Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

泉涌寺(2012年10月13日参拝)

2012-11-06 | 真言宗十八本山
約2年ぶりに訪れる泉涌寺。

ここは静かで落ち着けるんですよね。




所在地:京都府京都市東山区泉涌寺山内町27
宗派:真言宗泉涌寺派
御本尊:釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来
創建:伝・斉衡3年(856年)
開基:伝・神修上人
札所:真言宗十八本山8番、洛陽三十三所観音霊場20番、京都十三仏霊場6番


【歴史】
天長年間、弘法大師がこの地に草庵を結び法輪寺と名付けられたことに由来し、
後に仙遊寺と改名された。

建保6年(1218)に当寺が開山と仰ぐ月輪大師・俊が宇都宮信房からこの聖地の寄進を受け、
宋の法式を取り入れた大伽藍の造営を志し嘉禄2年(1226)に主要伽藍の完成をみた。
その時、寺地の一角から清水が涌き出たことにより泉涌寺と改めた。

大師入滅後も皇室の当寺に対する御帰依は篤く、
仁治3年(1242)正月、四条天皇崩御の際は当山で御葬儀が営まれ山稜が当寺に造営。

その後、南北朝~安土桃山時代の諸天皇の続いて江戸時代に後陽成天皇から孝明天皇に至る
歴代天皇・皇后の御葬儀は当山で執り行われ山稜が境内に設けられて「月輪陵」と名づけられた。
こうして皇室の御香華院として長く篤い信仰を集めることとなる。
泉涌寺が御寺(みてら)と呼ばれる所以である。


【大門】


大門近くの無料駐車場に車を停めいざ参拝。

駐車場が無料なのが嬉しい。


重要文化財。

さすがに品のある門です。


【参道】



【浴室】





【仏殿】




寛文8年(1668)徳川四代将軍家綱によって再建された重要文化財。

堂内に入ると運慶作と伝える阿弥陀・釈迦・弥勒の三尊仏が安置され、
また鏡天井には狩野探幽筆とされる雄壮な蟠龍が描かれていました。

撮影禁止でした。


【舎利殿】


天井には狩野山雪作「蟠龍図」が描かれており、
堂内で手を叩くと龍が鳴くような不思議な残響音があることから「鳴龍」と呼ばれています。

この日も堂内で観光客がパンパンと手を叩く音がずっと響いておりました。

私は500円払ってまでパンパンしなくていいと思って拝観しませんでしたが、
12年に1度の辰年に特別公開とか帰宅してから知った。

参拝する時に知ってたら拝観したよ。(^^;


【勅使門】





【本坊】


こちらで拝観料を支払い庭園見学。


【庭園】










前回は紅葉の季節だったので多少、騒がしかったが、
落ち着けるんですよねぇ。

この日は参拝客もほとんど居なくて静かに過ごせました。


【御座所】







【霊明殿】


唐門。




現在の霊明殿は明治15年(1882)10月炎上の後、
同17年明治天皇によって再建されたもの。


【月輪陵】




四条天皇をはじめ後水尾天皇から仁孝天皇までの25陵、5灰塚、9墓が営まれている。


【鎮守社】






ここは見逃しポイント。
しっかり参拝したいものである。


【泉涌水屋形】





【清少納言歌碑】



【御朱印】




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