Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

新たな依頼 フレーム塗装

2017-06-23 20:33:43 | 自転車 塗装
自転車小屋で仕事をしていると 1本の電話が有りました 新たな作業依頼です
それがフレームの塗装だとは思ってもいなかったです




友人の自転車整備をしている時に連絡が有り お願いしたい事が有るのでこれからお伺いします
簡単に迎える用意をして到着を待ちました




先輩のロードフレームの塗装をお願いしたいのですが・・・
一通りフレームを見せてもらい 
Kino
私が塗装しても材料代が結構掛るし本職に任せた方が
強い塗装が出来るよ。

来客(後輩)
いや Kinoさんに塗って貰うのが値打ちが有って良いのです。
 
なんという殺し文句を言うのだ(笑)




殺し文句に弱い私は引き受けてしまうのですが
この時は忙しかったので手が空くまでまって貰いました
その間 フレームが傷まない様に保管しておきました



時間が経ち・・

塗装が出来る時がやって来ました フレームを一通り
見てみます






ヘッドチューブが長いですね フレームは 550mm 位
有るのでしょうか このフォーククラウンの容姿は好きです






シートラグとハンガーシェル こう言う細部の錆って
落すのに凄く時間が掛ります






ブレーキ用のワイヤートンネル W レバーの直付台座
懐かしいです・・ (私の自転車にも付いている 笑)






ブレーキアーチは埋め込みナットが使えます
逆爪のロードエンドはショートタイプ エンド巾は
126mm なので 40年近く前のフレームじゃないでしょか




この様なクロモリのフレームですが まず最初に
フレームに付着した汚れと油脂を落したいので
強い洗剤で洗います




水が豊富に使える所で洗います






洗剤を原液のままフレーム全体にスプレーします






マジックリンと同程度の洗剤です さすがに素手で触るのは
止めておきます






水で良く洗剤を洗い流します




フレームの塗装に全く艶が無くなりました
この洗浄は塗装をする時は出来るだけ塗装面に
油を付けておきたくないから行っています






フレームの水を拭っておきます 油の付いていない
新しい雑巾です




フレームの洗浄が終わりました 自転車小屋に帰ります




自転車小屋に帰って来ました








フレームにステッカーの糊が残っているので拭きと取ります
ペイント薄め液を使いましょう




次回から塗装の下地調整を行いますがその準備が出来ました






ハンガーとシートラグ周り 何時もの事ですがここに
時間が掛ります そのくせ綺麗に出来ないのがここです






ラグの入り隅 ここも処理の難しい所です 今回は小錆が
多いのでそれで時間が食われそうです






ボトルの直付台座 縦パイプにも有りました 色々と見ていると
時代背景が想像出来て面白いです





さて今回のフレーム塗装 後輩が私に委ねる前に剥離剤を使い塗装を剥そうとしたらしいです
でも剥離剤が全く効かなかったとか・・ 自転車の事を良く知っている彼がそう言うのなら
強い塗装は残し下地に使いましょう、と言う事にしました ただパイプを磨くだけでは無く
現在の塗装も必要な所を剥しながらの作業になるので時間は掛るでしょうね
このシリーズ、次回もお付き合い下さい

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変速機の調整 BB の異音整備完了 CARRERA

2017-06-22 20:32:36 | ロード
BB 付近の異音整備で預かった友人のロードバイク CARRERA カレラ 今回の変速機の調整で
全ての整備が完了します





CARRERA ERAKLE TS イタリアのブランド カレラのエラクルと言うシリーズのフレームです
BB 付近で異音がするという事で整備を進めてきました 前回ディレーラーの取付け用台座
リプレイスエンドの調整を行いました それに付随した変速機の調整を行いましょう






