Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

水火天満宮(2012年1月21日参拝)

2012-02-19 | 神社
所在地:京都府京都市上京区堀川通上御霊前上ル扇町722-10
主祭神:菅原道真
社格:村社
創建:923年


【由緒】
都の水害・火災を鎮める為に第六十代 醍醐天皇の勅願で、
道真公の師でもあった延暦寺の尊意僧正(第十三代天台座主 法性坊尊意僧正)に命じられ、
延長元年(923年)六月二十五日、『水火の社天満自在天神宮』という神号の勅許を
醍醐天皇より賜り水火社天神天満宮として菅原道真公の神霊を勧請し建立。

水火天満宮が「日本最初の天満宮」と号する所以は、
『天皇の勅命にて神号を賜り、天満宮とした事』と、
『 初めて道真公の神霊を勧請した事 』によります。


【鳥居】



【拝殿】


菅原道真公が祀られています。

しかし道真公はいろいろな神社で祀られていますね。
元々は人間であり同時代に生きた人には恐れられた人物でありながら、
今なおこれだけ神として信仰されているとは凄いです。

朝廷に対して権力を盾にし金を積んで無理やり神になろうとした
家康と秀吉とは大違いですね。


【六玉稲荷大明神社】


御祭神:正一位 六玉稲荷大明神、正一位 玉光稲荷大明神、正一位 生島稲荷大明神

六玉稲荷は東本願寺の枳毅邸(きこくてい)にあったものが、
明治維新以前に移され西陣の地廻守護神となりました。


【末社】


右から秋葉大神社、白太夫社、弁才天社、玉子神石


【登天石】


菅公の怨霊の祟りと不安が高まり時の帝、醍醐天皇は延暦寺の法性坊尊意僧正に祈祷を依頼。
宮中に向かう途中、突如鴨川が増水し町へと流れ込みました。

しかし尊意は騒がずに手にした数珠をひともみして天に向かい神剣をかざして祈りを捧げたところ、
不思議な事にたちまち水位が下り水面が真っ二つ分かれ水流の間から一つの石が現れました。
その上に菅公の神霊が現れやがて昇天し雲の中へ消えて雷雨も止んだ。ということです。

その石を持ち帰り供養して登天石と名付けたそうです。


まぁ、実際そんなことはあり得ませんね。(苦笑)

モーゼにしろ何にしろどの世界の宗教ってこのテの伝説作りが好きなようです。


【御朱印】

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