Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

西院春日神社・西院野々宮神社(2014年3月15日参拝)

2014-04-19 | 神社
本日最後の参拝が西院春日神社と西院野々宮神社となります。

特に斎宮跡といわれる野々宮神社が楽しみです。



所在地:京都市右京区西院春日町61
主祭神:建御賀豆智命、伊波比主命、天児屋根命、比売神
社格:村社
創建:天長10年(833)
札所:京都十六社朱印めぐり



【由緒】
淳和天皇が淳和院(西院)にお移りになった際、
奈良春日大社よりご分霊を迎えられてお祀りされた事に由来します。

以来、皇室をはじめ藤原氏の守護神として今なお崇敬を集め、
特に淳和天皇皇女崇子内親王が疱瘡を患われた折、当社にご祈願をされたところ、
神前の石が内親王の身代りとして疱瘡を生じ、内親王がご快癒された事から、
病気平癒の守護神として崇められています。

その石は現在も「霊石・疱瘡石」として諸病平癒を祈る多くの人々に信仰されております。
境内にお祀りされている還来神社は旅行安全のご利益があり、
又、仁孝天皇御胞衣塚は安産・幼児守護の信仰があり、共に皇室のご崇敬を受けております。


【鳥居】


反対側にも鳥居があり、そちらが表のようです。

こちら側に無料駐車場があります。


【狛犬】



【能舞台】



【拝殿】


何だか変わった拝殿ですね。

正月の時はこの拝殿の下で御札等の臨時販売所になるようだ。


【本殿】




第一殿:建御賀豆智命、第二殿:伊波比主命、第三殿:天児屋根命、第四殿:比売神

四つ並んでいる本殿が美しい。


【疱瘡石】


神社職員が市内の図書館で所在が書かれた本に
疱瘡石の所在が書かれているのを発見し、
数年前に本殿内で見つかったとか。

いまだにそんなことがあるんですね。


【一願蛙】



【梛石】



【還来神社】




「もどろき」と読みます。

「かんらい」と読んでいたのはここだけの話。(^^;


【弁財天、稲荷社】


弁財天御祭神:市杵島姫命、田心姫命 、湍津姫命
稲荷社御祭神:宇賀御魂


【境内社】


金刀比羅宮、大元宮、天満宮、猿田彦社が祀られています。


【西院宮】


御祭神:清和天皇


【住吉社】


御祭神:底筒男命、中筒男命、表筒男命、大帯姫命


【御神木】



【仁孝天皇御胞衣塚】





【招魂碑】





【御朱印】



次に西院春日神社の御旅所である野々宮神社へ。

御旅所だけあって車で5分くらい離れた場所に鎮座しております。



【西院野々宮神社】
所在地:京都市右京区西院日照町55
主祭神:倭姫命、布勢内親王
創建:不明


【由緒】
二柱の御祭神は共に伊勢神宮に斎王としてお仕えされた方で、
倭姫命は垂仁天皇、布勢内親王は桓武天皇の皇女にあたられます。

この地は平安時代に伊勢神宮の斎王に選ばれた皇女が伊勢へ赴かれるまでの間、
心身を清められるための潔斎所である「野々宮」が築かれた聖地で、
各地に残る「野々宮」の名称はこの地が発祥とされています。

延暦16年(797)八月二十一日に布勢内親王が、
承平2年(932)九月十日には雅子内親王(醍醐天皇皇女)がそれぞれ野々宮にお入りになり、
伊勢御下向までの月日を世俗からはなれてこの地で過ごされました。

平安時代以後、天照大御神の御神鏡を伊勢の地に奉祀された倭姫命の御聖徳と、
慈悲淑徳の誉れ高き布勢内親王を偲び西院・野々宮神社が創建されて以来、
皇室をはじめ公家・庶民にいたるまで広く崇敬を集めてまいりました。


【鳥居】



【拝殿】


なかなか良い雰囲気を感じるが、
神社の近辺はなんとも殺風景というか、風情は全く感じられない。


【本殿】





【御朱印】


西院春日神社の社務所でいただきました。


【お茶菓子】


京の冬の旅スタンプラリーで3箇所行けば無料接待していただけます。

いくつかあるんですが、私は妙心寺の花園会館 花ごころに行きました。

無料なのでお茶菓子にケチをつける気はありません。
でも、店員の対応は良くなかったです。

まぁ、金にならない客だから仕方ないけどさ。(^^;


最新の画像もっと見る

コメントを投稿