HARD HEAD

旅行 社寺

松江城 2

2016-12-09 10:48:55 | 
 2016.11.22 続いて天守に登ります。







  天守  国宝 現存12天守の一つ。二重櫓の上に三重櫓を載せた五重六階の望楼型天守。

      手前は付櫓です。下見板張の様式が古式を伝え、唐破風はなく、すべてが

      入母屋破風となっている。付櫓は天守入口の防御を固くするために取り付けた櫓で、

      入ると枡形の小広場が二段あって、侵入しにくいようになっている。

      また90を超す鉄砲狭間や内部に井戸まで備えた、きわめて戦闘的な天守です。



  しゃちほこ  木造の物では日本最大。高さは約2m。



  付櫓から入りますと地階1階です。籠城に供えた貯蔵倉庫で、穴蔵の間と呼ばれ

   塩などが備蓄された。中央には深さ24mの井戸があり、常時飲料水が得られた。

  「慶長十六年」の銘があり、松江城の完成時期特定の決め手となった。

  2枚の祈祷札(国宝附指定)は地階の柱に打ち付けられていました。



  昭和の解体修理(昭和25~30年)で取り外された部材が地階に保存されている。

     部材の小口には松江藩初代藩主堀尾家の家紋.分銅門に「富」の文字が入った

     刻印があることから松江城築城には、広瀬の月山富田城の部材を一部転用

     したとの伝承が裏付けられる貴重な資料のひとつと考えられている。



  1階にある石落とし  石落としは、お城の外からは発見しにくくしてあります。



  ハートマークの柱   1階奥の柱にハートマークの木目があります。



  天守の中は、各2階分を貫く「通し柱」が配置され、上層の重さを分散させながら

        下層に伝える構造となっています。

    桐の階段 築城時からある桐の階段は、敵が攻めてきた際に取り外せるように軽く

      なっており、開口部には床蓋をスライドさせて塞ぐことができる仕様になっています。



  最上階「天狗の間」に上って来ました。松江の町並みを一望できる絶景スッポトです。

      本丸跡の先には宍道湖が見えます。





  同上よりの展望  宍道湖と嫁ケ島。 宍道湖に浮かぶ小さな島ですが800坪もあるそうです。





  同上   東側の眺望  手前は二ノ丸下の段 その先に松江歴史館、内堀と北堀橋。

         奥には中海が微かに見えます。天気が良ければ大山も右奥に見めるそうです。



  同上   北側の眺望  手前に本丸乾櫓跡、北門跡が見えます。



  同上   南側の眺望  手前に本丸武具櫓跡、一段下に二の丸上の段、

              左に二ノ丸下の段、遠くに宍道湖が見えます。



  本丸 天守と六棟の櫓 模型。 天守より本丸へ出ます。



 

  本丸  荒神櫓跡(祈祷櫓跡)



  本丸  鉄砲櫓跡



  本丸  乾櫓跡



  本丸の紅葉も鮮やかです。



  本丸  北の門跡





  腰曲輪  虎口



  中曲輪より腰曲輪の高石垣を見る。



  馬洗池





  中曲輪 ぎりぎり井戸跡.ぎりぎり門跡。





  北惣門橋脇虎口門跡.北惣門橋。





  搦手虎口跡.搦手之虎口広場。





  堀尾吉晴公銅像  松江開府の祖と呼ばれている。





  松平直政公銅像



  松江城天守保存につくした人たち。







  興雲閣  島根県指定有形文化財.歴史的風致形成建造物。

       明治36年(1903)、明治天皇の行在所に使用する目的で造られた迎賓館。





  同上  2階大広間と貴顕室。



  同上より 二ノ丸跡を眺める。



  同上   天守を眺める。





  松江神社  松江城の二の丸にある。松平直政公、堀尾吉晴公、松平治郷(不昧)公、更に

        徳川家康公が祀られている。 

        次は松江の街を散策します。