前回分解をしたシマノのビンディングペダル 105 今回は洗浄しグリスアップを
行います 前回に続き解り易い様に写真を多く使い、ご覧頂きます
前回分解した シマノ 105 PD-5700 ビンディングペダルです 今回は
各パーツを洗浄しグリスアップまで行いましょう
パーツクリーナーにも好みが有ると思いますが
私はこの KURE の物を良く使います スプレー後
冷たいだけで乾燥が早く結局汚れが落ちなかった
と言う物も多く有ります KUREのこの商品は
乾燥迄に適度な時間が有るのが良いですね
今回のペダルのパーツはかなり細かな物が使われています
無くすと大変困る物も有るので 茶こしに入れてから洗って
います 各パーツの洗浄が終わりました
これからグリスアップを行います パレットの上では
ボールが何処へ行くのか分からないので ペーパー
タオルを敷いています
今回のグリスはフィニッシュラインのテフロングリスを
使います 特に特徴が有る商品では有りません メーカーは
水に強いと案内しています 私の感覚ではオールマイティに
使えるグリスと言う処でしょか
ペダルのシャフト全体にグリスを塗布します 錆びを防止
する目的も有りますが 他の部品との接触が多いこの軸には
多目のグリスを使った方が良い気がしています
シャフトの一番根元、クランク側に入れるシールです
方向が有るので注意が必要です 繊細な方がペダルの
内部側です
シャフトの奥まで入れ グリスを全体に塗っておきます
黒い樹脂で出来たロックボルト 内部にグリスを塗り
シャフトの奥まで差し込みます
金属で出来たリングです とても大切な役割を
していると思いますが 実際にはペダルの内部で
どの様な動きをしているのでしょう 見れる物なら
見てみたいです
先程のリングをシャフトに差し込みます 平らな方が
ボルト側です 形状から玉受けに見えますがそうでは
有りませんね
このペダルの回転部分はボールが 2ヶ所に使われます
そのうちの奥=クランク側の玉押しはシャフトのこの
部分になります
黒い樹脂製のブッシュをシャフトに差し込みます
これ以上奥まで入らないと言う所まで押し込めば
良いです
グリスを塗布し前出のシャフトの玉押し部に ボールを
12個並べます サイズは 3/32 今迄はあまり使われ
なかった小さなサイズです
回転部のケースで左右対称の形をしています
両端の内側が玉受けになっています
内側にグリスを塗りシャフトに差し込みます
ボールが外や内側に逃げない様に注意
クランク側のボールが上手く収まっているか
確認を忘れてはいけません
外側の玉受けにボールを並べます こちらも 12個です
玉押しをねじ込みます こちらもボールが重なったり
逃げたりしない様に注意して下さい
ロックナットを締め込みます
玉押しに 10mm のスパナ ロックナットに 7mm の
メガネレンチを使っています ここで玉当りの調整を
してロックナットを締め込みます 玉当りの調整は
一回で決まる事はあまり無いので、気にする事は
有りません 自分が気に入るまで何度でも行って下さい
※ ガタだけは絶体に駄目です
左右の回転部分のグリスアップと玉当りの調整が
終りました
回転部分をペダル本体に組み付けます
黒い樹脂のロックボルト全体にグリスを塗っています
これはねじ込む時の抵抗を少なくする位の意味しか
無いも分りません ただペダル本体内部のメスネジの
保護と言う事では塗った方が良いと思います
ロックボルト用の専用工具 TL-PD40 を使い
確実に奥まで締め込みます 工具の頭が 36mm
程度有るので大きく口の開く工具も必要です
※ ロックボルトは 左側、正ネジ 右側、逆ネジです
これでシマノ 105シリーズのペダル PD-5700 のオーバーホールが終了しました
このペダルに限らずデュラエース以外は基本的に同じ構造ですので同様に整備を
行えば良いと思います
前回の作業 【 シマノ105 ペダルのオーバーホール/分解 】
行います 前回に続き解り易い様に写真を多く使い、ご覧頂きます
前回分解した シマノ 105 PD-5700 ビンディングペダルです 今回は
各パーツを洗浄しグリスアップまで行いましょう
パーツクリーナーにも好みが有ると思いますが
私はこの KURE の物を良く使います スプレー後
冷たいだけで乾燥が早く結局汚れが落ちなかった
と言う物も多く有ります KUREのこの商品は
乾燥迄に適度な時間が有るのが良いですね
今回のペダルのパーツはかなり細かな物が使われています
無くすと大変困る物も有るので 茶こしに入れてから洗って
います 各パーツの洗浄が終わりました
これからグリスアップを行います パレットの上では
ボールが何処へ行くのか分からないので ペーパー
タオルを敷いています
今回のグリスはフィニッシュラインのテフロングリスを
使います 特に特徴が有る商品では有りません メーカーは
水に強いと案内しています 私の感覚ではオールマイティに
使えるグリスと言う処でしょか
ペダルのシャフト全体にグリスを塗布します 錆びを防止
する目的も有りますが 他の部品との接触が多いこの軸には
多目のグリスを使った方が良い気がしています
