秋らしくなりました。今回の題詠は「秋思」です。
秋思。もののあわれを感ずる秋。
コトに寄せて、あるいはモノを見ては、
人生の儚さ、さみしさを感じませんか。
そんな気分を表す季語です。
春は春愁といい、秋は秋思といいます。
愁いに比べ、思いは少し乾いた感じが。
唐の時代の詩人・張籍に「秋思」という詩があります。
洛陽城裡秋風見る、で始まるこの詩。
洛陽の城中も秋風に木の葉が散る頃になると、
何となく物淋しく故郷が恋しくなると、
秋のさみしい思いを述べたもの。
日本人の好みにぴったり。
中国語の「秋思」がそのまま日本語に、そして季語にも。
寄りあひてはなれて石の秋思かな 桂 信子
大和言葉では「秋あはれ」「秋さびし」です。
秋さびし手毎にむけや瓜茄子 芭蕉
みなさんの心には、どんな秋思が・・・。
秋思。もののあわれを感ずる秋。
コトに寄せて、あるいはモノを見ては、
人生の儚さ、さみしさを感じませんか。
そんな気分を表す季語です。
春は春愁といい、秋は秋思といいます。
愁いに比べ、思いは少し乾いた感じが。
唐の時代の詩人・張籍に「秋思」という詩があります。
洛陽城裡秋風見る、で始まるこの詩。
洛陽の城中も秋風に木の葉が散る頃になると、
何となく物淋しく故郷が恋しくなると、
秋のさみしい思いを述べたもの。
日本人の好みにぴったり。
中国語の「秋思」がそのまま日本語に、そして季語にも。
寄りあひてはなれて石の秋思かな 桂 信子
大和言葉では「秋あはれ」「秋さびし」です。
秋さびし手毎にむけや瓜茄子 芭蕉
みなさんの心には、どんな秋思が・・・。