MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

映画100選 062 「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」

2016-03-31 10:02:18 | 映画100選




ゾンビ映画の原点的な作品
もちろん監督はジョージ・A・ロメロ
更に昔に「ホワイトゾンビ」と言うタイトルの作品あったけど、近代ゾンビ映画はこの作品が原点でしょう

死者が甦り生者を襲い、肉をくらいやがてそれもまたゾンビとなり甦る…そんなパターンが確立され、また何かに立て籠もってゾンビと戦うのも後の作品群に影響与えましたね

モノクロ映像がかえって不気味さを出してる
ゾンビの顔もカラーとはまた違う味で怖さ出してますね
立て籠もる家の中での非常時の人間の性などが出ていて改めてこの作品は単なるホラー映画でない所を見せてくれます
様々なテーマを定義させてくれる後のロメロゾンビ三部作ならびにその後のシリーズの礎となる

「最後の人質」

2016-03-30 19:52:06 | 書籍




旅客機がハイジャックされた
犯人の要求はとある犯罪者の逮捕と起訴
要求が応じられない場合は旅客機を爆破すると言う犯人にFBI女捜査官がネゴシエーターとして立ち向かうが…

まるで映画のような設定、少し凝ったハイジャック犯の正体とその動機…予測不能の展開にイッキ読みしてしまいます
テンポも良く読みやすいです
でも映画とかを見慣れた人には展開読めてしまうかも?
テレビのミニシリーズ辺りで映像化したら面白そうです

映画100選 061 「シェルブールの雨傘」

2016-03-29 00:21:31 | 映画100選




若きカトリーヌ・ドヌーヴ主演の名作です
18歳の若きドヌーヴが可愛いらしい過ぎます!
それだけでも見応えあります

戦争が若い2人の愛を引き裂いてしまう、よくあるパターンの悲しいラブストーリーですが、全編セリフが歌になってるミュージカル映画なんです
明るいシーンで歌い踊り、切ない悲しい場面では情感を込めて歌われる
ま、歌いだしたりする映画が苦手な人にはキツイ
かもしれませんが、美しくも切ないメロディのテーマ曲は有名でありまさに名曲です

すれ違った2人がある時再会する時の2人の感情を抑えた表情や振る舞いが切ないです
まさに降り積もる雪が2人の溝を埋めて行くかのような名シーンですね

レアな懐かしいパンフレット発見

2016-03-27 00:12:06 | 書籍



日本橋の古本屋で懐かしい映画パンフレット発見!
「007は2度死ぬ」とレアな作品
やらせ殺人映画「スナッフ」に「人間解剖」
とりわけ「007は2度死ぬ」は007パンフレット全作コレクト目指してる私にすれば大変嬉しい
いよいよ全作まで王手!
あとは「サンダーボール作戦」

「人間解剖」はまさに人間解剖のドキュメンタリー映画でたしか私が小学生の頃にニューOS劇場でしてたかな?
人間の解剖なんてありえん!
とびびりまくって未見です
パンフレットはオール白黒です
当時の劇場販売価格は100円!

「スナッフ」は実際の殺人が収録されてると言う触れ込みの実はやらせ映画

No.14 「ザ・ブリザード(3D)」

2016-03-26 13:03:59 | 2016年劇場鑑賞




監督 クレイグ・ギレスピー 
出演 クリス・パイン 



遅ればせながら3Dでの鑑賞
実際に起こった遭難事故の映画化
正直まさに奇跡のドラマとしか言いようのない展開ですね
羅針盤もすっとんだ状態でたまたま遭難場所に到着してしまうと言う事からして奇跡!
メチャクチャ荒れ狂う海に小型救助船で出航するんだが、どう考えても無茶な話
映画的には面白い設定だが現実はどうなんかな?
この通りだとすればまさに何かに守られてるしか言いようのない

船体が真っ二つに割れた巨大タンカーのビジュアルも凄まじいが、これも沈まないのも奇跡!
極め付けは12人乗りのボートに32人乗ると言う奇跡
この時こそ「ボートが小さすぎる」と「ジョーズ」の名セリフを言うて欲しかった(笑)

使命感と勇気で困難に立ち向かう救出する側と生き延びようとする助けられる側のそれぞれの人間力が生み出した奇跡でしょう
しかし映画的にはいざ現場に着いたら呆気なく救出されるのが逆なリアリティ?

こう言う映画は3Dなら見所満載のはずなのに、ほとんど3Dの効果が生きなかったのが残念
もう3Dは特定の作品だけでいいや



★★★ 2016.3.25(金) アポロシネマ スクリーン7 20:50 G-3

さらばジムニー

2016-03-25 17:21:05 | その他


今朝16年間乗っていた車、ジムニーを売った
新生活による生活スタイルの変化と何より老朽化による決断ではあるが、カーマニアでも車好きでも無い私だがいざ手放すとなると寂しいもんです
何故なら初めて自分の車を持ったのがこの車で、以降この車オンリーで16年過ごしたので何かと思いれがあるからです

プライベートは勿論仕事の出張などでも色々なとこへ私を運んでくれた
奈良や京都、白浜も淡路島も丹波篠山も、ハロウィンのライブを見に遠征した時は名神高速で走行中にタイヤがバーストして死にかけたのも良き思い出だ

2007年からはサマソニ行く時には必ず灼熱の舞洲に同行し、2日間の長丁場を乗り切る為の体力回復の休憩場所になったり、ミッドナイトソニックの時は寝床にもなった
クーラーかけずに寝て熱中症で死にかける寸前に目が覚めたのも良い思い出だ

ラジオ関西のナイター中継聞きながら病院や介護施設通いしたし、布施や今里で美味しいもの巡りもし、大阪中の映画館もこの車で回った
結婚前の嫁と高松まで讃岐うどん巡りしたのがこの車の最後の遠出になったが老体にムチを打ち良く走ってくれた

