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サッカーセンス(堤俊輔)

2008-03-31 20:58:53 | 浦和レッズ
昨日のプレー1回だけの印象ですが、初めてトップレベルの相手とリーグ戦で対戦した堤俊輔選手の印象です。堤は浦和ユースの出身で、ユース時代からサテライトに出場していました。そのサテライトでは平本、森本やトップの選手が出場していた東京V相手に、リベロを務め正確なフィードを繰り出していました。これならトップ昇格は間違いないと確信しました。

事実、トップに昇格して、2年目で背番号12をもらいました。しかし、当時のオジェック監督は、完全にトップとサテライトを分けていたようで、サテライト組は信用していないのが明らかにわかりました。そのため、堤の出番は代表のいないナビスコ杯に限られ、このナビスコ杯でG大阪相手に5失点したことで、その後まったく出番を失ってしまいました。

今季もオジェック監督続投でスタートしましたから、堤にとってアピールは難しい状況でした。しかし、オジェック監督の解任は多くの選手にとってチャンスになりました。おそらくオジェックなら、不調でも坪井にこだわったでしょう。しかし、ナビスコ杯京都戦で坪井が不安定なプレーを見せたことで、ついに堤にチャンスが回ってきました。

堤はサッカーセンスは高く、バランスを取る動きは十分できています。また、パスの精度もまずまずで、バックパスが来ても慌てずに対応できていました。しかし、まだまだ課題もたくさん見つかりました。まずはトップレベルの個人技に対する応対です。新潟は堤のところを意図的に仕掛け、アレッサンドロのドリブルに置いていかれる場面もありました。

まだ、堤のレベルでは、どんなチームと対戦しても相手に集中的に狙われるのは覚悟して試合に出ないといけません。また、気になったのは、相手のフェイントに引っ掛かり、容易に相手にかわされる軽いプレーが見られたことです。

堤はユースではリベロタイプのDFとして育ったと思いますが、まだリベロを堤に任せるのはリスクがあり、今はストッパーができないと試合に出られません。そのため、堤には容易にはかわされない、粘り強さを身につけてもらいたいものです。
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