手が油で汚れているのでまずそれを綺麗にします
洗車で使う洗剤 シンプルグリーンを希釈した物を
何時も使える様にしています






変速機は Campgnolo CHORUS 11S が使われています
前回エンドの調整を結構行ったので プーリーの位置が
ずれていてもおかしくありません






エルゴレバーを動かし変速機をトップの位置にします






ガイドプーリーがトップより少し外に寄っています
これはエンドを外側へ修正したので一応想像はしていました
ワイヤーの張りも少し緩いでしょうか






レバーを動かしても 2 枚目に変速しませんでした 
トップ位置を少し内側に調整します ワイヤーも
アジャストボルトで張ってやります






ゆっくりとローギアまで変速しスポークとプーリーケージが
接触してないか確認しています






何度もチェンジを繰り返し微調整をしました






フロント側は概ね良いですが 少しだけ触ります






リアディレーラーの位置調整ボルトはアーレンキーを
使いますが フロントはドライバーが必要です




カンパはあまり得意ではありませんが 前後ストレス無く
変速出来る様に調整が済みました






長く外していたフロントホイールを装着して
今回の整備は終了です




メンテスタンドから降ろします




自転車も久し振りに下へ降ろしてもらえました
これで実走し音鳴り、変速機の状態を確認出来れば良いのですが
残念ながら自転車が大きくて脚が届きません







今回の整備は BB の音鳴りと言うだけで、私も乗ってその状況を確認していなく
原因が解らないまま整備を進めました BB 周りの回転部分を分解し確実に組み付ける方法で
整備を行いましたがこれで音が止っているのか まだ解りません本人に乗って確認してもらいます 
整備をした感覚ではウルトラトルクのベアリング その右側が怪しかったかな・・・
皆さんには長くお付き合いを頂き有難うございました

前回の作業 【 ウルトラトルク フィキシングボルトには ロックタイトを使う 】

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ウルトラトルク フィキシングボルトには ロックタイトを使う

2017-06-21 20:47:44 | 自転車整備 B.B
カンパニョーロ ウルトラトルクのクランクを取付ける時 先日フィキシングボルトに
グリスを使いましたが、少し思う処が有りネジの緩み止め剤 LOCTITE ロックタイトを使い
新たに取付けし直しました




BB 付近の音鳴り対策の為に友人から預かったロードバイクです ここまでに洗車をし
駆動系の分解 洗浄 グリスアップを経てクランクも取付けています ただこれで良かったのか?
と思う処が有り手直し致します






このチェーンホイールはカンパのウルトラトルクを使い
クランクの結合にはこの様なフィキシングボルトを使います




これの締め込みにはネジの緩み止め剤が良いと案内
されていますが 今回はグリスを使い締め込みました






グリスを使ったのには分解した時に BB 周りの錆の状況や
元々グリスが使われていた事もあり 先日はこれが良いだろうと
いう判断をしました






ただその後で色々と考えると 自分の自転車ならとも角
人の自転車に緩むかもしれない、と言う不安を残しては
いけないと もう一度緩み止め剤を使いやり直す事にしました
フィキシングボルトを外しました 良く締まっていました






一度左側のクランクを外します




このシャフトの内径にフィキシングボルト用のネジが
切ってあります ネジのグリスを拭き取ります




ネジのグリスを拭き取り クランクを元に戻します






LOCTITE 222 低強度の緩み止め剤です これをネジに塗布します

この緩み止め剤の強度検証をした事が有ります
自分の感覚で強さを表した この様な記事です
【 LOCTITE 強度検証 】






フィキシングボルトを 10mm のアーレンキーとモンキーで
強く締め込み完了です





自転車整備には色々な方法が有りそれが間違いで無ければ自分の信じた方法で行えば良いと思います
私がここで紹介しているのもそんな方法の一つです 複数の方法の中から選ぶ時に迷う事も有りますが
やはり基本は不安を残さない これは大切な事です やり直してすっきりしました

前回の作業 【 ロードバイク リプレイスエンド 点検 修正 】

次の記事 【 変速機の調整 BB の異音整備完了 CARRERA 】

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ロードバイク リプレイスエンド 点検 修正

2017-06-20 20:21:04 | ロード
先日より BB 付近からの異音で整備を進めているロードバイク 今回は変速機の取付け部
リプレイスエンドの点検をし修正を行いました ディレーラーハンガーとも呼ばれるアルミの金物です





CARRERA ERAKLE TS と言うカーボンフレームのロードバイクです BB 付近からの異音で
整備を進めて来ましたが今回はリアディレーラーのマウント金物 リプレイスエンドの歪みの
有無を点検します






今回ホイールを装着しますが このチェーンステーの
内側が触れるのはこれで最後になります




今の間にもう一度ワックスを掛けておきます




ホイールは Campagnolo BORA 良いホイールですね
空力特性も優れている様です






フレームへ装着する前に使用空気圧までエアーを張っておきます






チェーンレストを外し ホイールを入れます






ストレートドロップアウトのエンドですが ホイールのセンターが
出ているか確認をしています




リアホイールを装着しました






今回の BB 付近の異音とは関係ないと思いますが
手抜きはせずに リプレイスエンドの歪みをチェックしておきます




変速機を外しました






最近のカーボンやアルミフレームには ほとんど使われている
変速機の取付け金物 これをリプレイスエンドと呼びます
ディレーラーハンガーと呼んでも良いでしょう
これの取付けネジは良く緩みますが、先日増し締めを行っています






