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旅行 社寺

上ノ国町 にしん街道散策

2021-07-13 04:38:18 | 旅行
2021.07.01 上ノ国勝山館を登城見学後15:27発のバスまで1時間余あるので

           旧笹浪家住宅周辺を散策しました。



  散策マップ。



  にしん街道  奥に見えるのは上ノ国八幡宮です。



  上ノ国八幡宮参道。 参道右石垣上に旧笹浪家土蔵が見えます。



  上ノ国八幡宮。



  同上  茅の輪くぐりもして参拝しました。



  福井特産の笏谷石製の狛犬が社殿奥深くの祭神を守っています。





  上ノ国八幡宮(本殿) 道指定文化財。文明5年(1473)武田信広が勝山館内に

    館神として創建した社。本殿は元禄12年(1699)の建立で、北海道内に現存する

    神社建築では最古のものに属しています、明治9年に現在地に本殿を遷し、

    伝説大蔵鰊の若宮社が合祀されている。(写真は拝殿、本殿は拝殿奥の覆屋に

    安置され拝観は出来ない)。 







  同上 拝殿の彫刻。



  上國寺山門。

 





  上國寺本堂  国指定重要文化財。開基を嘉吉3年(1443)と伝えられる

    北海道有数の古刹。現在の本堂は、内陣の支輪や垂木の墨書等から

    宝暦8年(1758)の建立とされている。



  同上 山門脇両サイドに祀られているお地蔵さん。



  旧笹浪家住宅  国指定重要文化財。主屋は天保9年(1838)に没した5代目

     九右衛門の時に建てられたといわれ、道内に現存する民家建築として

     最古とされており。北海道の日本海沿岸に今も残るニシン番屋建築の

     原型とも言われている。 



  同上 主屋の軒先は、冬のたば風を和らげるため正面を低くし、一方の

     背面はについて南側の採光を多く屋内に取り込む為に高くなっている。



  同上  主屋の屋根は置き石のヒバ柾葺です。昭和30年代まで主屋の表通りに

      建ち並ぶ民家の大部分が石置屋根でした。



  同上  松前藩政時代、無断で檜材を家作に用いた者は処罰されたそうです。

      主屋の柱や梁は雑木で建てられたと伝えられてきましたが、

      部材の大部分がヒバと判明しています。





  栄華をしのばせる旧笹浪家土蔵建築群  国指定重要文化財。

  サヤが覆う屋根のない土蔵 明治18年新築落成。

  寛永元年(1848)築造の米.文庫蔵。



  旧笹浪家住宅  「家督普請扣」。主屋の修理記録などを記した史料。



  故国は海と丘陵の国.能登。





  のとや笹浪家漁場。



  旧笹浪家住宅に伝わる 円空仏 阿弥陀如来像。



  最後に浜辺を往時を偲びながら散歩しました。






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