いい酒いい人との出会いを大切に!

銘酒専門店「山下酒店」が綴るトピック情報

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2008年02月28日 20時38分10秒 | ニュース・時事

先般、関西の酒ディスカウントショップ大手2社が民事再生法を申請しました。もともと利幅が薄い酒類を薄利多売し、さらに新規出店をすすめる経営手法によって資金繰りが悪化したそうです。過去、これらの量販店は既存の町の酒屋さんよりも安く売ることによって優位性を保ってきましたが、酒類販売規制自由化後は新規参入してきた組織小売業(総合スーパー、ドラッグストア、コンビ二)が競争相手に。食材、日用品をからめた圧倒的な集客力、そして、仕入先への優位的な価格交渉力により毎日が特売価格、そしてポイントもつきます。これでは酒類単独の量販店ではとても太刀打ち出来ないことは明らかです。加えて、都市部では既にオーバーストア状態による競争激化、地方では人口減少、少子高齢化、飲酒運転の厳罰化によって需要減少。現在の社会環境の中での”拡大”路線は有効ではないということでしょうか。国内の総合小売業、製造業、そして全世界を相手にする自動車業界、電気業界などでは既にガリバー的な会社の独占です。そこには淘汰、合併を経た圧倒的巨大企業、もしくは高い技術力を誇る精鋭のみが勝ち残っているのです。酒類のみで、より強力な低価格政策をとり続けていくにはあまりにもリスクの高い戦略であるようです。当店は従業員実質2人だけの経営です。小粒ながらも優良なお客様に囲まれて楽しく、お酒を売ってますよ。しかし、酒販業界の衰退は同業者にとって悲しいものです。

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白ワインの色

2008年02月26日 17時00分14秒 | 業務関連

皆様からのご要望により、今回はワインについて、自身の復習も兼ねてアップします。

ワインを購入されます時に、動機、食事との相性などから、赤、白どっち?価格はこれくらい?甘辛?色々な選択基準がありますよね。でも、味を実際試してから買うのは、なかなか出来ないことです。ましてや飲酒運転取り締まりが厳しくなってからは、当店でもお客様向けの試飲は行なっていません。辛うじて、香りを嗅いでいただく程度です。今回、ぶどうのキャラクターが現れにくく、ブラインドテイスティングにおいて、赤ワインよりも難しいとされます白ワインについてちょこっと書いてみます。ぶどう品種や醸造法などを定めた原産地呼称統制法によってワインの味わいはラベルの色々な表記によって概ねわかることになっていますが、そこまでの知識はよほどワインに興味がある方でないと察することが出来ませんよね。そこで、外観を瓶を通して見ることにしましょう。透明なボトルでしたら、より見やすいです。緑色の強い色調のワインは冷涼な気候の北方系のカジュアルなワイン。香りは柑橘系のレモンや青リンゴ、ハーブの香りで酸味が爽やかな味わいです。夏場にきりりと冷やして飲むとおいしいですね。徐々に黄色が濃くなるにつれて、軽快な味わいから凝縮感のあるしっかりとした味わいに。そして、洋梨~白桃~トロピカルフルーツというように順に甘い果物の香りへと変化していきます。また、濃厚な味わいは、より温暖な産地で収穫されたものと想像できます。黄色から、さらに進んで茶色が混じり始めた、いわゆる黄金色になりますと、一部の貴腐ワインや酒精強化ワイン等を除き、この茶色は木樽からくる場合と熟成(特に酸化)からくる場合がありますが、収穫時のぶどうの成熟は気候が冷涼なのか温暖なのかによって左右され、ワインの外観色、そして香りに反映します。ぶどう品種で言いますと、爽やか酸味系はミュスカデ、フランスアルザス地方のリースリングなど。果実味がしっかりしたものはシャルドネ、ヴィオニエなどがあります。私は日本ソムリエ協会認定のワインアドバイザー資格2次試験テイスティングで、外観の黄色が強いアルザスのゲビュルツトラミネールが出題された時は随分迷いました。冷涼なアルザス地方であれば、淡い緑がかった黄色のはずであるという固定概念があったからです。温暖な地域で栽培されるヴィオニエから造られるコンドリューではないかと。しかし、香りがポイントでした。ゲヴュルツトラミネールの特徴であるライチの香りがしたからです。味わいはねっとりとした甘味と苦味がポイントです。今から9年前の記憶ですが、はっきり覚えているものです。やはり、こういうのは長文になってしまいますね。次回はいつになるか分かりませんが赤ワインについて書きたいと思います。

