ご無沙汰しました。3ヶ月ぶりの荻原報告書です。
4月始めに、第2期へと更新されましたが、ますますの人気。題詠の一首を書く白板に補助板が用意されました。
カルチャーと言えば、一般に受講生は熟年者が大方ですが、荻原教室は異色。若い女性から吾が老年までと幅が広く、男性陣も張り切っています。
実作は題詠が原則で、題は火、水、木、銀、土、白、黄、緑、紫、黒と続いて空まで。あとに雨、虹が控えています。
先生の作品。
・ いつも見てゐるはずなのにまひるの黄を容赦なく消したこの赤
・ 東京が廃墟と化せど首都になることなき都市の緑に暮らす
・ 絵の具の都合でたまたま雲を紫に描いて浮かべたような半生
・ 戦争ではないが外では黒いものたちが鳴らしている黒い音
・ つゆあけの空を交互にゆびさして雲の名前をよどみなく言う
4月始めに、第2期へと更新されましたが、ますますの人気。題詠の一首を書く白板に補助板が用意されました。
カルチャーと言えば、一般に受講生は熟年者が大方ですが、荻原教室は異色。若い女性から吾が老年までと幅が広く、男性陣も張り切っています。
実作は題詠が原則で、題は火、水、木、銀、土、白、黄、緑、紫、黒と続いて空まで。あとに雨、虹が控えています。
先生の作品。
・ いつも見てゐるはずなのにまひるの黄を容赦なく消したこの赤
・ 東京が廃墟と化せど首都になることなき都市の緑に暮らす
・ 絵の具の都合でたまたま雲を紫に描いて浮かべたような半生
・ 戦争ではないが外では黒いものたちが鳴らしている黒い音
・ つゆあけの空を交互にゆびさして雲の名前をよどみなく言う
都市の緑に暮らす
これって名古屋かな?
岐阜の人はこうは詠まないでしょうね。
面白いというか、作者を知っているので、
興味深い歌です。
絵の具の都合でたまたま雲を
紫に描いて浮かべたような半生
私もよくやりますが、紫じゃないですね。
てもとにあった色です。
戦争ではないが
外では黒いものたちが鳴らしている黒い音
短歌はこういう詠み方が出来る。
俳句では難しいな。
そのために川柳があるとしたら
俳句は未熟な詩か?
また、教えて下さい。
都廃墟 わが街緑天上風