30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

台風18号で葉っぱ類に被害

2009-10-11 | その他


夕方に「復旧」作業を終えたこちらは30坪の畑

ようやく秋晴れだ。この極上の天気だというのに私は家にいてブログを書いている。かみさんは未明に登山に出かけてしまったようだ。実はわたしも1カ月前から宿を予約して紅葉を見るために登山の予定でいたのだが、私一人残された。しまったなとつぶやく。世の中、思ったとおりにはうまくいかないものだ。それにしても昨年といい今年といい、登山と気分の歯車があわない。

台風18号の被害はやはりひどかった。きのうはほぼ一日中畑にいた。午前中はその被害に遭った野菜の「復旧」作業だ。

背丈の大きなブロッコリーと長ネギは風でぼろぼろだ。とくにブロッコリーは横倒しになったものが多く、一本一本まっすぐに立て直しをしなければならなかった。根元から折れたものもあった。今年はブロッコリーの苗が多くできたので補充の苗はいくらでもある。ネギは先っぽがすべて折れている。こちらは丈夫だかららそのままにしてもすぐに元気になってくれる。

一番の被害は葉っぱ類だ。風で傷んでしまい、10センチほどに伸びたホウレンソウとコマツナは種をまきなおをした。農家の畑をみると、ちょうどこの大きさに育ったものはすべて葉が傷んでいる。このまま育てても出荷できないという。たぶんまき直しをせざるを得ないだろう。マーケットでも葉っぱ類が不足するのではないかという。

台風による暴風で葉の先が傷んでいる。
これでは使いようがない。


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スプラウトー繊細で美しい「かいわれ型」(2)

2009-10-09 | その他

台風18号は激しい風だった。畑の様子が気になる。まだ行っていない。たぶん相当の被害があったはずだ。暴風で大きな野菜はすべてなぎ倒されているんだろうなと思うと気が重い。

スプラウトを育て、その栽培記録をまとめてみた

きのうは、これはうまいと感心した「もやし型」を取り上げた。きょうは「かいわれ型」で、かいわれダイコンに代表されるような双葉が出たスプラウトだ。スプラウトといえば「もやし型」よりもこちらの「かいわれ型」をイメージする。そしてスプラウトといえばがん予防効果で一躍注目されるようになったブロッコリースプラウトだ。今回はスプラウトを育てるにあたってこれは外せないだろうなと真っ先に育ててみた。

そのブロッコリースプラウト。か細くて、繊細な姿。見た目も美しい。食べてしまうにはかわいそうなくらい細い。スプラウトは生で食べるのが一番いいというから、サラダにして食べた。歯触りはいいのだが、味にくせがないせいか、ほかの野菜に負けて存在感がなく、食べたぞという気がしなかった。この細い体にパワーがあるのか、なんて思いながら食べた。

かいわれ型は手始めに3種育てた。これも多くの種類がある。どれがうまいのか味比べをしてみようかと考えている。種苗店で売られているスプラウト用の種は少ない。ネットで買うほかないようだ。

私のお気に入りはこちらのそばスプラウト。畑で育てたものに比べ双葉がかなり小さい。

これは、かいわれダイコン。たれもが知っているとおり、やはりちょっぴり辛みを感じる。


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スプラウトーうまかった「もやし型」(1)

2009-10-08 | その他

なにを思ったのか、スプラウトを育て、その栽培記録をまとめてみた

スプラウトといえばブロッコリースプラウト。がん予防に効果があることで注目され、人気があることは知っている。しかし、なにをいまさらスプラウトでもないだろうという気もしないではないが、「ようこそ!ビッグファームへ」のコンテンツを充実させるにはいい材料かなと思った。このサイトには、いま家庭菜園とコンテナ栽培を載せている。こんどはスプラウト栽培だ。すべてに野菜を育て、それを食べる楽しみがあることだ。やってみようか。

わがBIGFARMでもこれまでスプラウトに縁がないわけではない。そばのスプラウトを菜園ではつくってきた。いまもつくっている。これは私のお気に入りで、畑に種をまけばすぐに芽を出してくれる。それにうまい!