冷房の効き悪いのには定評あるし、事故もしたし、パンクにバースト、オイル漏れ、走行中に天井の内装が剥がれ落ちて修羅場にもなった
それでも最後まで私を色んな場所に運んでくれた
今朝自宅から買取してくれるモータースまでのラストランの数分間はラジオもかけず、いつもかけてたヘヴィメタルも流れる事なく静かに走り慣れた町を走行したのでございます

次の人生(車生?)がまたあるのかどうかわからないが、テレビCMじゃないが「こいつの事よろしくお願いします」な心境なのであります

さらばジムニー
ありがとう

映画100選 060 「レオン」

2016-03-23 23:52:25 | 映画100選




リュックベッソン監督作では「グランブルー」が有名で代表作でもあるだろうが、一般受けすると言う意味ではこの作品が1番人気ではないかな?
私も個人的にはこの作品が1番好きでもある

元々はリュックベッソン監督作の「ニキータ」のスピンオフ的な作品なんだが、スピンオフの方が一般的に人気が高くなってしまった
孤高の殺し屋と1人の少女との親子のようで、どこか恋人のようにさえ思える2人の関係が全編通してアクションとサスペンスを絡ませて描かれる

ジャンレノ演じるレオンの殺し屋の時の非常な一面と少女と接する時のぶっきら棒で優しい顔のギャップ、ナタリーポートマンの薄幸の美少女ぶりの美しいこと!
この2人のキャラクターもこの作品の大きな魅力
そしてゲイリーオールドマンのイカれた悪党刑事もさすがの名演です

幸せ薄い二人が共に人生を生きる為に最後の戦いを挑むレオンのその行末は悲しくとも、しかし初めて安住の地に根付いたと言う意味ではハッピーかもしれない
それだけにエンディングのスティングの曲が胸に染みる

クライマックスのレオンと警官隊との攻防戦はまさに初めて人生を生きようとする為に戦う兵士のようだが、それだけにラストに訪れる結末は悲
しいながらも

映画100選 059 「イルカの日」

2016-03-20 17:26:54 | 映画100選




これもテレビ洋画劇場で見た名作
イルカに言葉を覚えさせる研究をしている科学者夫婦が主人公
人間と会話できるくらいまで言葉が話せるようになるイルカのかしこさに感動しましたね
その根底にあるのはイルカと人間の信頼関係

しかしある組織がそのイルカの能力を使って大統領暗殺の道具に使おうとする…
この作品は人間と動物の感動物語では無くサスペンス映画であります
そんな作品でありながらテーマ曲はとても感動的な旋律でこのドラマを盛り立てます

特に最後に科学者が取る究極の行動は切なく悲しい…それがイルカを守る為とはいえ…
やはり人間とは動物から見れば残酷なものなのか
科学者夫婦の心情を察すると胸をかきむしられる思いなのです


No.13 「マネー・ショート 華麗なる大逆転 」

2016-03-19 10:35:07 | 2016年劇場鑑賞




監督 アダム・マッケイ
出演 クリスチャン・ベイル
スティーヴ・カレル
ライアン・ゴズリング



この作品は正直力作だと思います
リーマンショックを背景にいち早く危機を察知した金融マンたちのドラマをスピーディーかつドラマチックに描かれている

しかし、私の知識の無さからこの作品に出てくるセリフや展開について行けず、ほぼ撃沈の状態でございました
途中に解説的な事もしてくれるんだが何の事やら意味わからず、劇中にかかるメタリカやガンズなどのメタルサウンドぐらいしかしっくり来なかった
すまん!

でも力作感は感じた



★★ 2016.3.18(金) アポロシネマ スクリーン8 20:50 J-13

映画100選 058 「エクソシスト」

2016-03-18 11:32:11 | 映画100選




ホラー映画が好きな私ですが、小学生の頃はまるっきし怖いのはダメでございまして、テレビの怪談もの何かも避けていました(中学生くらいから怖いもの見たさ的な興味は出てきて現在に至る)
1973年に公開されたこの映画もマスコミに大々的に宣伝されていて、少年雑誌などにも特集を組まれていたので当然知っていた

何より悪魔に取り憑かれた少女の顔がおぞましく変わるのが怖くてイラストを見るのも嫌でした
当時公開前から悪魔に取り憑かれた特殊メイクをしたリンダ・ブレアーの顔はマスコミでは画像は公開されてなく、替わりにイラストなどが載っていたのです

初めてまともに鑑賞したのはテレビで10代後半の頃、そしてホラー映画ファンになった大人になってから何度も見たけど、この映画は見れば見るほど恐ろしくもまた素晴らしい名作だと感じている訳であります
この作品の大ヒットにより日本ではオカルト映画ブームが巻き起こり、オカルト映画と呼ばれる、今で言うホラー映画が続々と公開されましたね

悪魔に取り憑かれた14歳の少女リーガンが恐ろしい形相で太い男の声で毒づき、口から緑色の汚物を吐き散らしたり首がクルッと回ったり、十字架を股間に突き刺したて「ファックミー!」を連呼する…まさに公開当時失神者出たとかが頷けるようなショックシーン連発は今の時代見ても凄いです
(ま、首がクルッと回ったりするのは今となったら笑ってしまうが…)

そしてこの映画は怖がらすだけのホラー、オカルト映画と言うカテゴリーを超越したテーマがあると思います
科学や医学と信仰、善と悪、希望と絶望など色んな事の対極にあるものを対比させて、神と悪魔との対決の物語を見せてくれる崇高な作品なのであります
♫チュブラーベルズの美しい旋律と共にいつまでも心に残るまさにホラー映画のベストワン!