MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

The Rolling Stones - Living In A Ghost Town

2020-04-30 10:54:50 | 音楽
The Rolling Stones - Living In A Ghost Town



ローリングストーンズが急遽発表した新曲
コロナ騒動をうけての発表で、内容は、まさにロックダウンされた町を歌った、今の世界情勢にぴったり当てはまる
これが1年前に書かれた曲らしいからまるで予言していたかのようですね
ミック・ジャガーの渋いボーカルが町に引きこもる人間の嘆き節のようでズシンときます
このご時世明るい歌で元気を貰うのが多いが、こういう現実感を表すような曲もまたロックですね
これ聴きながら人出が消えた阿倍野筋を走って見たくなった

The Rolling Stones - Living In A Ghost Town

俺はゴーストタウンに
住むゴースト
幽霊の街に
住む幽霊
探してもいいが
俺は見つかりはしない
探してみな
俺は地下に潜らなきゃならなかった
前は人生はとても美しかったが
みんな閉じ込められて
今じゃゴーストタウンに住む
幽霊みたいな気分さ

前はこの場所も景気がよく
ドラムの音や
シンバルの響く音に満ちていた
ガラスが割れたり
トランペットが叫んだり
サックスが鳴り響いたりしていた
昼か夜かなんて誰も気にしていなかった

ゴーストタウンに住んでる
どこにも行かず
一人で押し黙り
ただ携帯を見つめて
時間を持て余している

毎晩君が俺のベッドに忍び込んで来る夢を見るよ
こんなのもう終わりにしてくれ
先の見えない世界に囚われるのはごめんだ

みんなゴーストタウンに住んでいる
ああ、ゴーストタウンに住んでいる
前はみんなとても美しかった
遊び人の俺は君のものだった
今じゃこのゴーストタウンに住んで
何の楽しみもなく
パーティーをしようにも
一人のパーティーになってしまう

「ジンギスカン」

2020-04-28 11:56:00 | 音楽




新型コロナにより映画の公開が延期になり、シネコンも休業になってますが、それ以外にも様々なイベントが中止になってます
私が毎年楽しみにしてる中止になったイベント「大阪オクトーバーフェスト」もその一つです
色んな銘柄のドイツビールが飲めてドイツのソーセージがビアガーデン感覚で楽しめると言うべきドイツビールのお祭りです
自宅からすぐにある長居公園で5月に開催されています
毎日特設ステージではドイツ民謡などを楽団による生演奏で楽しめて連日盛り上がりを見せてます
それ目当てで来るお客さんも多いです
そんなライブ中にある意味最高に盛り上がるのが懐かしいディスコナンバーで男女混合ユニットのジンギスカンが歌う名曲「ジンギスカン」なんですね
ドイツ民謡とは関係ないけど詰めかけた酔客達が踊りまくるんです
まさに往年のディスコのようなパラパラ状態は圧巻です

70年代に流行り未だに何かと知られてる永遠のディスコナンバー
今の高校生も何故がサビを口ずさめると言うメジャーな曲になってます
私はこのレコードは中学生の時に買いましたが、買ったのがオリジナルのジンギスカンが歌うバージョンでなく、カバー版のマルコポーロというアーティストのものでした
ジャケに本名盤で書いてたからでっきりこちらが本物と思ってた(ジンギスカンの方はオリジナル本名盤と書いてある)


↑私所有のマルコポーロのジンギスカンのジャケ



♫ジン、ジン、ジンギスカーン!
北海道名物ジンギスカンを食べる時に誰かれ無し歌う⁈このキャッチーなメロディが1度聞いたら脳内に残るんですね
因みにジンギスカンの曲では「めざせモスクワ」が実は1番すきだったりします

「ホワイトドッグ 魔犬」

2020-04-22 23:48:00 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)




サミュエルフラー監督作
動物パニック映画と思ったら社会派サスペンスのような側面を持った作品
クリスティ・マクニコルが主演


誤って車で跳ねた犬を病院に連れて行った若手女優が飼い主が現れるまで飼う事にしたが、この犬は黒人を見れば襲うように調教された攻撃犬だった
普通の犬に戻そうと調教し直すためアニマルトレーナーの元に行くが、そのトレーナーは黒人だった…

