百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

50年昔と50年先。

2014年10月11日 | 百伝。
昨日は、10月10日。

50年昔の1964年(昭和31年)10月10日・・東京オリンピック開催式。

はっきりと憶えています♪

百島の実家で、白黒テレビで観ていました。

小学校でも話題になって、小学校の先生が話していた選手たちは、みんな貧困から抜け出して栄光を勝ち取ったメダリストでした・・体操の遠藤選手、マラソンのアベベ選手、円谷選手、重量挙げの三宅選手等々。

そうそう、日本のチャフラスカと呼ばれた体操の池田敬子選手は、三原の佐木島出身とも言ってました。

あと、子供心に誇らしく思ったのは、金メダリストの東洋の魔女と呼ばれた日本女子バレーボール選手たち・・あの時ベンチに入っていた藤本選手の親類が百島にいる・・といった話題がありました。

昭和39年・・家庭にどんどん電化製品が入ってくる時代でした。

テレビ、洗濯機、冷蔵庫、掃除機等々・・豊かさが「幸せ」につながるような世相。

1ドルが、360円の時代。

日本は、高度経済成長により経済大国となって、豊かさを享受して、あの当時の子供たちは高齢者になり、めっきりと子供達が少なくなった現代の日本社会です。

これからの50年。

1ドルが、500円もしくは1000円程度の為替相場になるであろうという日本経済への警鐘・預言があります。

今の日本の若者、子供たちよ・・2020年の東京オリンピックに何を期待する。

パラリンピックでの速さ、力、技という記録が、オリンピックの記録を追い抜き上回るだろうという科学技術進歩のご時世です。

そう、いつの時代も、道具を巧く駆使する者が優位に立つのが歴史です。

今の日本の若者たちよ・・迷う勿れ。

楽しんで失敗した方が、退屈な成功よりも・・人生は、面白いのです。