映画100選 番外テン 10 「悪魔の毒々モンスター」

これは試写会が当たったか招待状を貰ったか忘れましたが、サンケイホールで試写会として友人と見ました
いじめられっ子な青年が産業廃棄物を浴びてしまい、スーパーパワーを身につけた醜いモンスターになってしまい、いじめっ子グループたちに復讐していく話
当時流行りのスプラッター描写全開だが、悪党達が残酷にモンスターに成敗されるその爽快感たるや熱狂と興奮を通り越してエクスタシーの領域に！（笑）

モンスターに目の不自由な彼女が出来るんたが、目が見えない彼女にモンスターの醜さはわからず心優しい部分に惹かれていくのは「チャップリンの街の灯」見たいで泣かせる!?（笑）

トロマチームの低予算なスプラッタームービーたが、結構ヒットしたから続編作られたがこの1作目には遠く及ばなかったですね

映画100選 番外テン 09「ブルーサンダー」

昔レンタルビデオで見て以来とても好きな1本のひとつになりました
ロイ・シャイダー演じるどこかユーモア感じさせる主人公のキャラとマルコム・マクダウエル扮する嫌な奴の代表格のような悪党キャラの対比も面白いが、実機によるクライマックスのロサンゼルス上空のヘリチェイスの迫力や、警察に連行されそうな妻を救うため橋の下からゆっくり舞い上がってくるブルーサンダーのかっこよさなど見所満載のアクション映画になっていて何回見ても飽きの来ない映画です

昔はダビングして何回も見たなー
後にTVシリーズにもなってましたな
見た事ないけど…
また「超音速攻撃ヘリ エアウルフ」と言うTVシリーズもありましたが、パイロット版が日本でビデオで出た時は「ブルーサンダー」のぱちモンやんけ！
と思ったもんでした
でも見て見るとジャン・マイケル・ビンセントとアーネスト・ボーグナインの掛け合いも含めなかなか面白いドラマではありました

映画100選 番外テン 08「裏窓」

ヒッチコック監督は好きな監督の1人ですが「鳥」
「サイコ」「北北西に進路を取れ」「海外特派員」など好きな作品が多いですが、1番好きなのがこの作品なんですね
身近な現実的な風景と舞台設定の中で繰り広げられるサスペンスはまさにハラハラドキドキですね
ジェームス・スチュアートのユーモアのある芝居も微妙にさじ加減として聞いています
午前10時の映画祭8でGW明けに公開されるようなので続きはそちらを鑑賞した後に書きますが、ヒッチコックの他の作品同様に後々の映画に色々と影響与えた傑作だと思います

映画100選 番外テン 07「クリープショー」

ジョージAロメロとスティーブキング、トムサビーニが組んだ強力ホラーオムニバス映画
ホラーブームの最盛期に公開された作品だが、すでに輸入版などで当時のマニアからは絶賛されてました
最初のファーザーズディから最後のゴキブリのエピソードまでコミック雑誌形式の展開にホラーファンを刺激しまくるエピソードの連続でとても楽しい120分

やはり強烈なのは最後のゴキブリの話
身近に居る存在だけに、見てる側も気持ち悪さ増大！
身体からゴキブリが這い出てくる特殊メイクはまさにトムサビーニの真骨頂炸裂！
80年代のホラー映画界のまさにスリートップの共演による贅沢な作品

映画100選番外テン 06 「グリース」

ミュージカル映画も私は好きなんですが、それでもミュージカルはダメって言う人も結構居ます
大抵は突然歌い出したりするのがどうも合わないって言う声をよく聞きますが、私は逆にそんなのがかえって非日常の世界に浸れて好きなんです

そんなミュージカル映画でも「ウエストサイド物語」とか「王様と私」「マイフェアレディ」と言った名作は未だ未見なんですけどね（笑）
しかしこの「グリース」は劇場では見てないけど何度もテレビ洋画劇場で見たしDVDも持ってます
ミュージカル映画の中でも1.2の好きな作品です

ジョントラボルタとオリビアニュートンジョンによる歌と踊りの青春コメディなんですが、冒頭の「慕情のテーマ」からエンドロールの「グリース」まで全編通して流れる音楽と時にはしっとり、時にはノリノリで歌い踊る映像が見事に当時１０代の私の心に刻まれました
けい
清純な女子高生からガラッとイメチェンしたサンディの登場のカットから流れてくる「愛のデュエット」の軽快なリズムのイントロから始まるトラボルタ&オリビアの華麗なダンスと歌をクライマックスに何度見ても楽しい気分にさせてくれる
(ラジオの映画音楽番組で良くかかってました)
「サタデーナイトフィーバー」より私は断然こちらが好きですね

映画100選 番外テン05 「ゴーストバスターズ」

これは南街劇場でしたね見ましたね
映画としては今思えば平凡な作品かも知れないが、公開当時に劇場で見た時はとにかくメチャメチャ楽しかったんですね
ビルマーレー、ダンエイクロイド、ハロルドライミスの3人がレイパーカーＪｒ．のテーマ曲に乗って活躍するシーンを始め、この作品は金の掛けたド派手なコメディ映画って感じでしたね
主人公たちも登場する主題歌♩ゴーストバスターズのPVも著名人も多数出てきてゴキゲンな仕上がりになってました