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十八号

2008年02月24日 15時19分37秒 | 商品案内

Gin とにかく寒い。今日も雪模様です。昨夜の風は凄かったです。

さて、福井県永平寺町、黒龍酒造さんから季節限定酒「黒龍 吟十八号生酒」が入荷しました。酒名は仕込み作業が軌道にのり、安定した酒造りが出来る頃である十八号目の仕込み順号に由来しております。これから春先に向けて、爽やかフレッシュな味わいとなっております。同日に入荷しました特別純米大吟醸生酒「黒龍 火いら寿」は明日月曜日から一部本数、店頭販売いたします。限定本数により品切れの際はご容赦くださいませ。

Hiirazu しかし、黒龍さんのお酒はすべてにおいて気品に満ち溢れています。こんなお酒を販売できる私は幸せです。

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レモン酒

2008年02月23日 22時26分09秒 | 商品案内

Lemon 今日は、また冬に逆戻りです。けっこう積もってきましたよ。

さて、和歌山県の平和酒造さんから春限定の”和リキュール”「鶴梅レモン酒」が入荷しております。もちろん、レモンは地元和歌山産です。平和酒造さんは日本酒を造る蔵元さんですので、ベースは日本酒。でも、日本酒を感じさせない風味はロックでグビグビ旨いっす。レモンの持つフレッシュさとみずみずしさを楽しんでいただけますよ。

毎年、確実に味わいが向上していますレモン酒。ビタミン不足の私は休日前ということで今夜、ゆっくりと飲んでみます。

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エクストラ

2008年02月21日 16時43分54秒 | 商品案内

Urakasumi 今日は、もう春を思わせるような晴天ですね。外に居たほうが暖かいぐらいです。

さて、東北の実力蔵、宮城県塩釜市の佐浦さんから、年1度の限定酒「浦霞エクストラ大吟醸」が入荷していますよ。当店では1年を通じて販売していきたい逸品です。浦霞さんと言えば、南部杜氏を代表する名杜氏と謳われた平野佐五郎氏、吟醸酵母「協会12号」の発祥蔵、全国新酒鑑評会の入賞常連蔵として有名です。浦霞抜きに吟醸酒は語れません。

この”エクストラ大吟醸”、瓶内に閉じ込められた若々しく華やかな大吟醸が低温熟成され、すばらしい香りと味わいになっています。また、日本酒では珍しくコルク栓です。是非、1度飲んでみて下さい。旨い!

最近、お客様から「ワインアドバイザーとして、たまにはブログでワインのことも載せてください」と言われています。どうしても次々入荷してまいります(プレッシャーか?)清酒、焼酎の記事になってしまいがち。お客様曰く「週1回、基礎知識から順番に解説してください」との事。でも、その内容にしてしまうと文章が長くなってしまうのかなあ~なんて考えながら、今後はご要望に少しずつお応えしていきますね。

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プロフィール

2008年02月19日 20時34分54秒 | 業務関連

Tomo 先週末から今週始めにかけて、当地舞鶴では30cmの降雪がありましたよ。お陰様で雪かきをたくさんさせていただきました。しかし、今年は去年よりも暇ですねえ~。どうなっているのでしょうか。

さて、最近、店頭にて年齢をよく聞かれます。年齢相応の顔立ちをしていますが、さすがに45歳と言われた時はショックでした。ちょっと白髪が目立ってきたような・・・。また、電話にて取扱い銘柄の問合せもございます。当ブログの左サイドバー、店頭外観写真の上に「プロフィー」っていうのが有ります。簡単ではありますが自己紹介と主要取扱い銘柄を掲載しておりますので覗いてみてください。よく聞かれますネット販売に関しましては蔵元さんの意向や、”お客様の顔が見えない”ことから生ずる商品の再販売(横流し)によって、正規価格(品質に対して生産者が設定する商品価格)を大幅に上回る価格が横行していること、そして、伝え、語り、1本に繋げていくことによって、お酒の本当の旨さを理解していただきたい考えに基づき、現在のところ予定はありません。私の友人はネット販売にて年商が倍になりました。その是非は難しいですね。しかし、”ぶれてはいけません”。これからもお客様の顔と名前が一致するように頑張っていきますよ。皆様、応援宜しく御願いします。

今、黒龍「吟醸垂れ口」が飲み頃です。さらりとした「うすにごり酒」。是非、お楽しみくださいませ。

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酒粕

2008年02月16日 11時39分16秒 | 商品案内

今日はこの冬一番の積雪です。と言っても3~4センチ程度。でも、雪かきをしなければならない量です。まずは自宅、そして店舗、倉庫とおのおの場所が離れ違いますので、けっこう大変です。この地に長らく住む私の経験からして来週1週間が降雪のピークです。それを過ぎれば春にむかいます。たまに3月の”どか雪”がありますが。

