
みごとな蓮の花。
写真はSさんから拝借しました。
綺麗な写真です。腕が違いますね。
さて、「あ」という母音について
興味深い本を読んだので紹介します。
まず、「あ」と発音して、その人体感覚を確認して下さい。
「あ」というと、体がニュートラルになったら、次を読んで下さい。
古代日本語では自分自身を「あ(吾)」。相手も「あ」。
遠くの認識点を指しても「あ」と呼んでいました。
自分を「あ」というのは、
「私に意識をおいてね。これから情報を伝えるから
すぐに行動できるようニュートラルな状態でいてね。」
という意思です。
「わたしは、」など、話題の基点を示す助詞は
「は」や「が」というア列の音を使っていますが、
これは「あ」音を使うことによって、相手の意識をニュートラルに誘い、
次の話題転換に機敏に対応してもらうためです。
つまり「は」や「が」は相手への挨拶であり、招待状です。
「私、思うんだけど、これ・・・」
という言い方は、「は」や「が」が省略されています。
これは相手に失礼な行為です。
挨拶もせず、いきなり膝のうえに座り込むようなもの、
「私はぁ、」と、母音を引っ張るのは、省略の次に失礼です。
「は」は話題の基点を示す言葉。
相手は語られた「は」によって、話題に上った「何か」を
受け取ることになるのですが、「はぁ」と引きずると、
受け取る「何か」に話し手が踏み込んで来る感じがします。
女たちはなぜ「口コミ」の魔力にハマるのか(黒川伊保子)より
遅足
「???」という返事でした。
うーん説明が下手だったかな?
指示も、要求も、命令も、「あーあー」。それだけで、大人と通じ合い、理解し合えるのですね。
当方、日に何度も失敗し、物忘れしては、その度ごとに、「あーあ」。これは哀しい嘆きです。
やわらき陽を受け机に柚一つ猫もわたし も想いニュートラル
内緒で教えてください。
男女の脳の違いを指摘しています。
男性脳は論理的?
仕事と私とどっちが大切と問われても、論理的に答えようとする脳。
女性脳は感覚的?
感覚と言葉が直結している。夫のことをかたわらに置きながら、恋人のことを考える脳。
本の最後に著者が書いていることです。
男女のコミュニケーション・ギャップは
脳の意識の方向性のすれ違いである。
脳の意識は好んで使う言葉の語感に表れる。
したがって語感を上手に使えば、コミュニケーション・ギャップを
避けることが出来る。達人になれば、大人の
エスプリとして、コミュニケーション・ギャップを
楽しむことさえ出来る。
要約は難しいです。
語感の不思議についてお話されていました。
恋人を紹介したいという娘さんにお父さんが「で、彼の名前は?」と聞き
娘「しゅんすけ」と答えると
父「しゅんすけ?そんな名前のヤツとは結婚させない!!」
といきなり起こり始めるドラマから始まりました。
お父さんは何が気にいらなかったのか?それは「しゅんすけ」という
音の響きにありました。S音はさわやかでスピーディーな感じがしますが
父親世代には「軽くてちゃらちゃらしている」という音のイメージがあるようです。
一方、ヨン様のY音は女性の好きな音、男女のホルモンの違いによって語感の好き嫌いというものもあるようです。全国のしゅんすけさん、でもご心配なく。
女の人は大好きな語感だしょうですからもてること、間違いなし。そういえば、サッカー選手も俊介さんでしたね。
男に魅力的なのは「R音」でしょうね。
「蘭子」「凛子」「留美」「麗子」と「怜子」
お近づきになりたい人です。
でも 教え子に「R音}の子がいて将来が心配でした。