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後半見せた底力(3/20浦和対神戸)

2008-03-20 18:26:23 | 浦和レッズ
確かに、浦和はまた負けました。それは事実です。しかし、その結果だけで、オジェック監督解任のショック療法が効かなかったという判断をするのは間違いだと思います。試合の入り方は悪く、前半3分で先制される最悪のスタートを切りました。

その後は、神戸の前線からのプレスの前に、ボランチがバックパスを相手に取られるという悪循環で、ほとんど浦和にいいところはないまま前半が過ぎました。しかし、ナビスコ杯で代表がいない「繰り上げ当選」組もいたとは言え、ベンチの選手は一新されていました。そのカードの切り方次第では試合の流れを引き戻せる可能性はありました。

後半、今度は浦和が相手を押し込むようになりました。今日、感心したのは梅崎のキープ力です。フォローが少なかった前半でも、強引にタッチライン際をドリブルして、何度かは抜け出すことに成功していました。名古屋戦ではトップ下というポジションを意識し過ぎて思うようなプレーができていませんでしたが、本来はサイドアタッカータイプの選手であることがよくわかりました。

また、FKキッカーが極端に足りない今の浦和で、梅崎はいいボールを供給してくれます。あれほど精彩がなかったエジミウソンまで、梅崎のボールからいい動きを見せて惜しいシュートを放っていました。確実にゲルト体制に変わって、チームは変わりつつあることはテレビ観戦の自分にも十分に伝わってきました。

これまでのオジェック体制では、出番に程遠かったエスクデロや高崎まで、チャンスが与えられるあたり、監督交代はチャンスという選手の意識の高まりは感じます。ただ、不運なのは、永井が倒されてFKを得た絶好のチャンスに、梅崎が交代でピッチを去っていたことです。結局永井が蹴りましたが、枠を外してしまい、梅崎がいればとの思いはサポーターに残りました。

間違いなく、チームはいい方向に向かっていると思います。ただ、結果だけは足りませんでした。次節、京都戦で結果を出せないと、本当にナビスコ杯のグループリーグ敗退が見えてしまいますから、今度こそ正念場です。戦術的修正の時間がないのが残念ですが、ゲルト体制の成果を出してもらいましょう。
コメント (2)
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