おやじのつぶやき

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等々力渓谷。その2。

2019-01-23 19:42:47 | じじばばがゆく
                                「等々力渓谷公園」。
 等々力渓谷。武蔵野台地の南端に位置する延長約1㎞の渓谷です。谷沢川が多摩川と合流する手前で、多摩川が形成した河岸段丘、いわゆる国分寺崖線の浸食によってできた、東京区内でもめずらしい渓谷として知られています。
 「等々力」の地名は渓谷内の「不動の滝」の音が鳴り「轟いた」ところからついた、との言い伝えがあります。滝の上部には、平安時代に役の行者の霊場とされた等々力不動尊があり、かつてはこの滝にうたれて行をする修行僧が各地から訪れたといいます。
 渓谷内には、「等々力渓谷第3号横古墳」があります。これは谷沢川の東斜面の崖に群集している横穴のひとつで、古墳時代末期から奈良時代のものと推定されています。
 この渓谷は、昭和8年(1933)、国から風致公園として指定されました。世田谷区では、昭和49年(1974)に渓谷の河川と斜面地の一部を風致公園として開園しました。
 等々力渓谷では、四季折々の多くの植物や生物を見ることができ、都会とは思えないような自然に触れることができます。

けっこうな急斜面になっています。 

渓谷の水、湧水」解説板。 
 等々力渓谷を構成する谷沢川は、現在の上用賀6丁目付近を水源とし、用賀・中町を貫流します。そして等々力駅付近から渓谷の様相を呈しはじめ、渓谷内で不動の滝も合わさり、その後、一部が六郷用水(丸子川)へ、残りは多摩川へと流れていきます。
 この谷沢川には、平成6年(1994)より仙川浄化施設から導水が始まり、水質の改善がおこなわれました。
 谷沢川の水質は、ゴルフ橋から下流に行くにしたがって改善されていることから、この谷沢川に流れ込む湧水が、水質や水量の維持に大きく寄与していることがうかがわれます。
 等々力渓谷の湧水は、東京都より平成15年(200)に「東京の名湧水57選」に選定されています。 

    「水源付近」。 

                
・・・台地と谷との標高差は約10㍍あり、渓谷の斜面には武蔵野の代表的な樹木であるケヤキをはじめ、シラカシ、コナラ、ヤマザクラ、イロハカエデなどとともに常緑シダ類のような湿性植物が繁茂しており、渓谷内のいたるところから湧水の出現が認められる。・・・ 

「不動の滝」付近。 

 「不動の滝」そのものは、うまく撮れず。後日に再チャレンジしてみます。

             来た道を振り返る。

 右岸沿いにある「日本庭園」へ。
 
 等々力渓谷谷沢川の下流部、等々力不動尊の対岸に、昭和36年に建築された書院建物とそれをとりまく日本庭園があります。池、流れ、石畳の階段園路などがある庭は、昭和48年に著名な造園家により作庭されたもので、当時のままの姿で保存されています。園内には陽当たりのよい芝生広場があり、併せて、渓谷散歩の休憩にご利用いただけます。
(この項、「」HPより)



                     「みかん園」。
 
竹林。 

                       湧水。  


庭園から渓谷側を見下ろすと、けっこうな標高差があります。

                      

 

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