MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「処刑島」

2008-01-31 02:23:25 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
「猟奇島」とはまったく関係もつながりもありませんが・・・似た題名ですね。
少年刑務所でイジメがキッカケで自殺騒動が発生!
自殺に関わって問題起こした札つきの連中が、罰として無人島で教官の監視の元でサバイバルな“無人島ゼロ円生活”に突入!

意外と聞き分けのいい札付きの悪ガキたちのサバイバル生活が始まるが、島に居るのが自分たちだけと思ってたら、よその女子刑務所の御一行とバッティング!
行事が重なり双方の教官は困惑するも一部の悪ガキどもはウハウハ!・・・無理矢理に女を絡ます設定はチト強引な気がしないでもないがね~
女子の登場で厳しい罰則だったサバイバル生活がややユルユルになった所でドラマは本題に入り、悪ガキ&スケバンたちが姿なき殺人者に次々と抹殺されていく・・・

中盤あたりから気合いの入った残酷描写が目を引きます。
犬に食い殺されたり、仕掛けられた罠に顔面が挟まったり、木に生首が刺してあったりなどなどスプラッターファンは満足の出来る出来です。
そんな姿なき殺人者と悪ガキたちが団結して戦うのか・・・と思ったら女子刑務所から来たスケバンたちを挟んでいがみ合い、やがて女の取り合いの末に殺し合いを始める始末で 意外なとこで“サバイバル”をおっ始める(笑)

殺人鬼の正体は予想が付くしこれも無理矢理な感じで、そちら方面は意外性も何にもないけどジャングルを活かしたスリリングな展開はなかなか楽しめます。
仲間が首をちょん切られた仕返しに殺人者の犬の首をはねて、犬の生首を片手に丘の上で吠える主人公(一応の)のイっちゃった姿が素敵なサバイバルアクションスリラー



☆☆☆

「猟奇島」

2008-01-29 01:06:50 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
もう相当古い映画です・・・何と76年前のホラー映画なんですが、ゾディアック事件の犯人が犯行声明文にこの映画のセリフを引用したことは有名です。
映画「ゾディアック」でもその辺のくだりがありましたね。

で、この映画は海難事故で孤島に漂着した男が、助けを求めた屋敷の主に命を狙われる物語・・・この主は人間狩りを趣味としていて、わざと逃がして猟犬共々追い掛け回して楽しむという悪趣味な奴。
そんな主と主人公とヒロイン(「キングコング」のフェアレイ)のジャングルでの追いかけっこが見所だが、なかなかこのチェイスがスピード感や迫力もあって76年前の作品というのを忘れさせてくれます。
起伏のある断崖やジャングルでの人間VS人間の追跡劇は75年後に「アポカリプト」で再現されるけど、こちらも結構スリリングです。

まぁホラーと言うよりはサスペンススリラーだけど、主の隠し部屋の戦利品が人間の生首だったり、バラバラの死体だったり結構ゾッとする場面もチラッとあります。
ちなみに後半の舞台となるジャングルが「キングコング」のセットの流用だとか・・・



☆☆☆☆

No.010 「アース」(2007年 独/英 96分 ビスタ)

2008-01-28 01:06:41 | 2008年劇場鑑賞
監督 アラステア・フォザーギル
出演 渡辺 謙(日本語ナレーション)



この日の2本目の作品はドキュメンタリー映画の「アース」
こう言う動物ドキュメンタリー映画と言えば、古くは70年代私が小学生だった頃のイメージでは残酷ドキュメントって言うイメージで、例えばライオンが人を襲い食い殺すシーンが挿入された「グレートハンティング」のような動物たちが狩りをする(または人間が動物を)のを中心に構成されたものや、その海洋版とも言うべき「シーハンター」などなどありました。
両方とも客寄せ的に人間が襲われるのが宣伝でクローズアップされていましたな。
最近はそんな描写を入れるとR指定は確実なため子供には見せれないので そんなショックドキュメントは消えましたがね~