黒人だけ襲うホワイトドッグを題材にした作品だけに人種差別をテーマにした社会派ドラマになってます
主演がクリスティ・マクニコルだが何よりホワイトドッグを演じたシェパード犬が素晴らしい名演
牙を剥き出して襲いかかる形相はどうやって引き出したのかわからないが、素晴らしいドッグトレーナーさんですね

主人公が犬の為に真っ当に戻そうと黒人のトレーナーと犬に向き合ううちに社会に蔓延る人種差別に対して思いを強くしていく
トレーナーの黒い肌と白いシェパードの対比がこの作品のテーマを表してますね
そこに返り血浴びたシェパードの姿に肌が違っても血の色は同じと言う作者の声を感じました



「花園の迷宮」

2020-04-19 14:25:00 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)







相変わらず映画館やってないから、映画版テレワークて事で(笑)撮りだめした映画からちょいちょい見てますが、今回は「花園の迷宮」と言う映画
高級遊郭で発生する連続殺人事件を描いたエロティックミステリー
主演が島田陽子

私の島田陽子さんのイメージは基本は「犬神家の一族」のヒロイン野々村珠世なんですよ
あらゆる「犬神家の一族」の映像化作品で色んな女優が野々村珠世役をやりましたが、私にとっては永遠の野々村珠世は島田陽子さんなんですね
子供心に可憐な清純な綺麗なお姉さんのイメージを持ってました

で、この映画では遊郭の女将を演じていてドスの効いた啖呵を江波杏子に浴びせたり、内田裕也と全裸による絡みなど野々村珠世とは180度のイメージをひっくり返す芝居を見せてくれて
こんな芝居もするんやなーと思いました

また撮影は木村大作ですが、まるでダリオ・アルジェントのような一人称視点や排気管の中をカメラが移動し、遊郭内の部屋で行われてる情事を覗き見するようなカメラワークはなかなかでした

緊急事態宣言

2020-04-16 12:58:00 | その他
緊急事態宣言が発令されて1週間経過しました
発令された直後通りがかりに新世界と日本橋のオタロードを見てきました

さすがいつもは観光客でごった返してる新世界は人もまばら、店もほとんど閉まってましたね
新世界の映画館の新世界国際と新世界東映も休館
連日ほぼ24時間営業の劇場だけに同時にシャッター降りてるのはレアな風景ですね
新世界国際でやってた作品がまた中国映画の「ファイナルデッド超感染」!
相変わらずナイスなライナップ(笑)














オタロードは車で普通に走れるぐらい人が居ません
店は大体開いてましたがね
それでもうろついてるオタクは真のオタク?






早く日常に戻って欲しいですね
映画館に行けて、野球やサッカーを見に行ける、好きな所に遊びに行いけて仕事ドタバタする…
"当たり前"の尊さを改めて噛み締める必要がありますね

「カリキュラマシーン」

2020-04-15 13:36:31 | その他
カリキュラマシーンOP1


昔ありましたね〜
子供の頃見てましたカリキュラマシーン
コントを交えながら国語や算数の勉強ができる子供向け教育番組
しかも出演者がそうそうたるメンツ!
宍戸錠、藤村俊二、常田富士男、渡辺篤史、桜田順子、岡崎友紀、吉田日出子、フォーリーブスetc
しかも平日の早朝でこのメンツでやるって豪華過ぎ
しかもコントの中でタバコ吹かすシーンがあったり下ネタまで挟んでと朝の子供向け番組にしては過激?
でもこの時代は全然普通に見れてました
大らかな良い時代でしたね
今では絶対考えられない

このテーマ曲は最近ではNHKの「チコちゃんに叱られる」のテーマ曲に使われてるらしいですね

思い出名画座 vol.11「動物園前シネフェスタ4」

2020-04-14 00:18:00 | 映画館








1997718日画期的な娯楽複合施設が大阪は新今宮の駅前に誕生しました

都市型遊園地フェスティバルゲート(私らはフェスゲと呼んでた)

運営するのは第三セクターのフェスティバルゲート






↑ネットで在りし日のフェスゲの画像多数ありますね


すぐ裏には新世界界隈に通天閣がそびたち、隣には同じくオープンした世界の大温泉スパワールドがあります

オープニング日に行けば沢山の人でごった返してました

飲食エリアや商業エリアなど人で埋め尽くされた館内を猛スピードでジェットコースターが走り抜ける!

