百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

竹林と竹藪

2008年01月19日 | 千伝。
広島県に竹原市という所があります。
そこに小吹地区という十数軒しかない地区があるそうです。
そこが山火事になって、地区全体の全部の家が火の海に呑みこまれたそうです。
そこの住民全員が逃げて財産も失ったと思っていると、一軒も燃えてなかったそうです。

家々を囲んでいた竹林が守ったそうです。
山の木は燃えましたが、竹林は、火を追い返したそうです。

そのニュースを聞いた山火事の多いオーストラリアが、山に竹を植えることにしたそうです。

しかし、竹林と竹薮は、全く違うということです。

竹は、手入れしないといい筍が生えないそうです。
さらに放っておくと危険な竹薮になり、枯れた竹は全部燃えてしまうということです。
ただし、手を入れ過ぎると「藪から棒」になるようで注意です。

人間も人生も・・竹同様に手入れをすると、その力は、さらに生きてゆく力として加わるのでしょう。


週末の今日の土曜日と明日の日曜日は、尾道で過ごします。

個人的には、翻訳作業に着手しようかと考えています。

Here's to health, happiness, prosperity, peace;
As the years follows, may they also increase!

健やかに、幸せに、豊かに、穏やかに、
歳を重ねるごとに、その輝きに磨きがかかりますように!

未来の運命は、自分をどうにかしてはくれません。
自分が、未来の運命を作るのです。