(あらすじ)

今からおよそ50億年前、巨大な隕石が地球に衝突し、その衝撃により地球は23.5度も傾いてしまう。
この傾斜は四季の移ろいや多様な地形を地球にもたらし、生命の誕生に重大な役割を果たすこととなった。
北極を基点に地球縦断の壮大な旅に出た撮影隊は、ホッキョクグマ、象、ザトウクジラの親子に導かれ、さまざまな命の営みに出会う



ホッキョクグマの親子に始まり、象やクジラなど過酷な自然で生きていく親子の姿が作品を通して描かれて行きますが、野生の厳しい性と言えばそれまでなんだが、また地球温暖化による気象の変化もますます動物たちを過酷な状況へと追いやって行ってるようです。
美しくもあり、かつダイナミックな動物たちの映像の中で込められたメッセージのように思いました。

しかしこの映画の中で描かれる動物たちの映像は、今まで見た事のないアングルで捉えられたりして、見ていて新鮮だったと思います。
また変なダンスをする鳥(またはウルトラマンの変身音見たいな泣き声のやつとか)などあまり見た事の無いものも出てきて個人的には面白かったですね~

また狼が狩りをする場面を空撮で追ったり、巨大な象に無数のライオンたちが襲いかかる場面、そして餓死寸前のホッキョクグマが最後の生きる望みを賭けて、セイウチの群れに飛び込んでいく姿など動物たちが生きるための、あるいは生き延びるための攻防が描かれていきます。
でもさすが昔の残酷ドキュメントのような食いちぎったりするゴアな描写は控えめで、小さい子供でも安心して見れるマイルドな仕様。



で、この作品はNHKで放送された「プラネットアース」と同じモノらしく、差し詰め総集編を劇場公開したようなものらしいですね。
私はTVは見てないから新鮮だったけど、TVを見てた人は「何ぁ~んや!」と思うかも?
しかし動物を描きながらも環境破壊や地球温暖化に警笛を鳴らすようなテーマを描いてるので映像共々見て損はない作品だと思います。



☆☆☆ 2007.1.24(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ7 19:40 M-11


No.009 「シルク」(2007年 109分 日本/カナダ/イタリア シネスコ)

2008-01-26 00:58:45 | 2008年劇場鑑賞
監督 フランソワ・ジラール
出演 マイケル・ピット
    キーラ・ナイトレイ
    役所広司



今日は東大阪随一のシネコン布施ラインシネマ10での鑑賞ですが、実は会員特典として今月一杯まで使えるクーポン券を持っての鑑賞・・・しかも2枚も!
と言う訳でまず1本目となるのがこの「シルク」という作品。
シネマ6に入ると何と女性が一人居るだけ・・・寂しいですね~天六シネ5ビルの深夜でももう少し居るで~まぁ、皆寝てるけど(笑)

国際俳優として渡辺謙に続けとばかりに役所広司が今回は出演しております。
「SAYUR」「バベル」と着実にハリウッドや海外の作品に進出していますね。
日本を代表する実力俳優としてどんどん海外でも活躍してほしいものですね。



(あらすじ)

1860年代のフランス。蚕の疫病が発生したため、軍人のエルヴェ(マイケル・ピット)は美しい妻エレーヌ(キーラ・ナイトレイ)を残して、日本へと旅立つ。幕末の日本に到着したエルヴェは蚕業者の原(役所広司)が連れていた、“絹”のように白い肌の少女(芦名星)と出会う。以来、エルヴェは少女が頭から離れなくなってしまう。

冒頭から湯気が漂う川面(露天風呂やがな)に黒髪の裸身の後ろ姿が映る・・・湯気に見え隠れする裸身にカメラがどんどん寄っていく・・・幻想的なオープニングから始まるこの作品は美しい妻が居る一人の西洋人が異国の地、日本で出会った一人の少女に心奪われていくという物語で、フランスの美しい田舎の田園風景での妻との幸せな生活と日本の雪景色でのミステリアスな少女との寡黙なまでの静かなる恋模様を上手く描き分けています。

