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足が動かない日本(6/13イラク対日本)

2017-06-14 22:00:05 | ワールドサッカー
昨日の日本代表のイラク戦、1-1の引き分けに終わりました。日本としては勝っておけば今後の展開が有利になる大事な試合でしたが、引き分けの勝ち点1を加えたことで辛くもサウジアラビア、豪州から勝ち点1とはいえリードを持っておくことができました。この引き分けで、日本の3位以内が確定し、最悪でも5位決定戦のプレーオフに進むことができます。

この試合に関しては、これほど動きの鈍い日本代表は久しぶりに見たと思うほど、あと一歩足が出ていなかった印象です。この試合の行われたイランのテヘランは一時37度になるほど暑く、しかもスタジアムに照明がないという理由で夕方4時半のキックオフと、気候的には相当の悪条件でした。ピッチ状態も悪く、思うようにボールが転がらない苦しい中での試合でした。

ハリルホジッチ監督もそれはわかっていたようです。日本は、いつものような高い位置でキープするサッカーは目指さず、自陣に2ラインを引いて守り、消耗を最小限に抑える狙いでゲームに入りました。先制点も本田圭佑のCKから大迫のヘディングシュートで取り、時計の針を進めながらじっくり戦う方針は間違っていないと思います。

しかし、イラクのパワーサッカーのごり押しは予想以上に長く続きました。華麗にパスをつないだりはせず、サイドからアーリークロスを入れてFWのカッラールの頭狙いですが、それがシュートで終わることができており、イラクとしても狙い通りのサッカーです。この会場のPASスタジアムで、タイに勝ち豪州に引き分けて勝ち点4を取っている、イラクにとって慣れているところが出てきます。

その粘り合いの展開で、先にばてたのは日本でした。井手口が頭を打って交代すると、酒井宏樹も負傷交代と負傷者が出始め、イラクがアバウトに前に入れてくれば何が起こるかわからないと狙った攻撃が当たりました。同点ゴールの形は、ゴール前の混戦で吉田と川島が「お見合い」をしてしまった隙でした。

最後、決勝点を狙って攻めに出た日本ですが、裏に抜ける攻撃をしても合わせる選手がいない悪循環でした。久保が足をつっていて、一人少ないのと同じ状況だったのも響きました。それでも、ホームで豪州に勝てばW杯に出られます。今はその可能性を信じ、残り2試合に期待するだけです。
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