エンド金物の点検には専用工具を使います 色々な所が出していますが
これは HOZAN C-336 ディレーラー直付ゲージと言う商品名です






工具をリプレイスエンドに取り付けます






この様にホイールと工具との距離を測ります
ここは 36mm






場所を変えます ブレーキ付近です 43mm






ブレーキの下です 少し見難いですが 28mm
これは先程のブレーキ付近と 15mm の差が有ります
許容範囲を大きく超えています 良い状態ではありません



修正



今回のエンドは後ろから見ると概ねこの様な方向に
曲がっていました これを矢印方向へ修正をします




同じ工具を使い測定ヶ所を 35mm で揃えました 
これでリプレイスエンドは真っ直ぐになりました

これはホイールが振れていない事が正確な作業の条件ですが
今回はホイール装着時にその確認はしています






変速機を元に戻します 古いグリスと汚れを拭き取ります






新しいグリスを取付けネジに塗布します ここはグリスの
切れやすい部分です 変速機の駆動部でも有るのでグリスは
必要です






変速機の取付けボルトを締め込みます このネジは気を付けないと
斜めに差込み、線を切る事が有ります慎重に行います 取付けが
出来ました






ここまでがリプレイスエンドの点検と修正作業です
あれだけ曲がっていたのを修正すると 恐らく変速機の
プーリーの位置も変っていると思います、この後その点検を
する必要が有ります





今回はこの様にリプレイスエンドを修正しましたが 新品のフレームでも真っ直ぐなものは無いと
言われる程、精度が出てない部分です 変速性能に直接係わる部分なので是非チェックしてみて下さい

元々落車等で変速機に衝撃を与えた時にフレーム素材より弱い金属を使う事で フレーム本体を
守る目的で作られたものです それにしても今回のパーツは驚く程柔らかかったです できれば
予備を確保しておいたほうが良いですね

前回の記事 【 ペダルの清掃 取付け SPEEDPRAY 】

次の作業 【 ウルトラトルク フィキシングボルトには ロックタイトを使う 】

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ペダルの清掃 取付け SPEEDPLAY

2017-06-19 20:14:24 | 自転車整備 ペダル
BB 付近からの音鳴りの為に預ったロードバイクのペダルは SPEEDPLAY スピードプレイが
使われています 整備の為に外した物を綺麗に掃除をし自転車に取り付けます





友人のロードバイク CARRERA カレラに使われていたペダルは SPEEDPLAY スピードプレイでした
BB 周りの整備が終わったので一旦外していたペダルの清掃をします






このペダルは使用前の物を触った事が無いので
その状態の物と比べる事は出来ませんが 
グリスが切れている手応えでは有りません






今回は外面を掃除をするだけにします






ペダルの取付けネジに良くグリスが回っています 
これは良い事ですね
左側のシャフトにサイコン用のマグネットが付いています






スチールボールを引っ付けてみるとかなり強力です
これについては少し思う処も有りますが今回は触れずにおきます
また改めて記事にさせて頂きます




ウエスとパーツクリーナーを使い油汚れを落します








ペダル本体に取り付けられた金属プレートの装着ネジを
増し締めしておきます






本体は樹脂ですが ポリメイトで潤いを与えておきます








ウエスにポリメイトを染み込ませペダルを拭くと
結構汚れも取れました






整備と言う程の事では有りませんが多少は綺麗になりました
これのグリスアップはグリスポンプが要るので本人にやって
もらいます






ではペダルを取付けます 右側から行きましょう






ペダルレンチとグリスを用意しました 右側のペダルです 








グリスは粘度の低い Super Lube スーパールーブを使います
グリスをネジ山に塗り込みました




ペダルを手で締まるところまでねじ込みます
※ 右側は正ネジです






ペダルレンチで確実に締めます このペダルを外した時は
殆んど締まっていませんでした 自転車の整備で優劣は有りませんが
部品が緩むと走行不能になる様なものは特にしっかりと締め込んで
おく必要があります






右側が終わりました はみ出したグリスは拭き取っておきます






左側を行います クランクのネジも事前に洗浄しています




左のペダルです








こちらにはマグネットを付けておくので防錆の為にグリスを
塗っておきます








ペダルをクランクにねじ込みます こちらは逆ネジです




確実に締め込むと言っても手加減は必要です
頑張れば次に外れる程度の強さで締めています






これで左右のペダルの取付けが終わりました 
マグネットの位置はここじゃないといけないのかな・・





この後ホイールを装着し変速機の調整も行いますが その時にペダルが有った方が
良いですね ペダルの無いクランクを手で持って回すと思い掛けない怪我をする事が有ります
今回の一連の整備もあとわずかです、どうぞ最後までお付き合い下さい

前回の作業 【 Campagnolo CHORUS クランク取付け ウルトラトルク 】

次の作業 【 ロードバイク リプレイスエンド 点検 修正 】

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