Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

シマノのホイール WH-R500

2019-01-05 20:05:31 | ホイール
シマノ WH-R500 古くから多くの自転車に使われて来たエントリーグレードのホイールだと思います
色々な評判を聞きますが廉価で有りながら充分使えるホイールではないでしょうか





COLNAGO コルナゴのクロモリフレームを使ったタウンユースの通勤仕様自転車です
この自転車は私のものではありませんが 2014年7月にフレームの全塗装を含め
私が組んだものです






35年以上経ったフレームの塗装剥離から始めたこのシリーズ
カテゴリー“COLNAGO コルナゴ組み立て”これは実に沢山の
アクセスを頂きました






ホイールは 20年を超えた MAVIC マビックの KSYRIUM
キシリウムを使っていました






しかしリアホイールのフリーホイールの調子が悪くなり少し前に
シマノの WH-R500 に交換しています






この WH-R500 は製造が終わって久しいですが、まだ問屋さんに
在庫があれば新品を購入する事が出来るそうです






現在なら WH-RS100 や WH-RS010 が有りますが 通勤使いで
8速のコンポーネントを使っている自転車なら 11速対応の新しい
ホイールより この WH-RS500 の方が良いだろうと 
私が紹介した自転車屋さんのアドバイスでこれに決めた様です





そんな事でこの自転車に装着してから今回初めて現物を見ましたが 確かに自転車自体は重く
なっていますが、ホイールに振れも無く完成度の高いホイールだと言う印象です
価格を加味して考えるとエントリーモデルとしては、充分上等なホイールですね

ニップルを良く見てみるとネジの部分に何かブルーの物が見えます 触っていないので
確信はありませんが、恐らくネジの緩み止め剤でしょうね 
これを邪道だと言う人も居ますが最近の完組みのホイールには良く使われており、私も
手組みをした時には緩み止め剤は使います その目的は緩みを防止するだけのものでは
ありません




こちらが今まで使っていたマビックのキシリウムです
この後色々と確認してみたい事も有り預かって来ています






マビックのフリーの回転が重くなり走行中に足を止めると
チェーンがたるみ逆回転させるとチェーンが外れる症状が
出ていました それを直そうとしましたが私には直す事が
出来ませんでした 
消耗部品を交換する事無く潤滑剤のみのメンテナンスで
20年以上使えば仕方が無いのかも分かりません






新しいホイールに交換しその様な不安が無くなり使用者本人も
満足しています

逆爪のロードエンドはこのアジャストボルトがホイールの
脱着時のセンター出しを助けてくれます このフレームには
Campagnolo のノーマルエンドが使われています






通勤に使うので私達の様に、絶えずチェーンその他の洗浄は出来ず
良く汚れています ただ潤滑剤は フィニッシュラインのワックスルブを
使っているらしいので乾燥している様に見えるだけなんでしょう
でもこの様な状態を見ると洗ってやりたくなります(笑)






今回ホイールのお世話になったのは兵庫県宝塚市の輪心(わごころ)さん
豊富な知識と腕の良い店長は誠実な人柄で安心して仕事をお任せ出来ます

そんな素敵なお店はこちらです 【 輪心 】





35年は超えたフレームと古いパーツを多く使った自転車ですが 丁寧に整備をしながら
使えばまだまだ大丈夫です 
当初全く自転車整備の事が解からなかった所有者ですが、今では洗車に加えタイヤの交換や
パンク修理は出来る様になっています 色々な事が自分で出来る様になれば楽しくなりますね

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ホイールの振れ取り MAVIC COSMIC ELITE

2018-07-02 20:17:28 | ホイール
完組ホイール マビックのコスミック エリートの振れ取りを行います
アルミのクリンチャー用で スポーク数 20本のホイールです





MAVIC COSMIC ELITE アルミのクリンチャー用ホイールで後輩が使っていた物を
メンテナンスをする為に預って来ました 私もこのホイールを触るのは初めてです






