MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

映画もテレワーク?!

2020-03-29 22:39:00 | 映画の話題













新型コロナの影響で仕事に影響出ておりますが、映画劇場鑑賞にも出てます
アポロシネマは短縮営業でレイトショーがカットされてますが更に延長しそうで、しかもなんばパークスもレイト無し

レイト中心で見てるものとしては中々厳しい
今は自粛出てるので繁華街の外出はためらわれますがね

で、家で映画見てたらたまたま今まで見た事無かった「誘拐報道」と「白蛇抄」を見たんですが、この2本に共通するのは小柳ルミ子さんなんですね
一つは誘拐犯の妻、もう一つは訳ありで寺に住込む女で出演しております
この2本見て小柳ルミ子さんの芝居が鬼気迫る演技をしてるのを見て、当時絶賛されてたのが今更ながら納得致しました
特に白蛇抄での当時では第一線の人気歌手でありながら若山富三郎に股間に顔を埋められあらわもない喘ぎ悶絶しながらの芝居は当時としてはびっくりですな
バストトップまで完全露出させてますが、ヌードだけの話題性だけでなく賞レースでも当時実績を残した女優として芝居も見事でした
家で未見の旧作を見るのもいいもんですな

しかし新作映画も軒並み公開延期になってますね
今、やってる映画はちょっと興行的には貧乏くじ引いた感じではないでしょうか…
早く落ち着いてほしい

「リメイク版 24」

2020-03-24 21:51:00 | その他






米ドラマ「24-TWENTY FOUR-」のリメイクドラマ「24 JAPAN」が秋にいよいよ放送
キーファー・サザーランドが演じた主人公ジャック・バウアー捜査官にあたる主役を唐沢寿明が演じるらしい…
リアルタイムで「24-TWENTY FOUR-」を見てた時、一度は思った事ある「日本なら誰がこの役やる?」では私の中では唐沢寿明は頭に無かったなー
ちょっと歳食ってるかなー
トニーアルメイダは誰?娘キムは?ニーナは?女性総理は?と配役も気になるとこだが、このドラマは配役もさる事ながら、キモはなんと言っても早く次が見たく来週まで待ちきれないと思わせる脚本と演出
期待より期待ハズレ感が半分以上の予感だが色んな意味でオリジナルファンとしては楽しみ

オリジナル同様24時間のドラマを1時間を1話で描く全24話
くれぐれも12話とかで打ち切りにならないように…

幸いテレ朝単独でなくオリジナル版の20世紀FOX社と共同製作なのて変な方向にはならないと思うが

主題歌出来るやろなー
でもそぐわない安易なJPOPはやめて欲しい

唐沢バウアーの"ロンゲスト・ディ=長い1日"はさて…? 

映画音楽100選 062 「ドラゴン怒りの鉄拳のテーマ"Fist Of Fury"」(「ドラゴン怒りの鉄拳」」より)

2020-03-16 09:42:47 | 映画音楽100選
Mike Remedios LIVE IN TOKYO "Fist Of Fury"




「♪アイユーサーン!」もう永遠のテーマ曲!(笑)
アポロローズで見たこの作品のオープニングで流れたこの曲を聞いた時の衝撃は当時小学生の私にディープインパクトを残しました
サントラレコードを買って毎日針飛びしてしまうぐらい聞き倒したもんです
名曲「燃えよドラゴンのテーマ」以上に好きな曲です

歌うはマイク・レメディオス!
ブルースリーソングと言えばこの人ですね
貴重な彼のライブ映像の動画です
映画で歌ってるから白人か黒人かと子供の頃思ってたらこの動画を見ればわかるように東洋人でした
しかも2012年に東京大阪で来日公演していた!
知ってたら絶対大阪公演に行ってましたね
残念!

見た目結構おじいさんだが、年は取ってる声だがたしかにレコードで聞いたあの歌声...

