百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

縁側と小鳥のある風景

2018年04月09日 | 空木宝剣
縁側に 雀ちゅんちゅん 鉢を置く

備後の一部では縁側のことを、「えんえ」と言っていた。
とうせんぼのことを、「はっとう」と言っていた。
還暦以上の年配者であれば、言葉の手形が通じるかも知れない。
十姉妹やカナリア(金糸雀)等の小鳥を飼い、餌の入った鉢を縁側に置けば、鉢置く縁で八億円。
田舎から都会への人口の大移動。
無いものねだりの欲望から、得るものと失うもの。
歌を忘れたカナリアは、藪の中。
昔の歌を聞くとハットする。
(中国地方では、深夜に震度3~5の地震あり)

花祭り。

2018年04月09日 | 百伝。
昨日の4月8日は、花祭り・・お釈迦様の誕生日。



先日、木曽の百島を訪ねました。

付け加えると、木曽義仲は、平家追討の先陣を切った源氏のエースでした。

鎌倉幕府を開いた源頼朝、その弟の義経よりも素早く行動に移し、貴族社会の終焉と武家社会の幕開けを行った革命児でした。

寿永2年(1183年)、北陸に進撃して倶利伽羅峠で平家の大軍を壊滅させました。

その年には、入京して征夷大将軍に任ぜられます。

その旗挙げの地が、木曽の百島がある宮の原なのです。

しかし、翌年には、後白河法皇の策略によって、源義経率いる鎌倉軍に滅ぼされます。

木曽義仲を支援した百済寺。



木曽の百島にある義仲の菩提寺である徳音寺の境内にある観音菩薩像。

有り難いことに、足元の周りを歩くと西国三十三所の土をすべて踏むことができます。



2025年問題、8050問題・・お釈迦様なら何と言うのかなぁ?

仏様の智慧を!

人生百歳の時代に突入しようかとする日本社会の現状・・団塊世代の健康寿命と引きこもりの叫び声が、未来の日本を左右するのかもしれません。

NHKスペシャル・・毎年失踪する若者は、約3万人(多くが女性)いると言われています。

ひきこもり人口は、約100万人以上(多くが男性)いるとも言われています。

引きこもりの若者や中年が、働きもせず、そのまま生活保護を受けて高齢者と成り、寝たきりになるのでしょうか?

これも、人生の修行道なのでしょうか?

団塊の世代の大集団約700万人が、要介護の高齢者になりつつあります。

その時、日本は、介護難民だらけになってパニック状態となります。

引きこもりの皆様に助けて貰えないのだろうか?