でもこの芦名星さん演じる少女が今ひとつ掴み所がないようで、主人公のエルヴェに対してどこまでの気持ちを持ってるのか今一つ判らなかったですね。
まったくセリフがないことも手伝い、見てる私にすれば何を考えてるやら、よくわからないまま映画が終ってしまった。



むしろキーラ・ナイトレイ演じるエレーヌの方が痛々しいまでの痛切な気持ちがストレートに伝わりましたね。
淡々と描かれていく作風は少々苦手ではあるんだけど、フランスと日本とのそれぞれの場面の色調の“寒暖の差”が微妙なアクセントとなって映像としては変化があって良かったですね。

主人公がフランスから日本へ渡る過酷な道程がナレーションと少し映像で描かれるけど、相当に過酷そうな道行だけにチョイその辺も見せて欲しいと思いましたね・・・でもそんな事したらまた上映時間が長くなるな~



☆☆☆ 2007.1.24(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ6 17:20 F-6


No.008 「ヒッチャー」(2007年 米 84分 シネスコ)

2008-01-22 01:14:37 | 2008年劇場鑑賞
監督 デイヴ・マイヤーズ
出演 ショーン・ビーン
    ソフィア・ブッシュ
    ザカリー・ナイトン



毎週のように来てます天六シネ5ビルですが、今日はメインのユウラク座での鑑賞です。公開されるのが「ヒッチャー」・・・80年代中頃に公開されたルトガー・ハウアー主演のサスペンススリラーの佳作のリメイクです。
マイケル・ベイが製作するリメイク作ですが、この人はほんとリメイクが好きですね。
この作品はヒッチハイクで乗せた謎の男に逃げても逃げても追いかけ回される恐怖を描いたドラマでした。



(あらすじ)

大学生のグレース(ソフィア・ブッシュ)とジム(ザカリー・ナイトン)は、ニューメキシコのハヴァス湖へドライブへ出掛けることに。
その途中、土砂降りの雨に見舞われた2人はヒッチハイカー(ショーン・ビーン)に遭遇するが、走り去ってしまう。
しかしその後、立ち寄ったガソリンスタンドで同じヒッチハイカーと再会し……。

今回は謎のヒッチハイカーにショーン・ビーンが扮してのリメイクで、しかも旧作はC・トーマス・ハウエル扮する青年が一人追われる展開だが、今回追われるのは若い一組のカップルに設定を変更されている。
ヒッチハイカーVS青年の一騎打ちの図式が面白くもあり、恐怖感が出てたのがよかった旧作に比べると、ありがちなデートムービーのような感じでオリジナルを見てる者としてはやや不満。



84分と短い上映時間内にテンポよくストーリーが展開して行くのはいいが結局はショーン・ビーンは何者で、何故こんな事をするのか?その辺の説明が弱く、単なる異常な奴って感じなキャラで旧作でのルトガーハウアーの異常なだけでなく、神出鬼没なモンスター的な怖さはありません。
もちろん演じる役者にもよるんでしょうが、人間離れした迫力と言う点ではルトガー・ハウアーの方がありましたね。

ショーン・ビーンは悪党面で危険な雰囲気はあるけど、ただならぬ妖気を秘めたハウアー版ヒッチハイカーの方がよかったですね。
旧作を見てるだけにどうしても比べてしまうのは致し方ないね。
ただアクション面では旧作より派手になっていますが、地味ながらジワジワとくる恐怖感は旧作のほうが断然ありますね。



若いカップルが襲われ、ヒッチハイカーと2対1の対決となる展開ですが、後半は少し予想に反した展開は見せるものの・・・やはり最後に活躍するのは女の子!
この辺は最近の作品(「モーテル」なんかもそうでしたね)ではよくあるパターンですね。




