百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

山ありて

2008年01月31日 | 千伝。
今日は、父歿後二十一日。
帰れなかったが、毎週の法要も今日あったと思う。

理想が高すぎると、高い壁と同様で、一生乗り越えられずに終ってしまうかもしれません。
バーを低くして、乗り越えられそうなものから乗り越えていきます。

結婚でも、理想が高すぎて、結婚しない人も増えてきました。
仕事でも、理想をかかげすぎると、不満の毎日となります。
少しの結果でも喜ぶことから、笑顔を増やすことが、幸福を招くのかもしれません。

山に譬えたら、エベレストは、常人では登れません。
プロでも命がけの苦痛の山です。

頂上に到達した一瞬が、すべてであります。

オリンピックを目指すスポーツマンも、日々苦痛のトレーニングでしょう。

人生、まずは、身近な山を親しむことで良いような気がします。

福となる山道を踏んでください。

手をつなぐ

2008年01月31日 | 千伝。
中村中さんの「友達の詩♪」を聴いています。

笑われて、馬鹿にされて、それでも憎めないなんて・・♪
・・
手をつなぐぐらいでいい♪
並んで歩くぐらいがいい♪
・・
それすら危ういから♪
大切な人は友達ぐらいでいい♪

この唄を聴いたとき、随分と不倫の切なさ、哀しさを読んでいるのかなと思っていましたが、中村さんが、心の性と体の性が反対である性同一性障害の方だと知って、勇気のある唄だと思いますが、何故か、今ひとつ物足りないようなものがあります。

性同一性障害者は、同性愛者ではないですが、振り返ると、そういうタイプの人が確かにいました。それも案外、多いのです。

小生が、20歳前後の若かった頃の話ですが、例えば、見知らぬ過激な方・・暗い満員の映画館で一番うしろで立って観ていると、近寄ってきます。
自分のお尻に何か接触する部分があって、振り返ると男の異物が丸出しになって、それを押し付けてきた輩もいました。

気持ちが悪かったのは、渋谷駅の山の手線から井の頭線の乗り換える途中にあるトイレの中ででした。
アルバイト帰りに、いつものように用を足していたら、隣に立つ男が、そういえば昨日も一昨日も同じように立って用を足している男に気がつきました。
目をあわせると、小生のほうに、手のひらをみせます。
その中に数万円の現金がありました。
要は、「アンタを買いたい」という買春合図です。
無視して、その場を去ると小生を追いかけてきました。
まことに丁寧にナンパしてくる中年男でした。
勿論、小生・・自分を安売りしてはいません。
「同性愛者ですか?ホモには興味ありません」と強い口調で言うと、そのまま肩を落とすように去っていたのが印象的でした。
・・30年~20年昔の話です。
小生、若い頃、案外・・痴漢、痴女にも出遭っています。
満員の通勤電車の中が多い・・東京が、嫌になった理由の一つです。

手をつなぐぐらいでいい♪・・これって、嘘です。
もっと純心ならば、「見つめるぐらいでいい」・・のではと思います。

さて、与党の「つなぎ法案」・・これって、つなぎ年金のパクリです。
60歳定年で、65歳からの年金支払いでは、5年間の空白ができるから、5年間は、個人年金に加入して、つなぎましょうという、せこい勧誘のパクリです。

与野党・・手をつないで「つなぎ法案」を取り下げになったとの事由。