 いまBIGFARMで育てているそばスプラウト

スプラウトを育ててみようと思い立ったら、せっかちな人間だから行動は素早い。まず入門書をざっと読んで、すぐに種と容器を用意して栽培を始めた。これまでの野菜づくりの経験と勘があるから「まあ、だいじょうぶだろう」と。

とりあえず「かいわれ型」3種と「もやし型」3種を育ててみた。育て方は、家庭菜園やコンテナ栽培とは比べようがないほど簡単にできてしまった。もの足りない。そうなると食べる楽しみ、味はどうかである。

うまかったのは豆類のスプラウトだ。いわゆる「もやし」だが、芽をあまり伸ばさないでちょっこと出たものを使う。これを炊き込みご飯にした。残ったご飯も喜んで翌日に食べてしまったのだからよほど気に入ったのだろう。こんな食べ方があったんだなと知ったことが収穫だった。そうなると豆をかたっぱしから発芽させて食べてみようかと、そんな気になった。実際そうしようと思っている。

これはラッカセイを発芽させたもの。
ちょっこっと「ツノ」を出したころが一番栄養価が高いという。

これをご飯に混ぜ、炊飯器の「炊き込み」に合わせてスイッチオン。
わたしでも簡単にできた。


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さあ、塩ゆでラッカセイをつくろう(2)

2009-10-06 | ラッカセイ

(昨日からのつづき)
吹きこぼれないように火力を調整しながら約50分を見込んでゆでる。最近はよく台所に立つがヤカンを火にかけていることを忘れてしまうことがある。ひやっとすることが1回や2回ではない。気をつけているのだが、つい忘れてしまう。そこでタイマーを利用するようになった。時間がくれば音が知らせてくれる。

約50分ゆでるといっても、取れたてのラッカセイはやわらかいから途中で取り出して味を見る。ゆで過ぎてやわらかくなると味が落ちる。今回は味見をした時点でちょうどいいかたさだった。一発オーケーだ。これで安心したのか、このあとの処理に失敗した。火を止めたらすぐに湯を捨てないでそのままにして1時間ほど置いておくのだが、3、4時間も放置してしまった。すっかり殻のなか「汁」がしみこんで、思った以上に塩辛くなってしまった。

しっとりとしてコクのある味わい。「酒のつまみには塩辛いほうがいいよ」なんていいながら、晩酌に旬の味を楽しんでいる。

   


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さあ、塩ゆでラッカセイをつくろう(1)

2009-10-05 | ラッカセイ

晴れた日は収穫日和になる。サトイモに続いて秋の味覚第2弾、ラッカセイの収穫だ。今年は収穫が早い。葉が青々としているものの勢いを失ってきている。もう収穫OKのサインだ。

ラッカセイの楽しみは塩ゆでを食べること。塩ゆでは、泥を落とし殻付きのまま塩を入れてゆでたもの。簡単極まりない。塩分取り過ぎに注意なのだがやや塩辛いほうがうまい。

この塩ゆでラッカセイは収穫したてのものが断然うまい。これを食べたいがためにラッカセイを育てている。ラッカセイは一度に全部収穫してしまうのではなく、食べる分だけを順次取っていく。この塩ゆでがうますぎるので、取ったらすぐに塩ゆでにしてしまう。これでほとんど食べてしまう。

うまいからといってすべて食べてしまってはいけない。来年のタネとして形がよく充実したものを残しておく。

秋の晴れた一日。まずは茎をもって引っ張る。下にラッカセイがついている。サトイモと同じように土の下にあるものは、引っこ抜いたときが一番の楽しみだ。大きさはどうだ、実なりはいいか。今年は少し小さいかな。秋空のもと、一つ一つ茎から外していく。これは面倒だが、一刻も早く食べたいので我慢して行う。この数日間のお酒のつまみとしてはややとり過ぎた。ザルいっぱいになった。

すぐに泥を落とし、鍋に入れて塩ゆでをおこなう。さあ楽しみだ。味わうにはあと45分間。じっと待つ。

   


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中秋の名月にそばの花見は今年もかなわず

2009-10-04 | その他

昨晩は中秋の名月。週間天気予報だと今年も見られないのかなとあきらめていたのだが、「もしかしたら、見られるかも」に予報が変わった。雲のなかに隠れがちだった。雲の流れが速い。切れ間から姿を現してはすぐに隠れる。皓々たる名月を望むのだが、この日は雲間にときどき現れて一瞬放つ金の光は幽玄でさえあり、これもなかなかの見ものだった。

ちょうど栽培しているそばの花が満開を迎えている。この中秋の名月に照らされて浮かぶそば畑の白い花は金の光を吸い取って妖しく輝き、それはそれは素晴らしいと聞く。そう聞くとみたくなる。昨年は悪天でかなわなかった。今年こそと期待したが予報を見て早々にあきらめた。

