上五は「薬師寺や」でどうでしょうか?
読者は塔までイメージしてくれると思います。
中七の「あかねだつ」の「だつ」は
動詞「た(立)つ」の接尾語化したもの。
名詞や形容詞・形容動詞の語幹などに付いて、
そのようなようすを帯びる、
そのような状態が現れるという意を表す。
と辞書にありました。
したがって、「茜色がかった」という意味に。
明け方、あるいは夕方でしょうか、空の色が茜色に。
それを風の色が茜色と詠んだ句。
この風の色は、薬師寺の塔にもかかっていきます。(遅足)
読者は塔までイメージしてくれると思います。
中七の「あかねだつ」の「だつ」は
動詞「た(立)つ」の接尾語化したもの。
名詞や形容詞・形容動詞の語幹などに付いて、
そのようなようすを帯びる、
そのような状態が現れるという意を表す。
と辞書にありました。
したがって、「茜色がかった」という意味に。
明け方、あるいは夕方でしょうか、空の色が茜色に。
それを風の色が茜色と詠んだ句。
この風の色は、薬師寺の塔にもかかっていきます。(遅足)