デビルス・ザ・コースターと言うこのジェットコースターは吹き抜けの館内を走り、建物の外周にまで飛び出すと言うスリルが人気でした

それ以外にもこの遊戯エリアには狭い敷地の中に絶叫マシーンや家族で楽しめるメリーゴーランドなどの乗り物やシューティングゲームなどもあり、まさに都市型遊園地となっていたのであります

このフェスティバルゲートの誕生により、それまで家族連れや観光客がちょっと訪れにくい場所だった新世界が一気に活気ずき、現在の一大観光地となったのは誰もが知るところ

しかし限られたスペースにおいて新アトラクションを導入することは出来ず客離れが起こり店を閉めるテナントが続出し、またあいりん地区が近くにある事からホームレスらが近寄らないようにするために、まるで戒厳令の如くあっちこっちに無駄なくらいガードマンを配置した人件費もバカにならず、ついに2004年で破綻しました







そんなフェスティバルゲートの7階にご当地界隈では初のシネコンである動物園前シネフェスタ4がありました

すぐ近くにシネコンのアポロシネマ8がオープンするのはこの1年半後になります










↑閉館直前に撮影したフェスゲ
パソコン画面からスマホで撮影したので画像粗くてすみません



入り口入って直ぐにチケット売り場があり割とゆったしたロビーの前にスクリーンの入口が4つ横に並んでる配置

スクリーン1223席、スクリーン2135席、スクリーン3122席、スクリーン4123席と割とこじんまりしたシネコンでしたね

たまにジェットコースターの走る音が聞こえたりしてね(笑)

アジア映画が割と多く上映していて、ミニシアター系の作品や東急系のロードショー作品が公開されてました

初めてここで見た映画は多分「スクリーム」

当初はテアトル梅田だけの上映だったと思ういますが、シネフェスタ4での上映が決まり梅田まで行かずに助かりました

ここは自宅からもチャリンコで来れる距離もあり、結構行きましたね

メンバー会員になると確か1000円で見れたり、系列の布施ラインシネマも割引適用されたりとかなりお得でしたね


ここで見た映画を思いつくなりに書けばシリアナ、ユナイテッド9316 ブロック、ランドオブザデッド、ゴーストシップ、親切なクムジャさん、オールドボーイ、インファンナルアフェア、マルチェク青春通り、トンマッコルへようこそ、深紅、嫌われ松子の一生、サマータイムマシーンブルース、武士の一分etc…見事に超大作な作品はないです

中国や韓国の映画が多かったけど晩年はインド映画に力を入れていてファンからはインド映画の聖地とか呼ばれてました


因みに「2001年宇宙の旅」を劇場で初めて見たのがここでしたね

もちろん70ミリのような巨大スクリーンではありませんが、初めてスクリーンで2001年宇宙の旅を見れた満足感はありましたね(後にIMAXで巨大スクリーン鑑賞は実現しましたが)


