夕方に「復旧」作業を終えたこちらは30坪の畑
ようやく秋晴れだ。この極上の天気だというのに私は家にいてブログを書いている。かみさんは未明に登山に出かけてしまったようだ。実はわたしも1カ月前から宿を予約して紅葉を見るために登山の予定でいたのだが、私一人残された。しまったなとつぶやく。世の中、思ったとおりにはうまくいかないものだ。それにしても昨年といい今年といい、登山と気分の歯車があわない。
台風18号の被害はやはりひどかった。きのうはほぼ一日中畑にいた。午前中はその被害に遭った野菜の「復旧」作業だ。
背丈の大きなブロッコリーと長ネギは風でぼろぼろだ。とくにブロッコリーは横倒しになったものが多く、一本一本まっすぐに立て直しをしなければならなかった。根元から折れたものもあった。今年はブロッコリーの苗が多くできたので補充の苗はいくらでもある。ネギは先っぽがすべて折れている。こちらは丈夫だかららそのままにしてもすぐに元気になってくれる。
一番の被害は葉っぱ類だ。風で傷んでしまい、10センチほどに伸びたホウレンソウとコマツナは種をまきなおをした。農家の畑をみると、ちょうどこの大きさに育ったものはすべて葉が傷んでいる。このまま育てても出荷できないという。たぶんまき直しをせざるを得ないだろう。マーケットでも葉っぱ類が不足するのではないかという。
台風による暴風で葉の先が傷んでいる。
これでは使いようがない。