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フルスイング(浅村栄斗)

2017-06-13 21:20:23 | 他スポーツ
今日は日本代表のW杯予選のイラク戦ですが、日本時間で遅い時間なので即日更新は勘弁してください。穴埋めネタは、今季からライオンズの背番号3を背負う、新キャプテン浅村栄斗選手のネタです。

浅村は大阪桐蔭高校からドラフト3位でライオンズに入団していますが、高校時代は意外にも1番打者だった過去があります。高校で4番を打っていないということは、プロには1、2番を打つつもりで入団してきたことと思います。事実、最初は内野のユーティリティープレーヤーを目指しており、中島裕之がメジャーに移籍したときは本気で空いた遊撃手のポジションを狙うつもりでした。

浅村の遊撃手は、負けている試合のオプションで何度か試したことがありますが、当時は悪送球が多かった記憶です。その、中島が抜けた2013年シーズンが、浅村にとって大ブレイクの年になります。その年はチーム事情で一塁を守っていた浅村は、開幕から4番を打っていたオーティズやスピリーが中軸の役割を果たしていなかったので、交流戦の頃に当時の渡辺監督に4番に抜擢されます。

その年の浅村は、3割と27本塁打を打ち、打点王に輝く活躍でした。この活躍を見ると、地位が人を作るということは本当にあると感じます。翌2014年は、伊原監督に正二塁手だった片岡のFA移籍で空いた二塁のポジションにコンバートされます。

浅村にとっては、二塁手ができるようになっていればより起用法に柔軟性が出て、選手寿命が延びるコンバートだと思いました。しかし、開幕から成績の上がらなかったライオンズは、伊原監督を途中解任して田辺監督代行への交代になりました。田辺監督も引き続き浅村を二塁手で起用し、浅村も守備力の向上という成果を出してその起用に応えます。

今季、辻監督は浅村を久しぶりの4番に据えています。今季の浅村は好調で、打率も3割2分、打点も48を挙げています。4番の中村剛也の不振もありますが、浅村の打点の多い勝負強さも買われたと思います。

浅村の打撃の特徴は、初球から思い切りフルスイングをすることです。土曜日に見に行った試合ではストレート狙いのフルスイングをして、相手が3球続けてスライダーを投げて空振り三振した場面もありましたが、思い切りの良さはなくして欲しくない、そんな思いで浅村の打撃を見ていました。



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