Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

安国寺(2013年11月9日参拝)

2013-12-18 | 仏閣
丹波綾部道路の京丹波わち入口から高速に乗り、
綾部安国寺出口で降りて安国寺へ向かう。

こちらはあの足利尊氏公の生誕地なんですよ。

足利尊氏は鎌倉のイメージが強くて、
関西人のイメージってあんまりないんですが。


少し分かり難い場所でしたがナビのおかげで無事に到着。

茅葺屋根の本堂が楽しみです。



所在地:京都府綾部市安国寺町寺ノ段1
宗派:臨済宗東福寺派
御本尊:釈迦三尊坐像
創建:正暦4年(993)
札所:綾部西国観音、丹波西国観音


【沿革】
当寺は今から千年程昔、平安時代の名僧恵心僧都作とされる地蔵菩薩を、
この地に祀った光福寺に創まると伝え聞く。
 
その後鎌倉時代に六代将軍宗尊親王の側近勧修寺重房が、
丹波上杉荘を拝領して上杉と改姓、当寺を氏寺とした。
 
上杉重房孫清子は足利貞氏に嫁して尊氏を出生。
その尊氏が室町将軍となって幕府を開いた。
彼は国土安穏戦没者供養を発願、国毎に一寺一塔を建立した。
その折尊氏は自分の出生地である丹波の当寺をその筆頭「安国寺」とした。

康永元年(1345)尊氏は南禅寺に住した天庵妙受禅師を招請して、
安国寺の始祖とし多くの寺領を寄進した。

それ以降、塔頭十六、支院二十八を有する大寺院であったが、
江戸中期に至るまでの間に大半の寺領は押領されて、塔頭、支院は減少したが、
今なお多くの重要文化財、府市指定文化財、重宝等も蔵する名刹である。  


【足利尊氏公産湯之井】





【石碑】



【参道】


紅葉も始まりましたね。
これが全部真っ赤になったら凄いことになりそうです。


【山門】


天保14年(1843)に再建されたもの。


【本堂】




寛保3年(1743)に建立されたもの。

いや~これは良いですね。
山のお寺にぴったりの茅葺屋根が郷愁を誘います。

茅葺屋根は私の大好物です。(^^


【内陣】


釈迦三尊像は歴応4年(1341)円派の仏師豪円により造られた重文。
向かって右側には地蔵菩薩半跏像がが祀られていました。

拝観料300円を支払えば中に入ることが出来ます。


【方丈】



【庫裏】


こちらは苔の緑が美しい。


【境内】














こちらは紅葉の名所でもあるようですね。
ところどころ色づいた紅葉が綺麗です。


【弁財天】



【英霊塔】



【御堂】


たぶん地蔵堂だと思われる。


【開山堂山門】





【開山堂】



【宝篋印塔】





【御朱印】


御住職が日付を九じゃなく十と書いてしまって、
しきりに謝られていた。

よく見ると十から九に何とか修正しようとされていたようだ。(笑)


ずいぶん私も大人の階段を登っているようで、
いえいえ、まったく問題ないですよ、と言っておきましたよ。


これが日付とか間違いにウルサイ人だったら
烈火の如く怒っていただろな。


ま、そんなことは置いといて、
このお寺はまた訪れたいと思う。

長源寺(2013年11月9日参拝)

2013-12-18 | 仏閣
27号線を走っていると「癌封寺」という看板を発見。

うーむ、先を急ぐ旅で目的地はまだまだ遠い。
しかし先ほどのお寺のように素晴らしい出会いがあるかもしれない。

無意識の内にお寺に向かってハンドルを切っていたのであった。(笑)



所在地:京都府船井郡京丹波町出野岡ノ下25
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:観世音菩薩
創建:貞観年間(859-877)
開基:惟喬親王
札所:和知西国観音霊場


【石段】



【石塔・石仏】


かなり古そうなものでした。


【山門】



【本堂】



【方丈】



【聖観音像】



【鐘楼堂】



【地蔵堂】



【枯山水庭園】



【風景】



御朱印は不在でしたのでいただけませんでした。

本堂も方丈も開いていませんでしたので、
特に印象に残るお寺ではございません。