劇場公開時の1974年当時は私が住んでいたアパートの玄関が門になっていて、そこの門にいくまでちょっとした直線の通路を通るんですね
そこを出るときこの曲の終盤のメロディが脳内を駆け巡らせながら「ドラゴン怒りの鉄拳」のラストシーンのごとく「オリャー!」と叫びながら門の前まで駆けて行き飛び蹴りの真似をして出て行ったもんだ(笑)

しかしこの曲の入ったバージョンは長らくブルーレイで出るまではソフト化はおろかTV放送でも使われてませんでした
日本劇場公開版のみのバージョンの為以降TV洋画劇場やビデオ、DVDなどにはオリジナル音源の入った広東語バージョンが主流でした
後に台詞が日本公開時と同様の英語バージョンが公開されたりソフト化になったりしましたが、音楽はオリジナル版でした
公開当時のプリントが現存しないと聞いてましたが、今は再現した復刻版としてブルーレイなどでこの歌の入った「ドラゴン怒りの鉄拳」を見る事が出来ます

「九十九本目の生娘」

2020-03-14 00:12:00 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)




コロナウィルス蔓延でちょっと映画鑑賞が疎かになっていて、しかもアポロシネマがレイトショー取りやめ中もあり、ちょっと劇場から遠ざかってます
見たい映画が多々あるのにね

そんな中、日本映画専門チャンネルで放送されたこの作品
昔、ビデオ化されたきり、DVDなどソフト化になってないカルトな作品
差別的な描写が多々ある作品なのでこれからも難しいかも?
貴重な映画を見た心境でした

草むらを逃げ回る物体
それを追い回す人間…猪か豚かとおもいきや何と老婆!
演じる五月藤江さんの超怪演がこの映画ワンランクあげてます

山奥ので行われる奇祭
生娘を誘拐しその血で刀を打つ
99本目の刀となるハズが老婆が誘拐した生贄の女は処女で無かった為に刀作りが失敗に終わる
…何とか刀を完成させたいの長老は警察署長の美しい娘に狙いを付けて…と言うあらすじだが、この山奥の民と山の外の村人達との確執や人間扱いされないの老婆への仕打ちなどは放送コードの引っ掛かるとこですね

主演は若き日の菅原文太
颯爽との警察官を演じ、恋人でもある警察署長の娘を救うべく警官隊を率いて山狩りをしながら山奥のに突入していく
民達は弓矢やナイフなどで攻撃してくるが、文明人?の警察は拳銃などで応戦
威嚇射撃の命令で一世に威嚇で撃ったら早々に民に命中するのは笑わす(笑)

昭和の時代の如何わしさも感じさせるカルト映画の佳作
珍作に見れるが、悪役的な民達の姿がどこと無く悲しくも見える
山奥の中で独自の生活をし、村人達からは変人や人間扱いされないところは当時の倫理的なテーマが見える

しかし老婆の五月藤江は怖い形相でさすが化け猫で一斉を風靡しただけある




思い出名画座 vol.10 「布施ラインシネマ 」

2020-03-01 00:01:00 | 映画館






東大阪の布施にあるシネコン

布施ラインシネマが2月末で閉館する

ブロ友さんの記事で知ったこのニュース

とても残念であり、またとうとうダメやったかと言う思いもありました

東大阪随一のシネコンとして19971213日にオープンささ、ご当地の映画ファンに愛されてると思ってました

オープン当初は名称に布施はなくラインシネマだけだったんですね西側の入口に岡島ラインシネマとも書いてる

商店街に南館がオープンしてから布施ラインシネマ北館となったようです




この劇場のおかげでわざわざ大阪市内に行かずとも映画が色々楽しめると言う事では東大阪近隣の人には良かったんではないか?と思ってたけど、逆にミナミやキタのような大きな繁華街でもなく、また娯楽施設や大型スーパーなどと一体化してる訳でない一階にマクドがあるだけの一戸建ての映画館だけのビルなので、映画だけしか見る事が出来ないってのが一般層には敬遠されたんでしょうかねー

やはり経営的に苦しかったんですね


私は以前住んでた場所は大阪の東住吉区桑津と言う場所で、その自宅から布施ラインシネマまでは意外と遠く感じなかったんですね

ちょうど当時メンバーカード持っていた今は亡き動物園前シネフェスタ4の会員証がラインシネマでも有効だった事もあり、2005年頃から通うようになりました

そこから約10年近くなんばや阿倍野に負けないくらい映画を見に行ってました

その頃から平日の夕方以降ではありますがお客さんは寂しい入りでしたね


ラインシネマはビル全部が映画館なのでシネコンと言うより劇場的な感覚で見てました

私が行き出した頃は近くの商店街に3スクリーンある布施ラインシネマ南館と言うのがあり、今のビルは布施ラインシネマ北館と言う事になってました

北館7スクリーンと合わせて10スクリーンある巨大シネコンだったんですね名称も布施ラインシネマ10でした、


南館は地下に2スクリーンと1階に広い1スクリーンと言う構成

どちらかと言うと下のスクリーンの方が行く機会が多かったですね

初めてラインシネマで見たのも南館でした(多分「サスペクト・ゼロ」)