☆☆☆ 2007.1.19(土) 天六ユウラク座 22:40 最後列中央


No.007 「ヒルズ・ハブ・アイズ2」(2007年 米 89分 シネスコ)

2008-01-20 01:02:41 | 2008年劇場鑑賞
監督 マーティン・ワイズ
出演 マイケル・マクミリアン
    ジェシカ・ストループ
    ダニエラ・アロンソ



一週間前に見た「ヒルズ・ハブ・アイズ」の続編の鑑賞にアメリカ村のビッグステップ内にあるシネマート心斎橋へ移動です。
このシネマート心斎橋のとなりがBIG CATと言うライヴハウスなんですが、ここへくる度に人だかりが出来ていて「今日はなんのライヴやろ?」と思うもんなんですが、今日はナイトウイッシュと言うフィンランドのメタルバンドのライヴやってます。
実は昨日ボン・ジョヴィのライヴを見てなければ今日はこちらのナイトウイッシュを見にきてるとこでした(さすがライヴを二日続けざまはシンドイ・・・まぁ「ヒルズ・ハブ・アイズ2」が今週末までって事もありますが)

(あらすじ)

前作で惨劇の場となった核実験場に今度は米軍兵士が足を踏み入れ、再び食人一族の餌食となり、“戦死者の死体は必ず持ち帰らねばならない”という米軍の鉄則が被害を拡大させていくさまが描かれてゆく。



前作は「サランドラ」のリメイク作で、たしかに大筋の展開はオリジナルに沿ってましたが、今回の続編は「サランドラ2」のリメイクではなく、完全なオリジナルストーリーです。
今回は監督も替わり登場人物も一新し 前回の旅行途中の一家族でなく 物資を運ぶ為にやってきた軍隊と言う設定で、まったく違う展開を見せるドラマになってます。
こじつけがましい無理な前作との繋がりを見せられるよりはガラリと変わった方がいいかもね~そういう部分では今作はよかったと思いますね

前作で一応殺人一家は退治されたけど、あの砂漠に居てるのはあの殺人一家だけではないという前作のエンディングのカットを活かした感じで、新たな殺人一家が登場して軍隊たちと白兵戦を展開します。
そう言う意味では前作より派手になってるのかな?と言うとそういう事もなく、やはり全てに置いて前作の方がバワーがあります。
前作はホラー映画としてはマスターピースと呼べるような傑作と言えるかも知れないですね。

しかしこの作品も決してダメではなく、一定の水準以上のホラー映画として評価しても良いと思います。
特にパート2という事に置いては続編がつまづくのが当たり前のホラー映画にしては「ホステル2」同様に成功作と言えるでしょう。
舞台は前作同様に広大な砂漠と化した核実験跡地だが、広大過ぎてどこから襲撃してくるからわからない緊張感と逆に後半の舞台となる地下の炭坑跡の入り組んだトンネル内のどこに殺人鬼が潜んでるかわからない緊張感など全編通して緊張感みなぎる展開は見ていて力が入ります。
逃げ場がありそうで無いある意味の"密室″での殺人一家と軍隊の死闘は、残酷シーンは前作より少ないものの前作同様のバイオレンスホラーとなってます。



また無名な俳優ばかりなので誰が死んでもおかしくない展開なので先が予測しにくいのもいいね(途中でだいたい誰が主役かはわかるけど・・・軍曹の死に様はお気の毒!) また顔の崩れたフリークスが女兵士をレイプしたり 長い舌を口に突っ込んだり生理的にダメな人が見たらダメな場面もあり、感覚的にも刺激度強し!
でもそんな殺人一家にもいい人が居るのは前作同様ですな(でもあの人はどうなったんやろ?)
3作目はあるのかな?正直作ってほしくないな・・・印象良いうちにシリーズ終わっとこうよ。

