昨日は「1日すきに過ごしてください」と女房からお達しがありましたので、お言葉に甘えて、前から訪れてみたいと思っていました隣の宮津市にあります重要文化財「旧三上家住宅」に行ってきました。
江戸時代に廻船業、酒造業、糸問屋などを営み財をなした三上家の屋敷は天明3年(1783年)に付近の大火により焼失しますが、ただちに再建され、防火への配慮から外部に面する柱を塗り込める大壁造り、窓、出入り口は土扉、住宅全体が土蔵同様の耐火構造になっております。
家業の発展や家格の上昇にともない、増改築が行われ、主屋のほか、新座敷、迎賓施設、庭園、酒造施設を当時のまま観ることができます。梁、垂木、床柱、欄間、仏壇、酒米を蒸した窯場、麹室、風呂など見どころがたくさん。ぜひ、訪れてみてください。