随分前のコスミックは一時手元に有りましたが
凄く重量の有るホイールだった印象が残っています
今回預ってきた物は重量は測っていませんが軽く感じます






ニップルレンチやスポークホルダー センターゲージを用意し
仕事に掛ります






振れを取るにしろホイールのセンターを確認して
センターがずれているなら その方向へリムを寄せる様に
スポークを張って行きます




このセンターゲージは Campagnolo UT- HU010 軽くて
使い易い道具ですが、残念ながらもう手に入りません






スポークはラウンド部分は 2.0mm 扁平部分は 1.1mm × 3.0mm
エアロ形状のスポークです






スポークが捩じれている処が何本か有ります スポークホルダーを使い
真っ直ぐに戻しておきます






完組ホイールはスポークがカンカンに張って有るのかと思っていましたが
それ程でも有りません テンションにバラツキも感じるので一度メーターで
測ってみましょう Park Tool TM-1 です 




普段はあまり使わない道具です シビアなテンション管理を要求される
ホイール以外ではあまり必要としない道具だと思います しかしいざ
測ってみると へ~と言う様な数値が並びました




前後のホイールを測りました ハブフランジの左右別に測っています
本来この数値から換算表に照らし張力を求めるのですが 換算表に
今回のスポークが無いのでテンションメーターの数値をそのまま
記載しています






フロントとリアですがかなり数値にバラツキが有ります
スポークテンションを揃えるとホイールの振れが出ないと
書いていらっしゃるブログ等を良く目にしますが、そんな事は
まずあり得ません かと言ってここまで見事にバラバラだとは
思わなかったです 




余程振れが酷かったら一旦分解して組み直す必要も有りますが
ホイールを回すとそれ程酷くは無いので センター出しと
振れをこのまま取って行きます ニップルレンチは Park Tool
SW-1 2面が 3.3mm のニップル用です




扁平で雁首がストレートのスポークではスポークホルダーは必ず必要です
スポークを保持しながらニップルを回さないと雁首だけが回ったり
扁平部分があさっての方を向き エアロ効果どころか風の抵抗を増して
しまいます






ニップルが固いかとオイルも用意していましたが固着も無く回りました

長く使っているホイールではニップルとスポークのネジが固くなって
いる事が良く有ります これはニップルのネジ部に水や埃が入り
固着するのが原因の一つです
スポークプレップやロックタイトのネジの緩み防止剤を使うのは
ネジの隙間を埋めて異物の進入を防ぐのも大きな目的です
緩み止め剤はニップルを回らなくする為と、間違った思い込みを
されている方も多くいらっしゃる様です






フロントが終わりリアも同じ様に進めて行きます






ホイールの振れ取りの横振れは誰でも簡単に出来ると思います
でも縦振れを綺麗に取るのは難しいですね 私の技術では結構
妥協する事も有ります これで振れ取りは完了です 
このフリーも折角ですから、この後に分解してみましょう





ホイール組やメンテナンスは色々な考え方が有りその方法も様々です
これが正解と言う答えが有るならどのメーカーのホイールも同じ構造になる訳ですが
全く正反対の形状や組み方をした物も存在する程です それが間違っていないなら
自分の信じた方法で進めれば良いかと思います

今回整備が終わった後で今でも現行商品だと言うこのホイールのお値段を聞いて
想像していたよりお安く買えるのに驚きました 練習用なら良いホイールじゃないでしょうか

この後の作業 【 フリーの分解整備 MAVIC COSMIC ELITE 】

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リムセメントを剥す チューブラーホイール

2017-10-02 20:17:21 | ホイール
チューブラーホイールでリムセメントを使っていると それを剥す事も有ります
今回は塗料の剥離剤を使って剥離します その様子をご覧下さい





古いリムセメントを剥す理由は色々有ると思いますが 理由は何であれ、する事は同じです
今回は SOYO の白セメンを使っていますが 違うリムセメントを使う為に、これを綺麗に剥してしまいます




この作業はその方法にも依りますが 今回は水も使いたいので
水が豊富に使える環境で行います








今回使う剥離剤はシールも侵すので
原液が付かない様にテープで養生しておきます
使っているのは建築で多用する養生テープです






塗料用の剥離剤です これは色々な種類が有るらしいですが
私は何時でも簡単に手当が出来る様にホームセンターで
売っている物を買っています 必要量、別容器に取り別けます






