Kobby loves 埼玉&レッズ

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チームが回り始めた(4/2清水対浦和)

2008-04-03 20:58:03 | 浦和レッズ
昨日の清水戦、家に帰ったときはキックオフに間に合わず、ちょうど藤本にゴールを決められた瞬間から見ました。そのため、ちょっと怪しいですが、清水のスタメンを見たときに、闘莉王対策をしていると思いました。

トップ下がフェルナンジーニョだと、あまり走り回って闘莉王にプレッシャーという訳にはいきませんが、フェルナンジーニョをFWに回して、運動量の多い枝村をトップ下に置いたのは闘莉王対策でした。事実、前半は新潟戦でできていた闘莉王のロングパスが通りませんでした。

また、清水は守備の際の帰陣が前半は非常に早く、浦和は完成した相手の守備ブロックの前でボールを回すばかりでした。これは流れを変えないと厳しいと思っていましたが、山田に代えて梅崎を投入したのは正解でした。

清水の守備がバランス重視で、極端に人につけていませんから、梅崎のように個人技でサイドを突破すれば数的優位を作れます。同点ゴールも梅崎からでした。左足でもクロスを上げられる、梅崎の速いクロスで永井がフリーになりました。結果はオウンゴールでも、梅崎と永井で取った点であることに変わりはありません。

新潟がやってきたように、前のスペースを消されたエジミウソンですが、この日は早々と相手の意図を読んで、くさびのプレーを数多く見せました。個人技も切れていたエジミウソンは、カウンターから青山を振り切って、縦に速いところを見せました。この形になれば、J1で4年連続二桁ゴールの決定力がありますから、外しません。

ようやく、梅崎やエジミウソンがどうすれば生きるか、チーム全体がわかった、価値のある勝利だと思います。ただ、梅崎はそのサイドに流れるプレースタイルを考えると、トップ下一枚では厳しく、永井に守備をフォローしてもらう必要があるでしょう。

それを考えると、高原の起用法が難しくなります。現実的にはエジミウソンに代わって途中出場かなと思いますが、どうしてもスタメンで使いたければ、梅崎の位置は左右どちらかのアウトサイドというギャンブルもあるかもしれません。あるいは4-4-2ですが、いきなり試してうまく行くかの不安はあります。
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