蜻蛉の一微の高き峡の空
B 一塵の蜻蛉の高し峡の空
A 八十路ゆく齢よろめく冬籠
推敲 八十路ふむ齢よろめく冬籠
推敲 鈴虫の甕はむくろもなくうつろ
B 鈴虫の甕はむくろもなくむなし
★その本には正解は書いてなくて一字一句のこだわりが大切とだけ。
でも遅足さんが解明した句の推敲は難しい
ですね。推敲して改悪になったのでは?
あからさまだから。
ししむら、という雅語に変えたんだ。
さすがに変えても女体のイメージは
ちゃんと残っている。
私には「ししむら」は死語です。
イメージがわきません。