土の中に貯蔵している秋冬どりのニンジンとダイコン
メジロがせわしなく梅の枝を飛び交うのを窓越しに眺めていると、ついほおが緩む。春二番の強風にあおられて花びらが舞うようになった。もう散り始めるのか。
2月下旬にもなると、菜園の冬野菜はそろそろおしまいになる。気温の上昇ともに味が微妙にぼやけて、まずくなっていく。それを見越して、ラストスパートで食べているのだが、なかなか減ってくれない。
貯蔵している秋冬どりのダイコンとニンジンもそうだ。寒さで傷むのを防ぐため、12月末にいったんすべて掘り出して、ふたたび土の中に埋め戻して貯蔵してきた。食べるたびに掘り出す。
ダイコンは見た目は新鮮だが、すでにまずくなってきているのが食感で分かるようになった。ニンジンのほうはまだまだいけるのだが、できれば今月までだろうか。
ダイコンとニンジンは菜園の定番。ダイコンは秋冬どりの年1回、ニンジンは夏どりと秋冬どりの年2回作っている。
ニンジンの夏どりは、タネを2月下旬から3月上旬にかけてまき6月中には収穫できる。ついでにダイコンもいままけば5月中に収穫できるだろう。
ということで2月19日にタネをまいた。いずれも黒マルチを敷いて、穴なきビニールをトンネル掛けしての栽培である。これらのトンネル栽培は次回に。