こころの羅針盤

私の人生に待ちうける「意識」の大海原・・・心と身体と魂と、日々の感情生活を語ります。

このごろ好きな言葉

2008年06月19日 | 意識と知覚
日常生活の中で、何気なく聞いて、心に留まる言葉というのがあります。“美しいものは残る(残ってゆく)” 夕べのTVで心に留まったこの言葉は、探査衛星から眺める地球の映像と共に、俳人の黛まどかさんによって語られました。黛さん自身、このような情緒的な言葉を発するとは思えないような人物―(確か、先端の工学に従事するような人だったと思いますが)の意外な言葉として、とても驚き、印象に残ったのだといいます。“美しいものは残る・・・”私自身、その通りと、心の奥深いところで大きく頷いている感じがしますが、これが次の心に留まった言葉に自然に繋がってゆくのですね、それに気が付きました。

“真善美を知り尽くしている魂・・・” これは私が既に了解しているはずの、或る神学者による魂の定義からの言葉なのですが、数日前にインターネットの或るコミュ二ティに書き込まれた一文を読んだとき、文中のこのフレーズだけが妙に輝いて、一目読むなり胸中深く光が射し込んだ、そんな感覚がありました。“美しいものは残る…” 前述のこの言葉に大きく頷いたのは、おそらく私の中の“真善美を知り尽くしている魂”なのでしょう。きっとそうです。

そして、もう一つ、近ごろ心に留まった言葉は最近観たDVDの中にありました。“人生のピークは人それぞれ”と、俳優のクリント・イーストウッドが、数年前に自身で監督した、映画のインタビューの中で語っていました。70歳を越えた今が、人生のピークを迎えていると言い切る姿は、とても素敵ですし、インタビュアーのチャーリー・ローズでなくても、“希望の星だ!”と言いたくなります。

人生のピークは、人によって、幸福をどのように捉えているかによって違ってくるし、日々の幸福感の感じ方、その感受性に大きく左右されるものでもあるでしょう。“人生のピークは人それぞれ”私自身、ピークはこれからという手ごたえの中、日々を生きているので、この言葉を心で復唱する度に、本当にそうだなと思うのです。





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