2作共パンフレットが製作されてないのが残念ですが、公開されただけでも良しとしましょう・・・



☆☆☆☆ 2007.1.17(木) シネマート心斎橋 スクリーン2 19:20 J-1

No.006 「AVP2 エイリアンズVS. プレデター」(2007年 米 94分 シネスコ)

2008-01-19 01:42:45 | 2008年劇場鑑賞
監督 ザ・ブラザース・ストラウス
出演 レイコ・エイルスワース
    ジョン・オーティス
    アリエル・ゲイド



フォックスが誇る2大キャラクターのコラボレーションシリーズの第2弾!
それぞれ進化した両雄が激突とあって前作に負けず劣らずの期待がありますが果たしてどうでしょうかね~
年末ギリギリに公開された2007年最後の正月映画なんですが、封切られて2週間経ちますが見にいったシネコンであるTOHOシネマズなんばでは94席の小さいスクリーンでの上映・・・何か寂しいな~



(あらすじ)

コロラド州のガニソン。人口5000人余りのこの小さな町で、エイリアンとプレデターの本能を合わせ持つプレデリアンと、対する最強のニュー・プレデターが火花を散らす。
壮絶な戦いは住民をも巻き込んで、町はあっという間に破壊され尽くしてしまうが……。

前作で表面上はプレデターの勝利で幕を閉じた宇宙怪物大決戦でしたが、今回は舞台を地球の街に置き換えてのリターンマッチ!
そう、いよいよエイリアンが街中に繰り出して暴虐の限りを尽くすのです。
エイリアンシリーズでシガニーウィーバー扮するリプリーが1番恐れていた事がついに起こります。
まぁ、ファンとしては宇宙船内の通路や洞窟のような狭いとこでチョコマカ動く今までのパターンから脱却して新境地を見せた暴れっぷりに期待したい所ですな。



病院内やレストランの厨房、あるやは街中で這いずり回るエイリアンズたちの姿が妙に新鮮に見えます。
それを追うプレデターがたった一人で戦う! 仲間を殺され、復讐鬼と化したプレデターが仲間の装備を装着して戦いに挑む姿に男気を感じます(まぁ男と言う確証はないが)
エイリアンの大群にたった一人で挑んでいき、下水道に罠を張ってエイリアンたちを狩っていく姿はまるでランボーのようにさえ見えてきたで(笑)
このプレデターもクリーナーという種類らしく、まさにエイリアンたちを始末しに来た掃除人って感じです。
スタイリッシュな感じで、風貌がどことなくサムライにさえ見えてきます(顔は相変わらずブサイクだけど・・・)

そして今回の目玉はエイリアンとプレデターのハーフの登場で名前がプレデリアン!この取って引っ付けたような名前の怪物とプレデターとの一騎打ちがクライマックスなんだが、肉弾相打つ戦いの行方は・・・結果はここでは書きませんが、やや不完全燃焼な印象は否めませんね。



でもこのプレデリアンは新種と言うこともあり進化した機能を持っていて、普通のエイリアンはフェイスハガーが顔面に張り付いて体内に寄生さすけど、こいつは直接口からベロ見たいなんを突っ込んで体内に大量に寄生させたりするツワモノだったりします。



☆☆☆☆ 2008.1.17.(木) TOHOシネマズなんば スクリーン3 16:50 D-3




「BON JOVI LOST HIGHWA」

2008-01-18 00:21:08 | ライヴ&イベント
先週のアヴェンジドセブンフォールドのライブからちょうど一週間経過しましたが、またしても今年2度目のライブ観戦です。
いよいよBON JOVIの登場です!