ここはいかにも映画館を改装したって感じの作りで、昔あった商店街にある街の映画館を感じさす只住まいでした

南館北館通じてラインシネマで1番お客さん多いと思ったのが、マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」で、たまたま別の用事で南館のある商店街を歩いてたらいつもと明らかに違う凄い人の流れで、それが「THIS IS IT」を見終わって南館から出てきた人達でありました

 


↑南館の全景 昔の映画館の佇まいがいい

↑南館のスクリーン

↑南館の地下の2つのスクリーン前のロビー

 ↑南館最後のラインナップ

↑北館のスクリーン構成

↑10スクリーン時代

ここでは当然ながらハシゴして見るときもありました

北館と南館にまたがってのハシゴも当然あり、ある時は5分くらいの時間差でハシゴするので、いい歳した大人が商店街を駆け足で走ると言う迷惑な事もしてました(笑)

また北館内でハシゴの時は最初に見てた映画が終わると同時に次見る映画のスクリーンでは予告が始まると言う予告移動もやりました

ここは予告が短いから大変でしたねー

5分も無かったかも?

時間開く時は近隣の布施グルメを楽しんでました

ハシゴしやすい劇場でした

北館前にあったインド料理のサモサが美味かったなー


南館は2010年閉館となり残った北館7スクリーンで残り10年営業してた事になりますね

北館は1階にスタジアム式のオオバコであるシネマ1があり3.5.7階にそれぞれ2スクリーンずつの計7スクリーン

シネマ1だけ明らかにスタジアム式で造りが違うがシネマ27までは造りが同じでした

ただ席数は多い少ないありました

1番席数多かったのは7階のシネマ7

その次はスタジアム式のシネマ1

1番少ないのがシネマ6

それぞれスクリーンごとに色分けされてます


シネフェスタ4が閉館した後はここの会員になり格安で映画が見れるようになり、よく通うようになりました

紙の会員証でスタンプが貯まれば無料で見れたりしました

窓口でチケット買って会員証の裏にスタンプ押してもらう

そのアナログ感が良かったですね

毎月封書で案内が送られて来て夏にはサービス券かついてました

なかなかサービスの良かったシネコンだったんですがねー








↑サヨナラ企画の展示物

↑よく休憩したロビーのスペース


2015年の「96時間レクイエム」で一旦ここの劇場から私の引っ越しにより疎遠になりましたが、閉館の知らせを聞いて先日5年ぶりに「バッドボーイズ アフターライフ」を見に訪れました

5年前と殆ど変わってない外観に内装

懐かしいかったです

下のマクドは潰れてた

サヨナラ企画で過去の上映作の一覧表やシネコンなる前の劇場時代の写真や布施ラインシネマがオープンした時のチラシなど貴重な資料が展示されてました

1階のフロアの一部の壁にお客さんがメモ用紙に書いた映画のタイトルが貼られてました

私も書いて来ました007/オクトパシー」と(笑)

あまり他の人が書かないのを書いて見ました

87年に因んで名作を87本上映する企画ラストショーも開催されてます

これがまだ凄いラインナップなんですね



↑この日のラストショーのラインナップ





↑映画タイトルの壁

そして布施ラインシネマ最後の鑑賞となった「パラサイト 半地下の家族」を見にきたら何とほぼ満員!

最後に個人的にラインシネマの景気いい風景見れて有終の美を飾れました

帰りに1階のロビーの壁見たらちゃんと

007/オクトパシーが貼られてました



↑ガンダムの下に私の投稿が貼られた


結局名作上映企画のラストショーは来れなかったが閉館前に2回も来れて良かった

開館時より入り口に設置されたラインシネマを守護する天使の猫に見送られ最後のラインシネマを後にするのだった





↑守護する天使の猫

ありがとう布施ラインシネマ10 北館&南館