それに対して続編の「ゴーストバスターズ2」は印象に残らず、今年公開されたリメイク版も悪くはないけど、やはりこの１作目がオンリーワンな「ゴーストバスターズ」ですね

映画100選 番外テン 04 「ベストキッド」

この映画も100本に入れたかった好きな作品です
今思えばよくあるパターンのストーリーではあるんですが80年代定番の青春映画にスポ根をプラスされたストーリーは王道的な展開を見せ安心して楽しめます
とくにラルフ・マッチォとパットモリタの師弟コンビがいいですね
素直な少年ダニエルと真面目な一面の中にユーモアと精神的強さを持つミヤギ老人の関係はまさに師弟って感じが出てました
また窓拭きなどの日常的な動きが実は空手の鍛錬になっていると言うのも味があるしね
(ジャッキーチェン版はイマイチにジャッキーがジャッキーな分パットモリタの味わいに程遠かった)

また善と悪がわかりやくなってたのもよかったでせね
悪役の空手道場がコブラ会！
まさにマンガの世界のような命名です
そこにイジメらてたダニエル君が彼女の応援とパットモリタとの絆の中で成長し、悪党と対峙する訳であります
ラストの一本足拳は一撃必殺の名場面です

トーナメントの試合中に流れる♩ユー・アー・ザ・ベストやエンドロールの主題歌ザバイバーの♩モーメント・オブ・トゥルースも聞くだけでリアルタイムの時間に帰れそうな名曲でした

映画100選 番外テン 03 「クリムゾン・タイド」

公開当時全く予備知識無しで見た作品です
艦長ジーンハックマンと副艦長デンゼルワシントンを乗せた潜水艦アラバマが極秘裏にロシアへ向けて出動する
その目的はクーデターが起こったロシアで反乱軍に乗っ取られた核ミサイル基地へ攻撃される前に核の先制攻撃を仕掛けるため…そして司令部より発射命令が下り緊張が高ぶる中、核ミサイルを発射処置を取る艦長！
しかし発射直前新たな司令が…しかし敵の攻撃を受け司令が途中で切れてしまう
ミサイルを撃つのか撃たないのか…艦長と副艦長が対立する

この映画はここから抜群に面白い密室劇となります
追加の指令がもし作戦中止ならミサイルを撃ってしまえばトンデモ無い事を米国はしてしまうし、もし今撃たなかったら祖国アメリカは核攻撃の脅威にさらされる
どちらも主張もわからない事もない状況に艦長側と副艦長側との対立、反乱が起こる

緊張感高まる展開をデンゼルワシントンとジーンハックマンの2人の名優が最後はまで画面に釘付けにさせてくれます
結末が想像通りだったとしても、ついつい劇中の乗組員と一緒にガッツポーズしてしまいそう（笑）

しかしこの映画の個人的なポイントは劇中に会話で出てくる馬の話
このさりげない雑談の続きがラストに出た事により実に後味の良い映画となるのです
思わず敬礼してしまいます
ハンス・ジマーの名スコアが更に映画を盛り上げてくれます
思わずサントラCD買いました

映画100選 番外テン 02 「ハスラー2」

ビリアードブームを日本に起こした作品でもありますね
ナインボールなんて言う言葉さえも知らない私でしたがこの作品を見てビリアードへ良く通いました

名作と言われる前作より私はこの作品が好きです
すっかり白髪になったポール・ニューマンの哀愁を帯びた一つ一つの仕草が堪りません
かつて名を馳せた名ハスラーのエディ年齢と更に時代と共に過去の存在となりつつあるのを、一種の滅びの美学のような芝居を見せてくれます

彼に見出された若者ヴィンセントを演じるトム・クルーズの無鉄砲で生き生きとした芝居が対照的で面白いです
エディの教えを受けながらも、言いつけを守らず若気の至の俺流を通すヴィンセント
しかしそれが結果的に師を超える存在となってしまうのが、また皮肉と言うか時の流れなのか
まだまだ現役の第一線と言うプライドを打ち砕かれたエディの悔しさをポール・ニューマンが哀愁ある芝居が心に響くのであります

またフォレスト・ウィティカー扮するハスラーにまんまんとやられる場面で限界を感じたエディが引退ではなく再起をかけて大会に挑む姿は感動モノ！
1試合勝てば人気の無い会場の外に出て、よっしゃー！とガッツポーズする姿のお茶目なトコが笑えると同時に鳥肌もたつぐらいこちらも力が入ります

かつての弟子ヴィンセントに「あんたはもう僕には勝てない」と言わしめながらも、何を若僧！見たいな感じでボールをクラッシュさす場面は勝敗に関係なくアドレナリンが出まくる爽快感がありましたね

映画100選 番外テン 01 「Mr.レディMr.マダム」

この作品を100本に入れるかどうか
悩んだ末に次点(次10(テン))になりました
初めて見たのはテレビ洋画劇場でしたが
ゲイカップルが巻き起こすドタバタ劇が最高でしたね

ゲイクラブのオーナーのレナードが過去の過ちで出来た息子が、結婚する事になりフィアンセの彼女とその両親を連れて会いに来ると言う…レナードはパートナーでありクラブの花形アルバンともども平静を装いゲイとバレないように一芝居打つのだが…

この設定だけでも面白いんだが、アルバン役のミッシェル・セローのゲイぶりが最高です
日本語吹き替えの金田龍之介さんがまたハマりにハマった名吹き替えが印象的でした
もう一度この吹き替え何とか見れないかなー？

ハリウッドリメイクの「バードゲージ」もネイサン・レインが良い味を出していてそちらもオススメですねー