Kasu 昨日は一日遅れのバレンタインデーで、なんとお婆ちゃんが酒粕をお爺ちゃん(御主人)にあげると。なんで一日遅れなのかと言いますと、お婆ちゃん曰く「14日にスーパーで買った酒粕は上下は板状に、しかし中の挟まれた部分はちりじりの酒粕。しかも200gのはずが計ってみると120gしかなかった」と憤慨。餃子事件を例にスーパーに抗議に行かれたそうです。

当店の酒粕は地元酒蔵「池雲」さんの吟醸粕です。香りも良く肉厚で好評ですよ。このお婆ちゃん、今朝一番に、また酒粕を買いに来られました。今度は近所のお友達にあげられるそうです。日本のお婆ちゃんは元気でなによりです。

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バレンタインデー

2008年02月14日 14時46分43秒 | 業務関連

今日はバレンタインデーですね。昨日あたりから焼酎や日本酒のラッピングがありますよ。

この1週間、当ブログを長期熟成麦焼酎”百年の孤独”入り「焼酎屋のボンボン」で検索される方がたくさんおられました。また、遠方よりお問合せも多々ございましたが既に完売にて申し訳ございません。

Sake 昔は写真のようなミニボトルがたくさん売れたものですが、今は正当な?こだわりの日本酒や焼酎の4合瓶をお買い求めになられます方が殆どです。私が初めてチョコをもらったのは小学6年生の時です。あの時の女の子は今頃どうされているのでしょうかと・・・。私もお得意飲食店さんから数個のチョコレートを戴きました。しかし、チョコレートも随分と進化したもので色んな種類があります。女性の気持ち、動機は様々ですが、この年齢になって戴くのは照れくさいものです。これからも仲良くしてやってください。有難うございます。

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整理

2008年02月12日 15時31分21秒 | 身近な話題

Gomi 先日の休日は、女房と一緒にいらない物の整理。大事そうにとって置いても年月が経てば不要に思われるもの多々あります。まずは衣服。今頃、こんな柄の服を着ている人はまず居ないだろうと。サラリーマン時代に一生懸命働いて買った思い出のネクタイ、スーツ、コート、靴も思い切ってどんどん捨てていきます。妻も迷いながらごみ袋に衣服を入れていきます。子供の服、だっこ紐、そして、超大量のおもちゃ。子供の絵本、背の高い子供用の椅子、ソファー。一つ一つに思い出があり当時を振り返ってしまいます。この家には、まだまだ捨てるものがたくさんあります。ケンウッドのオーディオセット、当時高かったのになあ~。とても1人では持てませんので子供が中学生になって力持ちになるまで待つしかない。「物の整理は心の整理。身近にある不要な物を思い切って捨ててみましょう。」とある本に書いてありました。おかげで市の処分場へ持っていくのも大変でしたよ。妻が結婚するときに持ってきてくれた家財道具の中で、洗濯機もテレビもトースターも炊飯器も故障し、また、サイズ調整がもう出来なくなった結婚指輪も(妻の分だけ)買い換えましたが電子レンジと冷蔵庫だけは長持ちしていますよ。今年あたり、やばそうな予感がします。

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前割り

2008年02月09日 14時43分20秒 | ニュース・時事

2月はこんなに暇でしたかねえ~。地元アーケード商店街は夜の8時にもなると街灯が消え、飲食店の看板だけが寂しく灯っています。こんなんじゃ、夜の街に活気が無いのも当たり前です。

さて、皆さん料飲店などでよく行なわれています焼酎の”前割り”(前日に水で割り、チョカに入れて一晩寝かし、焼酎と水の分子を予め溶解?融合?しておき、翌日温めて飲んだりすると旨い)は今まで酒税法上、許されていなかったことをご存知でしたか。しかし、みなし製造規定の適用除外の特例として”前割り”が容認されました。もちろん、飲用に供する場合のみで譲り渡してはいけません。みなし製造という観点から言えば、自家製梅酒をお客様の飲用に供するのもいけないことでしょう?。租税に関わる法律は難しいものです。

今ちょうど、新酒の香りに誘われて、各地で蔵開きが行なわれています。日本酒低迷の中、こんなにも清酒ファンが多かったのかと驚かされるそうです。これを何とか需要に結びつけたいものですね。

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