百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

八月八日。

2024年08月08日 | 百伝。

ハハ、パパ、という事で、今日は「親孝行の日」だとの事です。

親孝行・・・したい時は、親無しです。

昔からの諺に、こんな教えがあります。

「いつまでも有ると思うな、親と金。いつまでも無いと思うな、運と災難」

今日の夕方、宮崎県を中心にした九州地方に震度6弱の地震があり、津波注意報が出ていました。

テレビ番組もオリンピック中継どころではなく、地震関連のニュースに代わりました。

百島へ帰省中の友人は、それほどの揺れはなかったとの事。

それでも、南海トラフの巨大地震が来るのか不安になります。

子供の頃、祖母から聞いた話に記憶が残っているものがあります。

祖母が子供の頃、明治時代の話ですが、父親が頭のちょん髷を切るのを嫌がっていた事。

泊地区で何度か大火事があった事。

戦時中に砂浜を歩いていたら、アメリカの戦闘機グラマン?から機銃掃射があり、ババっと空から撃たれて命からがら岩場に隠れて命拾いした事。

等々、百島が大地震、大津波に被害を被ったという話は聞いた事がありません。

瀬戸内海のほぼ中央に位置する百島は、東西から押し寄せて来る津波も多くの島々が防波堤となって守られているような気がします。

今日は、運が有りました。

福井県随一のパワースポットと呼ばれる黒龍神社の前を通りすぎていると、妙な気分になり、「お参りに行こう」と、トンネルを抜けてUターン。

お正月以来の参詣です。

駐車場は、県外ナンバーの車もいっぱい、北九州ナンバーの車と大阪ナンバーの車が接触したのかな?

しかし、ああいう神様がおられる場所では争い事はなく何事もなかったように許しあい譲りあったのでしょう。

神道、神主さんになりたい場合、國學院大学と皇學館大学の通信教育で資格が取れるようです。

資格が無くても、信じる者は、神に救われる証を創作したいものです。

地獄の沙汰も金次第の世の中です。

親殺し、子殺しのニュースが流れても、驚きが消える現代の世相。

天国の沙汰も欲望次第の世の中です。

今日は、八月八日、親孝行の日。

いつまでも有ると思うな親と金。

いつまでも無いと思うな運と災難。



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