原題:Who will I be when I die?(死ぬ時私は誰になっているのだろうか?)
著者:クリスティーン・ブライデン 訳:桧垣陽子
1995年、46歳でアルツハイマー病と診断されたオーストラリアのクリスティーン・ボーデンさんの著書名です。
「恍惚の人」ではありません。
ジェットコースターに乗っているような気分だと言っています。
ちょっとまえに、自分が、何をしたのかも忘れてしまいます。
誰に電話をかけたのかも忘れてしまいます。
急かされると、自分がダメな人間だと思います。
薬が飲めない、飲み方が分からないのです。
一度に二つ以上のことをすると混乱します。
徘徊、妄想は、異常行為ではなく、不安なのです。
「呆けてしまえば、何も分からなくて幸せ」
「呆けているから何を言ってもわからない」
そうでは、ありません。
すべて、解っているのです。
「日本の読者のみなさまへ」で著者は、このように書いています。
私は、認知症です。
だからといって、怯えたり、恥ずかしがって隠れていたくはありません。
認知症は、他の病気と同じように一つの病気であることを私は知っています。
認知症患者も、敬意を払われ尊厳を保たれるべき価値のある人なのです。
著者:クリスティーン・ブライデン 訳:桧垣陽子
1995年、46歳でアルツハイマー病と診断されたオーストラリアのクリスティーン・ボーデンさんの著書名です。
「恍惚の人」ではありません。
ジェットコースターに乗っているような気分だと言っています。
ちょっとまえに、自分が、何をしたのかも忘れてしまいます。
誰に電話をかけたのかも忘れてしまいます。
急かされると、自分がダメな人間だと思います。
薬が飲めない、飲み方が分からないのです。
一度に二つ以上のことをすると混乱します。
徘徊、妄想は、異常行為ではなく、不安なのです。
「呆けてしまえば、何も分からなくて幸せ」
「呆けているから何を言ってもわからない」
そうでは、ありません。
すべて、解っているのです。
「日本の読者のみなさまへ」で著者は、このように書いています。
私は、認知症です。
だからといって、怯えたり、恥ずかしがって隠れていたくはありません。
認知症は、他の病気と同じように一つの病気であることを私は知っています。
認知症患者も、敬意を払われ尊厳を保たれるべき価値のある人なのです。