百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

出不精

2008年01月23日 | 千伝。
声も元気よく笑顔で!
どんな魅力ある方でも、元気のない声での挨拶は、その魅力が生かされません。

今日、こんなことがありました。

以前、久しぶりに偶然に会ったある女性から「あなたと会えなかった日々、気が狂うぐらい寂しかった」と悪寒が走るぐらいの戸惑う告白された事を書いたのですが、読み返すのも嫌で、すぐに抹消したことがあります。

しかし、今日また、その彼女から「週末に会ってほしい」という伝言がありました。
勿論、断りました。

小生、酒・アルコール類は、ほとんど飲めません。
まだ、山歩き、散策、ドライブをする方が楽しいです。

小生、少々デブです。
髪の毛も薄くなっています。
もう、若くありません。
男の色気も・・どこかに消えてなくなりそうです。

この歳になって、この頃、惚れた振られたという色恋沙汰や醜聞でもないのですが、立て続けて恋愛ごっこのようなものが起こると、不可解な想いに囚われます。

ただ、あの人を秘めた想いで眺めていた小生の目線、立ち振る舞いが、知らぬ間に他の女性に色の香を発散していたのかもしれません。

今日、デートを申し込んできた女性には、正直全く興味もありません。
悪寒が走るぐらいの不倫の告白に戸惑う「気持ち悪さ」がこみ上げてきます。

・・ただ、ひとつだけ気になることがあります。

秘めた想いをつのらせたあの人にはなくて、気持ち悪さだけがこみあげてくる女性にはあるものが、元気な大きな声です。

この世の矛盾ですが、如何に性悪な人間でも、元気のある声の持ち主の方が、この世を生き抜くのは都合がよくて上手いようです。

そばにいるだけで安心する。
見つめているだけで幸せになれる。
語り合うだけで心が和む。
・・そんな事を言われても、小生、甚だ困ります。

だから、男と女の間には、大きな誤解が生じるのでしょう。