剥離剤を塗るのには刷毛を使います






塗る量は出来るだけタップリと塗ります 出来るだけ
多い方が良いです




タイヤの接着面全体に塗り終り しばらく時間を置きます






今回の一回目は 15分程放置しました




これから剥離剤で柔らかくなったリムセメントを剥しますが
その道具はこの様な物を使うと良いでしょう スプーンや
バターナイフなど、リムの凹んだ部分に合う物が良いですね



少し汚いです



柔らかくなったリムセメントを剥して行きますが 一度で
全てが取れる訳では有りません ここは意地にならずに
取れる部分だけ取って行けば良いと思います 
余り時間を掛けると柔らかくなった物が硬くなって行きます




一回目で取れるのはこの程度です




もう一度剥離剤を塗ります 一度目と同じ様に
タップリと・・




やはり 15 分程度置き同じ事を繰り返しました
まだ全てが綺麗に取れていません もう一度
剥離剤を塗りましょう 次で綺麗になるはずです






三回目はほとんど粘度も無くなっているので 
歯ブラシで擦ってやります ニップルのハトメの中は
細いマイナスドライバーと併用すれば良いでしょう




歯ブラシで擦るとほとんど綺麗になりました
剥離剤はアルミに攻撃性が有る物も有るらしいので
水で良く洗い流します








いかがでしょう 古いリムセメントは残っていません
ハトメの中も上手く取れています
リムの中にも水が入っています、バルブ穴を下にして
良く水を切ります




自転車小屋に帰って来ました もう少し手を掛けます






リムの色々な所でテープを剥した跡の様なベタツキを感じます
ペイント薄め液を使い拭き取ります 簡単にベタツキは無くなりました






これでリム全体が綺麗になりました






アルミ素材の表面は直ぐに酸化します このピカールを使うと
添加された油脂が表面を保護してくれます 
水洗いをしペイント薄め液も使ったので リムのニップル側を
磨いておきます






アルミ素材の深い艶が綺麗です ウエスや手が真っ黒に
なりますが、嫌いな作業では有りません




ARAYA のシールも無事でした



豆知識



固定ギアは 15T を付けています 120mm 巾の両切りですが 
決戦用のホイールなのでイタリアンで組んでいます
練習用なら JIS で組むのが普通です




お付き合いを有難うございました 剥離剤を塗り始める準備からここまで約 4 時間強の作業です
チューブラーホイールを使い続けるとリムセメントの塗り重ねは避ける事は出来ません
その量が多くなり重さを感じたり リムセメントが乾燥して風邪を引いてしまうと剥離の必要が有ります
その様な時に、こんな記事がお役にたてば幸いです

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リムセメント除去の準備 ホイールを外す

2017-09-30 20:13:12 | ホイール
チューブラーホイールのリムセメントを除去します 今回はリムセメントの種類を変える為の作業です
その準備として自転車からホイールを外しておきます





私のトラックレーサーです 先日リアホイールのタイヤがパンクして今は仮にタイヤを入れています
この後輪のリムセメントを除去するためにホイールを外します






しばらく保管していたタイヤなので適度に空気管理をして
エア漏れが無いか確認していました




全く関係の無い事ですが チェーンホイールは Cmpagnolo RECORD
カンパのレコードを使っています 私が選手時代からの物で 50年近く経っています






Campagnolo の刻印です PCD 151 クランク長 165mm です
中京大学時代の先輩が使っていた物を譲り受けた物ですが
先輩はこのクランクで日本記録を出しています 
まだ何処にも不具合は無く 使っていて不安は有りません