ここの劇場で思い出深いのは香港映画のホラー映画「カル」を見に行った時です

自ら命を断ったレスリーチャンの遺作となった作品で、たまたま私と友人が見に来た日が上映最終日の最終回のレイトショーだったんですね

上映前のロビーからしていつもと違う雰囲気で、いつもこの時間は閑散としてるんですが、この日は多数の女性がロビーにいてそのほとんどが黒装束

レスリーの最終日てのをその時にわかったんですが、ロビーにはレスリーの祭壇が置かれ皆さん手を合わせてたしてました

そして上映スクリーンに入れば多数の人が中に居て座席に座ってる人もいればあちらこちらで立話してたり、中には泣き崩れてる人を泣きながら慰めてる人も居る

まさにお通夜に来たような異様な状態で、ほぼ満席の為に我々は何と最前列で見ることになりました

上映中は特に普通だったんですが、いよいよラストにカメラがレスリーを俯瞰で捉えながらどんどん離れていき、音楽も盛り上がりと言う如何にも映画が終わるなーと言う感じになった時客席のあちらこちらから「レスリー!」と泣き叫ぶ悲鳴のような声がスクリーンに浴びせられる

そして暗転からエンドロールに切り替わると拍手が起こり、それを合図に嗚咽とすすり泣きと叫び声が場内を支配するのでありました!

これでいよいよレスリーとお別れですからねー

しかしびっくり!

えらい時に来たなーと言うのが正直な印象でしたね


また友人は真っ赤なシャツに私は来る前にコンビニで買ったレイハリーハウゼンのフィギュア付きお菓子片手に来てるバチあたり状態で来てましてさっさと退散いたしました(笑)


また作品は忘れましたが上映時間ギリに到着し、予告が終わる頃ちゃうかーと思ってチケット買えばスタッフの方が「直ぐ映写機回しますから少しだけお待ち下さい」と言われた(笑)

客ゼロやったんかいなー


最後に見たのは閉館前日のサヨナラ上映イベントの一環で公開された「タクシードライバー」でしたね

私は覚えてなかったんですが、このサヨナライベントは入場料がワンコインの500円でしかも会員は無料だったらしい…当時のブログで私が書いてました(笑)


フェスティバルゲートの破綻に伴いやがて劇場も閉館になりました

10年と短い営業期間でしたが近隣のアポロシネマとハシゴもしやすく、またミナミの劇場へもすぐ行けるので私としては貴重な劇場でありました




映画音楽100選 063 「愛のバラード」(「犬神家の一族」より)

2020-04-13 11:54:12 | 映画音楽100選
Yuji Ohno – Love Ballade (愛のバラード)



ご存知「犬神家の一族」のテーマ曲

小学生の頃TVスポットでやたら流れてたこの曲が耳について、映画も見たくて仕方なくなりました
妖しさの中にどことなく悲しさを感じさせる大野雄二さんのこの曲は映画の雰囲気にぴったりでした
大野雄二さんと言えば今はルパン三世のイメージが強いですが、まさにそれと双璧の代表作ではないでしょうか
この曲に歌詞をつけた歌バージョンもカバーとしてたしかレコード化されてましたね



「志村けんさんまさかコロナで…」

2020-04-01 00:09:00 | その他







志村けんさんがコロナにより亡くなられたニュースが昨日の朝入りました
志村けんさんが感染したと聞いた時、コロナウィルスの象徴的な存在になるかと感じました
もし完治して元気に記者会見したら初めて目に見えて完治した人を目の当たりにして大きな希望になったろうし、もし亡くなる事になろうもんならコロナの恐怖をこれまた目の当たりにする事になり暗雲か立ち込めたかも知れない
そして結果は最悪の事になりました
初めて目に見えて知ってる人がコロナの犠牲になった事でコロナに対する意識がさらに真剣になって行くのかな
そうならないと行けない

"全員集合"世代に取ってはショックです
荒井注さんから志村けんさんに変わったぐらいから全員集合見出したが、東村山音頭はマネしたもんでしたよ
全員集合を見ないと月曜の学校の話題に乗り遅れると言う昭和の小学生でした

土曜の夜は全員集合見て、土曜洋画劇場またはウィークエンダー見て、セイコードラマシアターの海外ドラマを見て銭湯行って寝る…
週末のルーティンでした
 志村けんさんのピンの番組はまともには見た事ないんですが、亡くなられるとやはり損失感が大きいですね
私の中では全員集合の志村けんさんです

子供の頃から楽しませてくれてありがとうございました
ご冥福をお祈りします