おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

松江市内の競馬場跡

2010-09-02 23:06:58 | 歴史・痕跡
 夕方、出雲空港まで車で送ってもらう道すがら、痕跡マニアであることをもらしたところ、(実は行く先々で旧大社駅を熱心にみたり、鉄道写真を撮っているので、少しはばれていたのですが・・・)
 「松江駅の近くにかつて競馬場があったが、もうなくなって、その跡地には住宅が建ち並んでいますよ」と。「えっ!」驚きました。「浜乃木1丁目あたりですよ。トラックがそのまま道路になって、家がぐるりと取り囲んでいて、ちょっと変わっています。パドックだったところにも家が出来て・・・、ほとんど分かりませんが」「そこにこれから戻れますか」時間を見たら「ちょっと無理ですね」。がっくりしました。
 東京の目黒競馬場の跡地、トラックがそのまま一部道路になって残っているが有名です。楕円形に道がそのまま残っているのです。それと比べてはたしてどうか?
 松江には、競馬場がいったいどのような姿で残っているのでしょうか。
 松江城の天守閣が、お堀の奥にちょこんとすてきな趣で見えるし、お堀の北側には、小泉八雲の旧居が残り、城下町らしいたたずまいが残っています。また、堀割を進む船・・・。どれもすばらしい景観でした。
 宍道湖と中海を結ぶ川をはさんで発展した城下町、松江。中海の北東には、「ゲゲゲの女房」の舞台となった境港(これは鳥取県)があります。水木しげる先生の生家やら安来(これは島根県)の奥さんの生家と、なかなか興味深い観光地が続きます。
 八雲の「怪談」と水木しげるの「妖怪」と、実に取り合わせがおもしろい、この付近。今度は中海の方へぜひ来てみたいと思いました。
 あちこち、わがままを聞いてくれて案内してくれた知人に感謝・感謝です。
 家に帰ってきてさっそくgooの航空地図で確認しました、競馬場の跡。びっくりしました! 知人の言うとおり、楕円形のトラックのまま道路が円周を描き、その外側を家並みがまたぐるっと円周を描くように、建てられているではありませんか。
 これだけ見事に残っているのは、初めてお目にかかりました。目黒競馬場跡では、まったく太刀打ちできないほどです。これは、我が目でぜひともしっかり確かめて見なければ、ぜひまた来るぞと誓いを新たにしました(かなり大げさですね)。
お堀をはさんで、天守閣がちょこんと顔をのぞかせています。お堀には、亀がたくさんいました。
 ところで、気がついたら、この島根県で日本の47都道府県をすべて訪れたことになりました。この年になってようやっと、という感じですが。
 いよいよこれからは海外にでもということで、期せずして、明日から韓国・ソウルに出かけます。   

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