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575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

線香花火      愚足

2007年07月09日 | Weblog
 テレビを見ていたら、線香花火について話していた。
 
 線香花火には二種類あって、①竹ひごタイブ・・竹ひごの先に火薬が付いている物と ②こよりタイプ・・和紙の中に火薬がより込まれている物とである。

 竹ひごタイプの物の方が古く江戸時代の線香花火の姿を残しているそうである。
 また、その使い方も「香炉」に竹ひごタイプの線香花火を立ててパチパチさせて喜んだという。

 線香花火は短い燃焼が命だが、長持ちさせるには①の竹ひごタイブは上45度に持つと良い。②のこよりタイプは、まず先を軽く捻って締めてから、真下ではなく下45度で楽しむと長持ちするそうである。

 さてさて 手花火の終わる前に俳句を

 手花火を命継ぐ如燃やすなり        石田波郷
 手花火に妹がかひなの照らさるる      山口誓子
 手花火の匂ふ幼の手を洗ふ         伊藤雪女
 留守の子の線香花火をともすらむ      中村汀女
 手花火の庭にまっすぐ父もどる       中村明子
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なつかしい花火遊び (遅足)
2007-07-09 17:15:26
子供が小さい頃は花火遊びをしましたが、
孫が近くにいないので、そんな機会もありません。
花火大会にもいかず、遠く花火の音を聞いているだけです。
ちょっと寂しいか?

 
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