楽しみたいことはいっぱいある。趣味はアウトドアばかりだ。そろそろあまり先延ばしもできない年齢になってきた。体力がある元気なうちに楽しめるものは楽しんでおきたい。さて来年の中秋の名月にそばの花見はかなうのか。

   


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トウガラシ見るだけで汗がじんわりと

2009-10-03 | ピーマン

やっと雨が降ったと思ったら、こんどは連日の雨模様。葉っぱの野菜がたっぷり水を吸いこんで元気になった。

トウガラシを収穫することにした。わが家はいつもタカノツメ。ピーマン、シシトウの仲間だがこちらは辛い。まだまだ青い実をいっぱいつけている。赤くなった順に取っていく。

辛いものは好きだ。しかし少しの辛さだけでも反応する。食卓では辛いものを食べるときはタオルは身近に置いておかなければならない。どっと汗が出て止まらなくなる。異常体質かと思うくらい汗が出てくる。辛さには腹が立つほどに敏感だ。

ダイコンの味噌汁にはきまってトウガラシをかけて食べる。ハクサイのお香香(おこうこ)を食べるにも醤油にトウガラシを落とす。汗が出るといいながらも、トウガラシがないとおさまらない。人それぞれ、これにはトウガラシ、というものがある。こんなものにトウガラシをかけるのかよ、と驚くこともある。だから、たぶんトウガラシをかけて食べる対象は「育ち」によるものだろう。

トウガラシは一株植えつけるとそれで十分だ。一株ぐらいなら苗を買ったほうが手っ取り早いのだが種から育てている。暑くならないと芽が出ない。これはピーマン、シシトウもそうだ。トウガラシにも整枝法があるのだが、気が向いたときだけでだいたいが放ったらかしにしてある。それでも十分実をつけてくれる。

乾燥させてから実を取り除いてミキサーにかければ一味トウガラシができるのだが、やったことはない。たぶん作ってみたところでそんなに使わないから無駄にしてしまうだろう。収穫したトウガラシを使うのはスパゲティやハクサイを漬けるときだろうか。市販のもので十分間に合ってしまい、あまり出番がない。それでもないと困るので毎年トウガラシは作っている。

 BIGFARMのトウガラシ栽培

   


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山盛り食べてしまうシシトウ

2009-10-02 | ピーマン

きのうのピーマンに続いて同じ仲間のシシトウ。いまも元気いっぱいに次々と実をならせている。これは5月下旬に種から育てたもの。「こんなにうまいもんだったんだな」と酒を飲みながら口に入れてはそう思ったものだ。うまさをあらためて教えてくれた。妙に感心してしまい、9月1日に「シシトウって、うまかったんだね」と。そのうまいと思う気持ちはいまも変わらない。

5本ばかり育てている。多産だ。毎日のように収穫できる。ピーマンの仲間はどれも多産のようだ。やはり収穫したてがうまい。あいかわらずさっと焼いてすりおろしたショウガと醤油で食べ続けている。これがあきない。酒の肴として絶品だ。かみさんが驚いてしまうくらい、山盛りのシシトウを食べてしまう。シシトウともまもなくお別れだ。

   


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はじめて感じたピーマンのうまさ

2009-10-01 | ピーマン

こんどのピーマンはうまいなと感じている。この夏も「京波」(タキイ種苗)育てていたのだが、5月末に「カルフォルニアワンダー」(カネコ種苗)のタネをまいた。これが肉厚でやわらかい。かみさんも「これはうまいね」という。複数の品種を育ててみると、味に違いがあるのがよくわかる。写真上が「カルフォルニアワンダー」、下が「京波」。

ピーマンは好きでもなく嫌いでもなく、それだけに品種にこだわっていなかった。どちらかといえば無関心だった。夏野菜といえばナスにキュウリにトマトそれにピーマンとくる。ピーマンだけは、とりあえず植えておくかといった感じで育てていた。

異なる品種を食べ比べてみるとその味の違いがわかる。ナス、トマト、キュウリは複数の品種を同時に育てている。トマトなら6種類だ。それぞれに味が違う。それを楽しむ。しかしピーマンだけは関心がなかったのでこれまで単一の「京波」しか育ててこなかった。それでよかった。今年はたまたま2種類育ててみたので、あたりまえなのだが、味が異なるのを知った。

ピーマンは多くの実をつける。それだけに持て余す。それがわかっていながら毎年多く植えつけてしまう。気温がしだいに低くなってきた。生育が衰えてきた。そろそろ片付けなければならない。

   


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