Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ピスト用ホイール 古いリムセメントの除去

2014-02-26 20:07:48 | ホイール
チューブラーホイールのリムには古いリムセメントが残ります、それを綺麗に除去
してやるのも大切な事です 汚れ方に依りその方法も異なりますが今回は
金属ブラシで掃除をしました




これも私が保管しているピスト用ホイールです
自分用に組んだ実走行 15Km位の物です




ハブは DURA-ACE HB-7600 36H
NJS の刻印が入っています




リムは ARAYA AERO 2 36H のポリッシュです
エアロ 2 このリムは珍しいですよね ほとんど
見掛けません




このホイールを使うため一度だけタイヤを張りました 
その時のセメントです 多分パナソニックのセメン
だったと思います






今回の様に固く乾燥している場合は リムセメント
クリーナーなどで拭き取るより ブラシで擦った方が
早いと思います 

作業をする時はリムより柔らかいベニヤ板や段ボールを
敷きます 固い床や地面に直接置くのは止めましょう






ごく普通の金属ブラシです 巾はリムより出ない物が
良いですね これで擦ってみます




試してみると これならブラシで大丈夫です






少し落ち難い所も有りますが こんな部分は用意していた
マイナスドライバーの先で擦って 再度ブラシを使うと
綺麗になります




リム全周が綺麗になりました エアーブロワ―で
埃を飛ばします リムの内部も注意しましょう




これがリムセメントクリーナーです 古いセメントの
状態に依りこれが良い場合も有ります






シンナー等の溶剤でも結構です 磨いた所やリムサイド等
傷を付けたくない部分などはこれで拭き取りましょう






綺麗になりました 今回の作業は前後のホイールで 1時間強です チューブラーホイールを使う以上
避けて通れない作業です 古いリムセメンを必要以上に残しておくのはホイールが重くなるだけです 
汚いな、と思った時がやり時ですね

リムセメンが柔らかくブラシが使えない時はこんな方法も有ります

リムセメントクリーナーを使う方法 【 リムセメントの 除去 】

塗装用の剥離剤を使う方法 【 リムセメントの除去 剥離剤 】


コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
避けて通りたいです… (Yasu)
2014-02-26 22:40:06
乾燥しているセメントはブラシで取るのが一番楽ですね!

でも、ワイヤーブラシで取れない半乾き?状態の掃除は心が折れそうになります…特にSOYOのセメントには泣かされる事が多いです…(;´Д`A
Yasuさん (Kino)
2014-02-27 06:36:07
この様に長く放置した物を紹介していますが
日常使っている物はこんな簡単ではないですよね
選手時代のホイールは何時もセメンが生きている時にしましたが
ドラーバーと指先を使い、仰る様に忍耐作業でした

SOYO の白いセメンはお湯を掛けると柔らかくなるので それを巻き取る様に剥すと聞いた事が有ります
私はSOYOのセメンを使っていないので試していませんが
一度チャレンジしてみて下さい そしてその結果を教えて下さい(笑)
結果報告…? (Yasu)
2014-02-27 11:41:37
SOYOの白いセメントの取り方で同じ様な方法を元競輪選手の方に教えて頂いて試したの事が有ります…

お湯を掛けてスポークのネジ切ってある部分で巻き取ると言う方法でしたが、やり方が悪かった為か確かに柔らかい間は取れるのですが、直ぐに冷めてしまうので何度もお湯を掛けて作業しました…結果、1本取るのに1時間以上掛かってスポークをクルクル回していた親指と人差し指に水ぶくれが出来ました!(笑)

因みに教えて頂いた元選手の方は、セメントが厚くなったらホイールを交換していたので、試した事は無いとの事でした…(;^_^A

今、書いていて思い付いたのですが、暖めて柔らかくなるのであれば、ヒートガンで暖めてスポークで巻き取っても大丈夫かも知れませんね?

近々、試してみます…

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