ホイールを外しましょう ハブナットには 15mm の
レンチを使います ※ 正ネジです




特に難しい作業では有りません




リムセメントを剥す間 自転車の保管をしておきますが
チェーンの処理をしておきましょう




自作のチェーンレストを使います






色々と自作しましたが 保管中、自転車に無理をさせないなら
この片持ちのチェーンレストが使い易くて良いですね
クイックはわざと内側で使っています






乗る訳では無いので神経質になる必要は有りませんが
チェーンもしっかり張っておきます






これでまた保管しておきます




取り外したホイールです




養生していたビニールを外します ホコリ除けです






空気の漏れもなく トレッドも綺麗です 次はこのタイヤを
使いましょう SOYO RED シームレスタイヤです






タイヤを外す為に空気を抜きます 小さな英式の
競輪バルブです 日本だけで使われているバルブです






リムセメントは塗っていないので簡単に外れますが
シームレスタイヤは繊細なので無理をさせてはいけません






これには Vittoria PISTA EVO と言うタイヤを使っていました
この古いセメントを除去します






SOYO の金リム用のリムセメントです 色が白いので
白セメントと呼んでいます 私も昔は良く使ったのですが
最近は速乾タイプを多用するので 次はそちらに換えます





今回は余り重ね塗りをしたホイールでは有りませんが 白セメンの上に速乾のセメントを使うのは
良くないので白セメンを剥してしまいます それでも 3~4 時間は掛るので続きは日を改めましょう

この後の作業はこちら 【 リムセメントを剥す チューブラーホイール 】

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チューブラータイヤ パンク修理道具

2017-09-15 20:53:47 | ホイール
古くから自転車愛好家に使われて来たチューブラータイヤですが 最近はパンク修理が出来ない
使い捨てなどと誤った情報も良く目にします チューブラータイヤのパンク修理も可能でその為の
修理道具をご案内します





チューブラータイヤとはチューブの外側にタイヤを縫い付けた 丸タイヤ と呼び
ホイールに装着する時にはリムセメントと言う接着剤やリムテープと言う両面テープで
貼り付けるタイヤの事を言います 以前は27×1 1/8 丸タイヤ と表記していた時期も有りました






そのタイヤの裏面にはフンドシと呼ばれる布が貼ってあり
それを剥すと縫い目が見えます






縫い目の糸を切りタイヤの腹を開きます




その中には全てのタイヤでは有りませんが この様な
チューブを保護する布が縫い込んで有ります






保護布の糸を切ると中のチューブが見えます
このチューブは一般の自転車と同じ様にパンクの修理が可能です





この様にチューブの穴は塞ぐ事が出来ますが、最近主流になっているクリンチャーや
一般車と違うのは この後タイヤを元通りに縫い直すと言う作業が必要です






その為のパンク修理セットがこれです Velox これは
古くから有る自転車のアイテムを供給していた会社です
このセットも 47~8年前の物です




内容は現在の修理セットと変わりませんが そこに
裁縫に必要な道具が加えられています






これはパンク修理に使うパッチゴムですが 修理に使うのは
この位の大きさに切って使います 1辺は 7mm 程度でしょうか
何度も修理をしている間に解ったのが 空気も漏れずタイヤに
段差も付き難い大きさがこの辺りです






これなんかは恐らく何処を調べても出て来ないと思いますが
当時競輪競走で使っていた SOYO 50匁(モンメ)のチューブです
ラテックスのチューブにはこれを小さく切って使います ゴム糊を
両方に塗ると剥がれる事は有りませんでした




チューブの表面を整えるペーパーはやはり必要です




べロックスの修理用の糸ですが 案外これが早く無くなり
高く付いたものです 初めてパンクを直した時に良く知らずに
普通の木綿糸を使った事が有りますがやはり強度が無くて破裂しました






練習浸けの毎日を過ごす学生時代には修理セットを買うのも
大きな負担です それで畳屋さんで別けて貰った畳糸を使っていました
同期の自転車部員が 4年間使ってもまだこれだけ残っています




瓶の首には同期全員の名前がマジックで書かれています 
懐かしい思い出です。 糸はパンク用の物が手に入らなければ
麻糸に蝋(ロウ)引きをして使えば良いでしょう 水糸やタコ糸は
少し強度が足らないと思います




私のマンションの中庭で紫式部が綺麗な色を出していました
チューブラータイヤでパンクした物は、捨てずに修理をして最後まで使ってやって下さい
雨で練習が出来ない日はする事もないのでそんな時に直せば良いですね

チューブラータイヤの中には SOYO のシームレスタイヤの様に縫い目の無い物も有ります
さすがにそれは同じ方法では無理です、シーラントを注入すれば直る物も有る様です

パンクの修理方法はこちらです 【 チューブラータイヤ パンク修理方法 その1 】

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