シャフトの一番根元、クランク側に入れるシールです
方向が有るので注意が必要です 繊細な方がペダルの
内部側です
シャフトの奥まで入れ グリスを全体に塗っておきます
黒い樹脂で出来たロックボルト 内部にグリスを塗り
シャフトの奥まで差し込みます
金属で出来たリングです とても大切な役割を
していると思いますが 実際にはペダルの内部で
どの様な動きをしているのでしょう 見れる物なら
見てみたいです
先程のリングをシャフトに差し込みます 平らな方が
ボルト側です 形状から玉受けに見えますがそうでは
有りませんね
このペダルの回転部分はボールが 2ヶ所に使われます
そのうちの奥=クランク側の玉押しはシャフトのこの
部分になります
黒い樹脂製のブッシュをシャフトに差し込みます
これ以上奥まで入らないと言う所まで押し込めば
良いです
グリスを塗布し前出のシャフトの玉押し部に ボールを
12個並べます サイズは 3/32 今迄はあまり使われ
なかった小さなサイズです
回転部のケースで左右対称の形をしています
両端の内側が玉受けになっています
内側にグリスを塗りシャフトに差し込みます
ボールが外や内側に逃げない様に注意
クランク側のボールが上手く収まっているか
確認を忘れてはいけません
外側の玉受けにボールを並べます こちらも 12個です
玉押しをねじ込みます こちらもボールが重なったり
逃げたりしない様に注意して下さい
ロックナットを締め込みます
玉押しに 10mm のスパナ ロックナットに 7mm の
メガネレンチを使っています ここで玉当りの調整を
してロックナットを締め込みます 玉当りの調整は
一回で決まる事はあまり無いので、気にする事は
有りません 自分が気に入るまで何度でも行って下さい
※ ガタだけは絶体に駄目です
左右の回転部分のグリスアップと玉当りの調整が
終りました
回転部分をペダル本体に組み付けます
黒い樹脂のロックボルト全体にグリスを塗っています
これはねじ込む時の抵抗を少なくする位の意味しか
無いも分りません ただペダル本体内部のメスネジの
保護と言う事では塗った方が良いと思います
ロックボルト用の専用工具 TL-PD40 を使い
確実に奥まで締め込みます 工具の頭が 36mm
程度有るので大きく口の開く工具も必要です
※ ロックボルトは 左側、正ネジ 右側、逆ネジです
これでシマノ 105シリーズのペダル PD-5700 のオーバーホールが終了しました
このペダルに限らずデュラエース以外は基本的に同じ構造ですので同様に整備を
行えば良いと思います
前回の作業 【 シマノ105 ペダルのオーバーホール/分解 】
わざわざ汎用品でない形?の華奢なゴムのシールとか実際どんな役割があるのか、僕も色々と不思議に思ってます。もしも切っちゃったらと思うと、、と考えるだけで緊張します。
「金属でできた~大切な役割をしている」と仰っている部品は、クランクに近い側のベアリング球を並べやすくするための部品のようです。
「黒い樹脂製のブッシュ」はロックナットに近い側のベアリング球が内部に落ち込むのを防ぐための部品のようです。
ペダル軸の手入れは行ったことがありますが、バネ物の分解はどうにも苦手で避けていましたが、今回の記事を拝見して初めてチャレンジしてみました。PD-R540ではキャッチ&リリースの調整を最弱にするとスプリングが効いていない状態になるようで、安心して組立てできました。ただ残念なことにこのモデルはビンディングピンがプラスネジで、かつ緩み止めのおかげで外れなかったので、ショックドライバーを用意して再チャレンジを予定しています。
これからも、自転車の記事も、自転車以外の記事も楽しみにしております。
でも出来る事はトコトンやってやろうと結構楽しみながらやっていました
>「金属でできた~大切な役割をしている」と仰っている部品は、クランクに近い側のベアリング球を並べやすくするための部品のようです。
これは確かな事でしょうか シマノがその様に案内しているのならそうなのかも分りませんが
あさぴょんさんが 書かれている様に ベアリング球を並べ易いと言う事で有れば あの金属のパーツは無い方が遥かに仕事がし易いですよ あれが有るが為にボールの状態が非常に確認し難いですね ご自分で整備をされてそうお感じになりませんか?
またその金属のパーツを私が 「金属でできた~大切な役割をしている」 この様に表現しているのは
これが無ければ回転軸の摩擦を増やさずにその位置を安定をさせる事が出来ないですね それ位大切な役割を持っていると思います
これはこのペダルの構造を考えると その答えに行きつくのですが 内部を目視出来ないし、組付けた状態の展開図も無く 確証が持てないので 記事内でははっきりと記述していません
>「黒い樹脂製のブッシュ」はロックナットに近い側のベアリング球が内部に落ち込むのを防ぐための部品のようです。
これについてはそうなのかなと想像しますが それであればあそこまでしっかりした物は必要が無いのじゃないかとも感じます
これについてもシマノがこの様に案内しているなど確かな事なんでしょうか 前記も併せて是非お教え下さいませ 宜しくお願い致します