Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

三室戸寺(2013年11月4日参拝)

2013-12-13 | 西国三十三ヶ所
宇治の寺社巡りは興聖寺で打ち止め終了し、
特別拝観している妙法院へ向かう。

しかしそのまま直行したのではもったいない。

宇治から七条に向かうついでに三室戸寺を参拝します。


所在地:京都府宇治市莵道滋賀谷21
宗派:本山修験宗
御本尊:千手観音
創建:(伝)宝亀年間(770-781)
開基:(伝)光仁天皇
札所:西国三十三箇所、神仏霊場巡拝の道



【歴史】
宝亀年間に三室戸寺の奥、岩渕より示現されたという千手観音を、
光仁天皇の御室に写し祀ったことに始まりますが、
白河法皇の皇子・静証法親王(御室戸宮)が入寺する等、
平安時代遺構、天皇や貴族の崇敬を集め、
堂塔伽藍が整い、観音霊場として発展しました。

室町時代から江戸時代には観音の御利益を求める人々で賑わい、
庶民信仰の寺として知られました。

その後、荒廃するも本堂改築や三重塔移築、山門建立する等、
西国三十三箇所の札所として恥じない威容を誇り、
今もなお篤い信仰と御利益を求める人々を集めている。


【新羅大明神】


有料(500円)の駐車場に車を停めて、
拝観受付けの前に鎮座するのが新羅大明神です。

言うならば門番みたいなものでしょうか。


【参道】



【山門】


近年に建てられたものです。


【与楽苑】



【薬師如来】



【石段】



【浮舟之古跡】





【お願い地蔵】



【宝篋印塔】



【霊泉不動水】



【宇賀神】


これは前には無かったよなぁ。
全く信仰の対象にならないですね。


【本堂】








重厚な本堂である。


御本尊は秘仏で、変わった帽子のようなものを被られている
御前立尊がいらっしゃいました。

御前立尊って所詮は御本尊のフェイクだろって思われるから、
いつも可哀想だなぁと思う。


西国霊場の御本尊は秘仏が多くて全くと言っていいほど、
記憶にございません。(苦笑)

撮影禁止でした。


【勝運祈願の宝勝牛】



【狛兎】


うーむ、
これは観音霊場としては相応しくないですね。

こんなオブジェを置くのはいかがなものでしょうか。


【境内】



【鐘楼堂】





【阿弥陀堂】


江戸時代に建立されたもの。


【三重塔】




元禄年間に建立された京都府文化財指定。

とても絵になる三重塔ですね。


【十八神社】






本殿は室町時代に建立された重要文化財。


【宝物殿】


拝観料300円を支払い中へ。

阿弥陀三尊像、釈迦如来、毘沙門天像など、
重文の仏様を見れてとても良かったです。

当然ながら撮影禁止でした。


【休憩所】



【石庭】



【池泉式庭園】














とても見事な庭園でした。


【御朱印】