JR大正駅を下りると、もう沢山の人がいますね~
その駅前で「チケット買います」とか「チケット売ります アリーナ」と言った文字の書かれたカード持った人が数人いました。
券があまったりして、処分するのに苦労してるんでしょうね~



京セラドーム大阪に着きましたが、続々と人が詰めかけてきますね。
時間が結構早いので買うつもりは無いけど、一応グッズ売り場に・・・いゃ~ここも凄い行列です。
売り場エリアに入ると数箇所あるテントに行列が出来てます・・・またここでも並ばなあかんのか?
このエリアに入る行列は割りとスムーズに進んだけど、この売り場の列はなかなか進まない・・・それもそのはずTシャツやタオルはテント内で展示されてるけど、小物などのグッズは売り場の机まで行ってやっと見本のカタログが見れる按配・・・最前列に行ってやっと商品が見れるので、そこで皆さん思案するもんだから一行に先に進まない!



K-1やサマソニは離れててもカタログのボードがテント上部にあったりしたので、並んでる間に買う物を考えられるからスムーズに進んだけどね。
ツアー最終日とあって一部商品が半額で売ってるのもありますね~珍しいな。
タオルが意外と良かったのでタオル(2000-)購入してドーム内に・・・

会場に入ると中の壁にジャンプ禁止の貼り紙が・・・これは新聞でも何年か前に取り上げられましたが、ドームで数万人が一斉にジャンプすると近隣の住民が地震と間違うぐらい揺れるようです。



以来ここ京セラドーム大阪ではジャンプを禁止にしてる見たいです。
中の通路にもプチ売店ありました~ここでも一部商品が買えるようです

ドーム内は凄い人ですな~一部席が空いてるとはいえ見た目は超満員です。
入る前にマクドでダブルチーズバーガーセットを買ってあったんで、始まる前に食べようとしたら、そろそろ始まる雰囲気・・・時間は定刻19:00になったけど20分ぐらい引っ張るん違うん?と思ってたら予想より早く10分遅れでスタート!
あれま、まだハンバーガー食うとるがな~ ハンバーガー、ポテトを食べながらのライブ観戦となりました。



ライブは冒頭1曲挟んで早くもツアータイトル曲♪LOST HIGHWAY!
幅広い年齢層が詰め掛けた京セラドーム大阪は満員ですね~ スタンドの後方の席からの観戦ですが、アリーナがよく見渡せます。

♪禁じられた愛では サビの部分では三万人が大合唱!♪ワイルド・イン・ザ・ストリーツ ♪ボーン・トゥ・ビー・マイ・ベイビーとみんなが歌えるヒットナンバーが連発です。
さすがボンジョヴィ ヒット曲が多数持ってるのは強いですね
アリーナとスタジアムとは温度差はあるんでしょうけど、でもスタジアム後方で見てる限りはドーム全体が一体になってますね。
一斉に手を挙げたりして後ろから見てると壮観です。

勿論、私の周りも大盛り上がりです!私はと言うと先週のようなひしめき合って見るライヴハウスのような訳には行かないですが じっくりライヴを楽しんでます
でも♪イッツ・マイ・ライフあたりから体が動き出しましたがね~

とにかくヒットナンバーやお馴染みの代表曲 そしてNewアルバムからの曲が休む間もなく演奏され広いドームの大観衆はノリノリです
さすがスタジアムモンスターバンドと言われるだけの事はありますね 。
改めて彼らの凄さを思い知らされました。
そしてお馴染みの♪バッド・メデシィン!(勿論いつものライヴ仕様のロングバージョン!) いつもこの曲は盛り上がります。
バッ~ドメデシ~ィン!と三万人が歌います!ライヴハウスのハイテンションな大合唱も凄いけど、この大観衆の合唱は凄まじいですね。

バッドメデシィンの後 恒例のリッチー・サンボラのソロコーナーをへて 再びジョンが登場、ここから後半戦に突入です。
♪HAVE NICE DAY♪キープ・ザ・フェイス とこれまたヒットナンバーで一気にクライマックスへ加速します。
そして♪リヴィン・オン・プレイヤー・・・もう声からして会場全体が歌ってます!
「サンキュー」とジョンが一旦引っ込んで場内暗転
鳴り止まない拍手・・・当然スポットライトにジョンが浮かび上がり アンコールがスタート! ここからしっとりとバラードを2曲聞かせる意外な構成でドームが静まり帰ります。
そして流れ出すイントロ・・・♪ウォンテッド・デッド・オア・アライブ! ジョンとリッチーのサビの掛け合いが見事です。

