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BIG FARMの農事日誌です。

2019紅葉の旅(4-2)ー11月25日錦帯橋と岩国城、26日広島城

2019-12-02 | 登山

 


旅4日目(11月25日)午後・錦帯橋と岩国城登山、26日広島城


  岩国の錦帯橋(右上の山のてっぺんに岩国城)

岩国の岩国城

 <2019紅葉の旅(4-1)11月25日の宮島の厳島神社と弥山登山

旅4日目の11月25日(月)は写真掲載が多いため、午前の部と午後の部の2回に分けて載せることにした。前回は午前の宮島の厳島神社と弥山登山を、今回は午後の部の岩国の錦帯橋と岩国城の記録である。

きょうに帰京する。広島駅18:30⇒19:20広島空港20:15発。広島駅には18:00には戻りたい。

午前の宮島にやや時間をとられた。あせる。時間が足りないようなら錦帯橋だけでもざっと見るだけにしたい。宮島口駅から岩国駅に着いてポケットをさぐると切符がない。切符は福知山駅から岩国駅までの普通乗車券。宮島口駅をこの乗車券で出たのだから、紛失したのは宮島口駅ホームか電車内。乗ってきた電車の座席周辺をさがし、それにザックの中を洗いざらい調べたが出てこない。330円を払った。ここでかなりの時間ロスをした。年を取るとこのざまだ。ますますボケがひどくなる。いまの自分にどう対処していいかわからなくなる。

錦帯橋
岩国駅からバスで20分ほど。かなりの郊外になる。バス停の目の前が錦帯橋。通行料往復300円。目の前の錦帯橋を見て、まあこんなもんだろうと、とくに感興はなかった。けなしてはいない。観光地の名所は大概こんな感想である。しかし、感激する人がいることは確かで、これまでの経験とか好みが関係しているのだろうと思う。

上流側から見た錦帯橋

 下流側から見た錦帯橋。観光ポスターはこのアングルが多い。右上の岩国城がポイント。

上流の錦城橋からの錦帯橋

岩国城登山
興味を持ったのは岩国城だ。ふと眼を上げると山のてっぺんにお城が見える。あれが岩国城? 標高200mの城山という山のてっぺんにあるという。現地に行くまで知らなかった。事前に調べなかったのが原因だ。錦帯橋から50分ほどの登山になるという。帰りの時間を考えると、登るか登らないか、どうしようかと迷う。手っ取り早いのはロープウエーを利用することだが、せっかくここまで来たのだから登ることにした。登らないで帰ったら悔いが残る。

肝心の岩国城への登山口はどこかにあるのか。一番わかりやすかったのが紅葉山公園からの道だ。岩国城登山口となっている。ただしこの道は幅広く、舗装されている。一般の車は入れない。お城やロープウエー関係者が利用する道だろう。ほかにもいわゆる登山道があるはずだ。これまでの経験からロープウエー乗場の近くあるはずと思うのだが、さがしている時間がない。一番無難な舗装道路を行くことにした。

紅葉公園の永興寺、洞泉寺は紅葉の見ごろ。この寺の横の道に沿っていくと岩国城登山口。ここから2キロというから20から30分で行くはずだ。

行くことにした。だが宮島の弥山御登山に続いてきょう2回目の登山になろうとは思ってもみなかった。やるしかない。 

 

 がんばりました。じじいにしては快速の20分でロープウエーの頂上駅に着いた。頂上駅手前に右手から上がってくる細い道が目に入った。登山道だなとわかる。

頂上駅で登山姿の男性に声を掛けたら「岩国城を案内しましょう」。京都でもこんなことがあった。地元の方で、これから城山を縦走するという。団塊世代第3陣だというから2つ年下になる。

ひとまわり案内してもらった。とくに空堀を見せたかったようだ。この山のてっぺんのお城に攻めあがる敵はいたのだろうか。

現在の天守は昭和37(1962)年に再建されたもの。

帰りは来た道を戻った。登ってきたときに目にした登山道をとってもいいのだが、万一迷う事態にでもなったら、飛行機に間に合わなくなる。小走りで下った。

広島駅から18:10の高速バスに乗り、空港には19:00着。搭乗する便はLCCの春秋航空。20:15発、成田着21:35。東京を発つ21日に9370円で購入した。

発着案内をみると、かなり遅れが出て出発が21:30、成田着が23:00となっている。目を疑った。早くなることはないという。さて困った。始めての経験だけにどう対応していいのやら戸惑う。

わが家に戻る最終便は京成の23:23発のスカイライナー82号。これ以降にも東京や有楽町行きの高速バスはあるが公共交通機関では家にたどり着けない。

到着するのは第3ターミナル。京成の駅のある第2ターミナルまで20分かかる。アウトである。もう1泊して翌日の午前の便を予約して広島に戻った。宿は同じ宿がとれた。最終便だと、その日を目いっぱい使える。しかし思わぬ落とし穴が待っていた。腹が立ったが仕方ない。いい経験になったと考えるしかない。ただ前もってそうとわかっていたのなら、旅の最後に広島の夜を、といっても居酒屋でゆっくり飲むていどだが、それができたのにと残念だった。

11月26日(火)
搭乗する便は広島空港発11:50。時間があるので、広島城を見て回ることにした。宿から20分ぐらいで行けるところにあったから決めた。城は単独に計画して行くことはない。いつも登山の帰りにあれば立ち寄るくらいだ。城めぐりが好きな知人から城にも百名城がある、これまで訪ねた城がいくつあるかチェックしてみたらと。その時かぞえてみたら68城あった。知らない間に積もりに積もってこうなっていた。自分でも意外だった。
 

 

 


 

帰りの便は予定通りに成田に着いた。22日から関西地方では雨にあわず、晴れか曇りの天気がつづいてめぐまれた。気温も過ごしやすかった。それなのに成田は氷雨だった。冬を感じた。冷たく寒かった。東京は22日からずっと雨模様が続いたようだ。

旅から帰るといつも反省するのだが、こんかいもまた強行軍になった。毎日毎日歩き通しだった。よく歩いた。疲れた。それがすぐにわかる年齢になっている。

1月末に右脚の付け根に激痛が走り、以来リハビリに励んでいる。いまでもどこかおかしい歩き方だ。上半身と下半身が連動しない。かみ合わない。ピノッキオみたいだと自嘲している。これでは高い山は心配で歩けない。救難ヘリの世話になるのは目に見えている。ことしは夏山も秋山もあきめざるを得なかった。

せめて低山でも行かないことには身が持たない。恒例の京都の紅葉見物にあわせて行動予定を練った。あわただしい旅には慣れっこだが、うまい具合に計画ができた。限られた期間にこれでもかと企画を詰め込んだ。これもひとり旅だからできることである。連日これだけ歩いても脚の痛みは感じなかった。ほっとしている。先が見えている身だからこそ、来年は覚悟して高い山にまた登ろう、といまは考えている。

これで2019の紅葉狩りの旅の記録は完了です。 


       
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