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大宮No1のパサー(斉藤雅人)

2007-06-25 20:48:49 | 他チーム
私は、浦和が参戦不可能な遠いアウェーゲームのときは、近いという理由で大宮の試合を見ています。そのため、大宮の主力選手の特徴はだいたいわかります。私が大宮の試合を見るときは、偵察と称して相手チームを見ていることが多いですが、大宮の中にも印象に残る選手はいます。

今回は、その代表格のボランチ、斉藤雅人選手の話です。斉藤は、大宮がJ2に加入する前年の1998年に大宮に入団した最古参選手で、チーム唯一の社員選手ということがよく話題になります。しかし、今の大宮は、藤本や小林大悟ら、他チームで実績を残した選手が次々と集まってくる、完全なプロチームです。

社員選手だからという理由だけでは、もはや残れません。それは、斉藤が十分プロレベルの選手だからです。斉藤の優れている点は、パスセンスです。しかも、藤本や小林大悟というビッグネームをも上回ります。浮き球でも、グラウンダーでも、斉藤がパスを出すと、よくそこのフリーの選手が見えているなと感心するセンスです。

プロ契約をしていれば、年俸数千万円は堅いと思われます。ただ、サイドアタッカータイプではないので、斉藤の出番は4-1-4-1システムの1ボランチがほとんどです。そのパスは試合の流れを変えることができるので、ベンチに置いても重宝する選手です。斉藤が負傷や出場停止以外の理由で、ベンチ入りメンバーから外されることはほとんどありません。

もちろん、ボランチですから、守備もそつなくこなします。浦和戦ではレアンドロと二人でワシントンを前後から挟んで、ワシントンのドリブルを封じています。監督が代わっても、常に起用され続ける貴重な選手です。

どこのチームにも、きっと一人は、こういう他チームサポには知られていないいい選手がいると思います。タイプは違いますが、浦和で言えば内舘のような存在ですね。
コメント (2)
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