アンコールだけで5曲も演奏し 全25曲140分のライブはまさに完璧に大観衆を魅了しましたね。
やはり彼らは毎回クォリティの高いしっかりしたものを見せるな~と関心しました。

帰りがけ当日券売り場でマルーン5やエイジアなどのチケットを寂しく売っておりました。



フッと気が付くとマクドの残飯の入った紙袋を片手に持ってる事に気が付いた・・・ありゃ? グッズのタオルを持ってるつもりだったのに! エライこっちゃ!マクドの残飯を捨てたつもりが間違えてゴミ箱に買ったタオルの入った袋を捨てたようや!!!
慌ててゴミ箱を漁る私でした・・・



☆☆☆☆ 2008.1.16(水) 京セラドーム大阪 19:00 スタンド1塁側 下段24列134番(チケットぴあ)


No.005 「スリザー」(2006年 96分 ビスタ)

2008-01-16 00:34:47 | 2008年劇場鑑賞
監督 ジェームズ・ガン
出演 エリザベス・バンクス
    ネイサン・フィリオン
    マイケル・ルーカー



早くも今年5本目の作品ですが 快調なペースで来ております
当初は昨年の暮れに鑑賞予定であった「スリザー」が正月第二弾としてこの天六シネ5ビルで続映されることを知り年明け満を持しての鑑賞です。
買っていた前売りも使えると言うことで有り難い事です。

(あらすじ)

アメリカ南西部の田舎町で、隕石(いんせき)が落下した日を境に、町では奇妙な連続事件が起きていた。
警察署長のビル・パーディ(ネイサン・フィリオン)は、町の有力者グラント(マイケル・ルーカー)の異様な変わりように目をつける。
森へ逃げ込んだグラントを追い込んだ警官たちだったが、無数の未知の生命体“スリザー”に口から侵入され……。



予告を見たときからB級テイスト溢れる雰囲気に期待を寄せておりましたが、製作直後のネットなどで公開された画像は顔面が大きく変形した男の顔が結構グロテスクだったのでそちら方面も意外と強烈かも?
口からナメクジのような物が入り人間を洗脳してしまうパターンは「ヒドゥン」や「クリープス」などありますが、今回は大群で襲いかかってくるパターンで、CGによるグニョグニョしたナメクジのような生物の大群の気持ち悪さはまさにCGならではの描写でB級ながらもよく出来てます。

グロい描写も多く人間が縦に裂かれたり 顔面が吹き飛んだりと結構派手にやらかしてくれます。
そんな中にも活躍するヒーローであるはずの警察署長ビルのどことなく間抜けなキャラなどを代表されるように、作品全体を包むユルユル感がまたほど良い感じとなってます。
まさに80年代のホラー映画にこんな映画があったような・・・?
そんな何処かで見たような感覚に陥りましたよ。



マイケル・ルーカー扮するグラントが見る見るうちに醜く変容していくグロい特殊メイクなんて、80年代のB級ホラーを思わします。
グロさの中にどこか人を食ったような愛嬌・・・というか“グロカワ”さ見たいなクリ-チャ-たちも、やはり昔どこかで見たようなホラー映画・・・て感覚です。
古き良き80年代のSFホラー映画への愛情が結構感じられるのは私だけかな・・・?

こう言う映画のラストはいつものお約束的な・・・これはエンドロールの最後で見てね



☆☆☆☆ 2007.1.12(土) ホクテン座2 22:30 後方2列目

No.004 「ヒルズ・ハブ・アイズ 」(2006年 米 107分 シネスコ)

2008-01-15 00:57:39 | 2008年劇場鑑賞
監督 アレクサンドル・アジャ
出演 アーロン・スタンフォード
    ヴィネッサ・ショウ
    ダン・バード



かねてから評判を聞いていた作品がようやく公開されました。
関東では昨年中に公開された作品ですが、遅れながらも関西での公開が実現したのが「ヒルズ・ハブ・アイズ」

ウェス・クレイブン監督の「サランドラ」のリメイクですが、駄作と誉れ高い旧作は、その過剰なまでの宣伝(ジョキリショック!とか全米38州上映禁止など)により、過剰に期待しての鑑賞により、その作品とのギャップに皆ガッカリきてのものだったんではないでしょうか?
後にビデオで割り切って見るとそこまでツマラナイ作品でもないけど、ついつい残酷シーンなどの視覚的に刺激のあるものを連想しながら鑑賞すると「思ってたのと違う・・・」とガッカリしてしまうんでしょうね~

そしてこのリメイク作は核実験での被爆により産まれた奇形児が人里はなれた荒野で殺人鬼として成長し、人肉を食って生活をしていた・・・何かと日本ではナーバスになるようなテーマの為、お蔵入り間違いなしと言われていたが、まさに奇跡の公開・・・それもパート2と一挙に公開!
当然のように2作セットで2千円の前売りを買っての鑑賞ですが、残念ながら時間が合わず2作を一気に見ることは出来ない(パート2から先に見れば一気に見れたが)ので2週間に分けての鑑賞です。



(あらすじ)

25年間勤め上げた警察を退職したボブ・カーターは、トレーラーで家族旅行に出た。
その途中、人里離れた砂漠を移動中に車が故障、一家は荒野の只中で立ち往生してしまう。
家族をトレーラーに残し、ボブと娘婿のダグが助け呼びに向かう。
やがてカーター一家は、彼らのいる場所が政府の核実験場で、そこに潜む恐るべき謎の怪物一家が彼らを餌食にすべく罠を仕掛けて誘い込んでいた、という戦慄の事実を思い知らされるのだった…

オープニングタイトルからしてこの映画は一筋縄で行かない作品と思わせてくれます。
巨大なキノコ雲に、核実験による強烈な爆風!それらの場面に所々挿入されるビーカーに入ってる奇形児たちの映像・・・もうそれだけでも充分ショッキングなんだが、この映画は単に怪物と化したフリークスが人を殺しまくる悪党として描くだけでなく、これらの衝撃的な映像を見せることにより核実験による犠牲者であることも強調している(セリフでもその辺は押さえられてる)

前半はトレーラーで家族旅行に出かけてるカーター一家の描写が時間を裂いて描かれるんだが、このへんは見ていてやや疲れましたね~ やけに長く感じてしまったけど、フリークスたちがカーター一家に襲い掛かってからの展開のスピードの速さは今までの展開とガラッと変わるだけに一気にスクリーンに釘付けになりました。



旧作以上にバイオレンス&スプラッター度が増してることもあり、これは旧作を超えたリメイクと言ってもいいかもね~
悲しくもおぞましいまでのフリークス一家たちの容貌とそれと対峙するカーター一家たちとのバトルはホラー映画でありながらバイオレンスアクションとさえも思ってしまう。
ショットガンにピストルや巨大なナタ、更には星条旗の小旗etc・・・あらゆるものを凶器として渡り合う壮絶な死闘は、こいつは早々に死ぬやろな・・・と思ってた奴がしぶとく生き残ってたりして、先が読めそうで読めないとこもあり、ラストまでテンションが下がらない。

旧作はホラーと言うよりバイオレンス映画って感じで、あまり怖さは感じなかったけど、今作はドキッ!とさせる恐怖演出も秀逸で、終って見れば前半と後半の強弱の違いが実に効果的だった・・・パート2も期待しますが果たして?



☆☆☆☆ 2008.1.10(木) シネマート心斎橋 スクリーン1 19:20 I-3